“立春”《襍観・/・凡声19-1》

春らしい花姿 春らしい花姿
寒い・・・でも熱く語ろう!! 寒い・・・でも熱く語ろう!!

《時節・_・襍感⇔“静謐な世情”》
立春 (りっしゅん) 、春の気たつを以て也(暦便覧)この日から立夏の前日までが春。
まだ寒い日々だが日脚は徐々に伸び、暖かくなりつつあり、梅や桜が咲き始める頃。
“静謐な世情”とは、静かで落ち着いている樣、“深夜、書斎に過ごす如きか”。
世の中が穏やかに治まって欲しいが故に、こんな難しい表現を若者に言いたい。
静謐(せいひつ)・・・漢字文化なる語感・響きを感じるのである。
「このひとときのみ静謐であれと念じながらふたりひっそりかー 太宰治(秋風記)」
*     *     *     *     *
国会が始まり諸問題の施策対応が、議論され国民に提示される、って思いたいが!?!
傍観するに、やっぱり!!野党は本質的な真摯な「議論」をするように見えない。
近隣諸国との外交問題、特に北朝鮮による拉致被害者救出問題は、火急の問題だ。
自衛隊問題等々、韓国との諸問題。おまけに沖縄の問題も、今年は大変だ。
変革の時、樹は熟しつつある。政情もさることながら、カメラの世界も変革の時。
2019年に期待したいことが、沢山有るが、個人としてできることはなんだろう??
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“小さな花6”《森羅・/・万象19-16》

ミチタネツケバナ(路種浸け花)... ミチタネツケバナ(路種浸け花)    アブラナ科(Brassicaceae /Crucifera)
学名:Cardamine flexuosa, Cardamine hirsuta L.

《時節・_・襍感⇔里山の小さい花”》
ミチタネツケバナ(路種浸け花);.
日本の在来種タネツケバナ、オオバタネツケバナ の仲間だが、ミチタネツケバナはヨーロッパ原産の帰化植物。
種子の入った長いサヤ(果実)が、花より上に斜上して伸びている。
種浸け花は田圃等の湿った場所に生え、路種浸け花は畑や道路脇の乾いた所に生え名前の由来である。
茎は普通、直立し、下部には下向きの毛があるが、上部には毛がないのが普通。
茎の上部には葉が少なく、下部に集まってつき、果期にも根生葉が残る。
葉は、羽状深裂し小葉は普通4~7対つき広惰円形で頂小葉が最も大きい。、葉柄や葉裏に粗毛がある。
花は白色の4弁花。花弁の長さ2.5~4.5㎜、幅0.5~1.1㎜と小さな花である。
雄蕊は、普通4個まれに5~6個。花柱は長さ0.1~0.6㎜。萼片は4個、長さ1.5~2.5㎜、幅 0.3~0.7㎜。
果実は長さ1.5~2.5㎝、幅 1~1.4㎜。果実の中の隔壁を挟んで種子が並らんでいる。
種子は淡黄緑色、長さ約1mmで熟しても黒くならない。小さくも力強く咲き始めていた。
*     *     *     *     *
肉眼では、仔細に観察できない程に小さな花達。沢山あって楽しい。
だが、似ているが微妙に異なった姿・形で違う種類なんて言う草花達。
ミチタネツケバナとタネツケバナの見分けも結構難儀である。
よく見かける仏の座とヒメオドリコソウも見間違えてしまう事、しばしば。
記録・・・撮影しておくと気付けるのでしっかり撮影している!?!
デジカメに成ってからそんな記憶・勘違いが少なくなった。
反面、保存量が増え、HDDも増え、おまけにPCも強固にアップ。
その割には、技工は落ちるばかりで・・・なんともはやである。     
「泉の森2019・1・28」
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“黄色い花”《森羅・/・万象19-15》

ヒメリュウキンカ(姫立金花) ... ヒメリュウキンカ(姫立金花) キンポウゲ科(Ranunculaceae)
学名:Ranunculus ficaria L.
別名: オウシュウキンポウゲ(欧州金鳳花)

《時節・_・襍感⇔自然発生したか??黄色い花”》
ヒメリュウキンカ(姫立金花) ;
園芸用に栽培されたが野生化し日本全国に分布。現在は、帰化植物に登録されている。
ヒメリュウキンカは、湿った草原や湖沼畔に見える、小型でキンポウゲの仲間。
水辺に咲くリュウキンカとよく似ているが、ヒメリュウキンカは、山地に咲く。
比較的長期間にわたり光沢のある小さい一重の黄色い花を咲かせ、基本は、一重咲き。
八重咲き等、個体変異も多い。葉形や葉の模様にも変化があり、多くの園芸種がある。
非常に丈夫な植物であることで園芸愛好家に親しまれている。
「2019/01/28・泉の森」

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“初春に観る種子と黄色い花”《森羅・/・万象19-14》

“初春に観る種子と黄色い花”《...
“初春に観る種子と黄色い花”《...

