《時節・_・襍感⇔“観光地・・でも静かに感じた瞬間、癒やし!?!”》
「令和」僕自身も新たな感覚でスタート。ライフワークも仕切りなおし。
だが世間では、機に乗じてお祭り騒ぎ、如何なものか??
ちょっと前、春爛漫・新緑の観光・保養地、箱根へと久し振りに出掛けた。
車で箱根湯元のバスターミナルを通った時・・“おぉ~~!!と驚いた”。
昨年は、東洋人観光客が多かった。が、先日は西欧人が何と多くみえた事か。
今年になって出掛けた伊豆、東北日本海側の寒村でも欧米人を見かけた!!
少々辺鄙でも見応えあってじっくりと回る。異文化を楽しんでいる西欧人。
日本の隅々まで紹介されるネット、日本各地の特有な文化を僕自身も新たに知った。
見慣れた景色に無感覚になっていたが、来訪外人には新鮮であり感動をももたらす。
昔、ドナウ川の源泉からオーバードナウを旅した。その時の事を思い出した。
観光地であり西欧人憩いの場・保養の地、而してボイロン大修道院もあったりと。
箱根の地は、温泉としてだけではなく、首都圏の芸術文化の聖地的な場でもある。
郊外・緑の保養所である。同様なことを異国からの来訪者も感じているだろう。
箱根の有名な「躑躅」を見に出掛けたのだが、人気スポットは、今回は避けた。
躑躅見物の前に箱根美術館を訪ねた。無料駐車場があるのも嬉しい!?!
苔・竹庭園と日本の陶器や縄文火焔土器・埴輪像・瀬戸や備前の大壷等も観れる。
日本庭園の苔・竹は、まさしく伝統的日本庭園。静かな佇まい、心地よかった。
そこから久し振りにケーブルカーで下り、登山電車に乗り換え次の庭園に向かう。
電車は、彫刻の森美術館内を横切り、野外展示物も垣間見れる(これで充分!!)。
小涌谷駅で下車、目的の蓬莱園目指して坂道を登って行くが通行人がいない??
「躑躅庭園」と各所で紹介されているのに(行き方、歩く距離が長いからか!?!)。
蓬莱園は、駐車場が無い。それ故に訪問者が少ないのか??庭園に着いても人影無し。
躑躅で埋め尽くされてはいないが、手入れの行き届いた立派な庭園であった。
目の前の花々が咲き卒えると梅雨もまじかとなるか。紫陽花の季節到来である。
鬱陶しい季節も楽しみたい。そんな心の余裕をもって日々を送りたく思うのだ。
紫陽花には、格別の思い入れもある。そして自然交配した新種の野生紫陽花を知った。
この紫陽花達を観察し始め数年をもつ。昨年は、現地を見て回れなかったが。
今年は、時間は取れるのだが体調がいまひとつ冴えなくて(老化か)。。。!
おまけに写真撮影も酷いものになってきた。奮起して頑張らねば!?!
花々を見て蓬莱園を去ろうとした時、ロマンスグレイの米国人といきあった。
アングロサクソン系のご夫婦とお見受けした。行き会った最初の人が異国人。
大昔のオーバードナウ沿いの田舎町での事を思い出し、楽しい気分でいた。
行き会った場所(道)を直進すべきが左に曲がってしまい、二駅分、歩くはめに。
おかげで、その日の宿は心地よかった。小さな宿の温泉は、独り占めだったし!!
とりわけ夕食は、おいしくいただけた。翌日は、大雨で早々に帰宅の途についた。
この花鑑賞散歩、事象と人間性を思う良い機会であった。
令和時代は、日本の姿勢、立ち位置を真摯に検討する期である、市井人としても。
「2019/05/13箱根」