“里山の今・・・控えめな野の花!!”《森羅・/・万象19-40》

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ギシギシ(羊蹄) タデ科(Po... ギシギシ(羊蹄) タデ科(Polygonaceae) 
学名:Rumex japonicus
「羊蹄」と書いて「ギシギシ」と読む。穂を擦ると「ギシギシ」と音がすると言う説があり。
春から秋まで花を咲かせ、大型で成長力の強い野草(茎高60〜100cm)。
近似のナガバギシギシは葉縁が細かく波打つ。
アレチギシギシ、エゾノギシギシやコギシギシは果実の形で違いがある。

《時節・_・襍感⇔“観察の花々2^^)!?!”》
植物相と言う意味で俗に云われる「雑草」とて野草に変わりない。
それ以上に雑草と言われる野草に実益がある^^)。自然界は公平か!!
道端や公園のすみっこに生えてる『ギシギシ』も役立つ野草だ。
この草の茎って酸っぱい、子供達が、噛んで見たりして遊んだ、と資料にあった。
根っこは朝鮮人参のようで、実は『羊蹄(ようてい)』という漢方薬。
根っこの汁は皮膚病に効き、やさしい下剤としても使われた由。
太い根を掘り集め、洗って小さく刻むと断面はキレイな黄色。
これをコトコト煮てそのまま染めると鮮やかな黄色に染まり、灰汁を通すと橙色。
鉄媒染すると渋いグレイに染まる。科学では出せない深~い神秘的な色になる。
絹糸の光沢と染め色で銀色に輝く。雑草等と言えまい。なんと“上品”な色香。
「2019/05/06泉の森」


#ブログ #植物

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