《時節・_・襍感⇔植栽された樹の種子と黄色い花”》
一昨日の昼間、今年はじめて雪がチラチラと舞った。この地ではめったに雪を見ないが。
今朝は、少し寒いが青い空が広がっている。心地良い(こんな寒さが好きだ)。
今の時期、里山では仲々野生花を見ることが出来ない。でも花芽が見れるのは楽しい。
しばらく前に造園的植物公園に散歩に出掛けた。其処は薔薇に力を入れてる植物公園である。
開園して未だ10年に届かない。地表の自然植生が徐々に出来上がって来てると映る。
植栽された低木、その一つに「芙蓉」があった。植栽構成(公園内の位置)として楽しみだ。
花が枯れた後の姿でもあるが、種子を包む殻が五つに割れ、中の小さな種は飛んで行く??
飛ぶと言っても空を舞うほどに軽いとは見えない。周辺に撒かれるって言う雰囲気だった。
芙蓉の果実が割れ、種子が飛ぶ風情を枯芙蓉と呼び冬の季語でもある。これぞ日本人の感性か。

芙蓉が植栽された所から北側、小丘に油菜(菜の花・菜種)畑が広がっていた。
今や観賞用として野菜にするハナナ(花菜)が主か。照明用の油としては栽培していないだろう。
菜種油としてのアブラナ(油菜)は、愛用する人はかなり居ると思う。
菜の花からの「蜜」も結構人気がある。一口に菜の花といっても、数百種もある。
蜜も種類によって色々で微妙に異なる。蜜蜂が好むものと好まないものもある。
多用される菜の花、春を感じさせてくれる花だ(訪問時は曇り、何処となく柔らかく映った)。
「2019/01/20・花菜ガーデン」

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“小さな花5”《森羅・/・万象19-13》

“小さな花5”《森羅・/・万象...

《時節・_・襍感⇔道端の小さい花”》
ヒメウズ(姫烏頭)が咲き出した。昨年より2週間以上も早く姿を見せた。
5~6mmの花達は、寒さを押しのけるかのように下向きだが楚々と開花しはじめた。
当然、茎も細い。そこに見る軟毛が力強く、葉でバランスをとっているようでもある。
(姫烏頭)って小さなトリカブト(鳥兜)という意味らしいが、鳥兜とは全く雰囲気が違う。
ヒメウズ(姫烏頭)は漢方では「天葵」と呼び解熱や利尿剤として用いられている由。
漢名では、老鼠屎とも云われネズミの糞を意味する。埼玉県では、絶滅危惧ⅠA類(CR)。
根にアルカロイドを含む。してみると鳥兜同様、有毒。花言葉は不変、志操堅固だとか!!
「2019/01/25居所付近」

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“小さな花3+1”《森羅・/・万象19-12》

“小さな花3+1”《森羅・/・...
“小さな花3+1”《森羅・/・...

《時節・_・襍感⇔庭の小さい花”》
庭の野草も姿を見せ始めた。庭の面積に合わせるかの様に小さい花達。
近寄っても鮮明には分からない。ルーペで確認・観察した。
ツタバウンラン(蔦葉海蘭)、この季節には貴重な可愛い花である。
以前、ブログルに記したことがある。普通は、春先から咲き始めるツタバウンラン。
今見られるって、生命力の強い花か。この庭では、霜は余り見られない。
それ故か、柔らかい陽差しでも花姿が見れるのだろうか!?!
蔦葉海蘭・・蘭に似た海辺の花、葉がツタ(蔦)に似ている。
暖かくなると新芽を伸ばし茎は細長い糸状で地上を這って広がる。
芽生えの若苗では、葉形が丸く切れ込みが非常に浅いが、次第に掌状の形になる。
細い花茎を伸ばし1cmにみたない淡紫色の花姿、スミレ(菫)のようで可憐だ。
「2019/01/23自宅」
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“公園の園芸種《花》”《森羅・/・万象19-11》

ボタンイチゲ(牡丹一華)   ... ボタンイチゲ(牡丹一華)    キンポウゲ科(Ranunculaceae)
学名:Anemone coronaria L.
別名: アネモネ、ベニバナオキナグサ(紅花翁草)
《時節・_・襍感⇔花壇に見た一輪花”》
ボタンイチゲ(牡丹一華)と思しき花!?!
ボタンイチゲなんて余り聞き慣れない名、流通名のアネモネが一般的か。
根茎があり球形~扁球形の塊茎を作る。葉は、すべて根生し2~3回出複葉。
花茎は直立し高さ20~40?。苞は葉状、3~4個、輪生し総苞状になり深裂する。
花は上向きに一つ咲く。放射相称か直径3~8?、青色等々、雄蕊、雌蕊群は黒っぽい。
花弁は、無く萼片が花弁状で6~8個。画像は、コロナリア品種か!?!
花壇の中に1茎だけ姿を見せていた。春を呼ぶにふさわしい色合いだった。
「2019/01/20・花菜ガーデン」

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“小さな(樹)花3”《森羅・/・万象19-10》

ユキヤナギ(雪柳) バラ科(R... ユキヤナギ(雪柳) バラ科(Rosaceae)
学名:Spiraea thunbergii
英名:breath of spring spirea
別名:コゴメヤナギ(小米柳)、コゴメバナ(小米花))、コゴメザクラ(小米桜)

《時節・_・襍感⇔見過ごすほどに小さい花3”》
ユキヤナギ(雪柳);
和名の由来は葉が柳に似て、花が雪のように白く見えるから。
白く咲きそして密集している樹花。柳と名ずくもバラ科の植物。
雪が降ったように小さな白い花をいっぱい付けるのだが。。。?
樹高1~2m位で枝先は垂れ下がり樹皮は暗灰色。若い枝は褐色で縦にすじがある。
葉は互生。葉身は長さ2~4.5cmの狭披針形。先端はとがり基部は楔形。縁は鋭い鋸歯。
葉柄はほとんどなくあってもい1~2?。前年枝に散形花序を多数つける。
花序には直径約8mmの白い花が2~7個ずつつく。花弁は5個、長さ3mm位の円形か広倒卵形。
雄蕊は20個位、雌蕊1個、雄蕊と雌蕊の間に黄色の蜜腺がある。萼は無毛で萼片は卵状三角形。
普通、花期は3~4月。雪が垂れ下がっているようにかたまって咲く姿はみごとである。
ぽつんと咲く一輪は、何とも可愛らしい。春爛漫の先駆けと言える姿だ。
「2019/01/20・花菜ガーデン」

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“野草として残したい花”《森羅・/・万象19-09》

“野草として残したい花”《森羅...

《時節・_・襍感⇔春を想わせる花”》
サクラソウの花を見た。鉢植えにされたものだ。
大和市ふれあいの森の一角にあるグリーンアップセンタ-で。
サクラソウについて昨年もブログルに記したので仔細は略す。
昨年見たよりも10日程早く花を見せてくれた。
単に早くなっているだけか、気候のせいかは分からない!?!
かつては、何処でも見られた野草が、今や鉢植え、少々寂しさを覚える。
それはさておき、早咲きの河津桜は、未だ小さな蕾み状態。
樹々の営みも楽しみだが、野草の営みも楽しい。
鉢植えであるが、元は野草だ。草花が先に咲き、次に樹々が花を見せる。
地表から徐々に咲き上がる。これも自然の摂理か。。。!
“桜”という名前、春を想わせる花だ。
「2019/01/18・大和市グリーンアップセンタ-」

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“道端の小さな花2”《森羅・/・万象19-08》

キュウリグサ(胡瓜草) ムラサ... キュウリグサ(胡瓜草) ムラサキ科(Boraginaceae)
学名:Trigonotis peduncularis (Trevis.) Benth. ex Baker et S. Moore
別名: タビラコ

《時節・_・襍感⇔見過ごすほどに小さい花2”》
キュウリグサ(胡瓜草);
葉をもむとキュウリのような匂いがする。3~5mmと小さな花なので見逃してしまう。
茎高15~30cm位。下部の葉は長い柄があるが、上部の葉には柄がない。葉は、1~3cmの卵円形。
茎の先にサソリ形花序をだし、直径約2mm位の淡青紫色の花を次々に咲かせる。
良く似た仲間にハナイバナがあるが、この花は花が葉と葉の間に付く。
又、園芸種の勿忘草(ムラサキ科)もよく似ている。
区別は、キュウリグサ は花が咲いているところから先の巻いているところまでが離れて長い。
対してワスレナグサは咲いているところからすぐ巻いている。
「2019/01/14・泉の森」

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