《眼福(151)“「集(あづ)真(さ)藍(あい)」(7)!?!”❖21-186❖》

紫陽花苑で最初に見えたのが”ア... 紫陽花苑で最初に見えたのが”アナベルの若い花”


萼紫陽花の中には、2m位の高さ... 萼紫陽花の中には、2m位の高さのものがあった。
《眼福(151)“「集(あづ)...
《眼福(151)“「集(あづ)...
以上3画像は、典型的な萼紫陽花... 以上3画像は、典型的な萼紫陽花。
萼紫陽花の園芸種、墨田の花火。 萼紫陽花の園芸種、墨田の花火。
西洋紫陽花。... 西洋紫陽花。


山紫陽花系、紅(クレナイ)。... 山紫陽花系、紅(クレナイ)。


柏葉紫陽花。満開までは少し時間... 柏葉紫陽花。満開までは少し時間がかかる(当時)。
これ等の他にも色々な種類が蕾を持っていた。




《俣野別邸庭園・紫陽花記”❖2021/05/22❖》
今年の紫陽花巡りの第一弾、俣野別邸庭園内、紫陽花苑。
植栽された紫陽花群だが、立派に生育していた。

*       *       * 

以下は、紫陽花について;
アナベル(アメリカノリノキ) アジサイ科(Hydrangeaceae)
学名:Hydrangea arborescens cv. annabelle
アナベルは、原種アメリカノリノキ”arborescens”の園芸品種。
世界中で栽培されている耐寒性の品種。葉は、長さ8~18㎝の卵形。
花は白色の装飾花のみで散房花序に多数つき、花序径は20~30 cm。

ガクアジサイ(額紫陽花)       アジサイ科(Hydrangeaceae)
学名:Hydrangea macrophylla
Hydrangea macrophylla (Thunb.) Ser. form. normalis (E.H.Wilson) H.Hara
別名: ハマアジサイ(浜紫陽花)
小さな粒のような花の周りに、装飾花と呼ばれる萼が額縁のように見え、ガクアジサイと名付いた。
大きな花弁のような装飾花だが、本物の花は中央にある両性花と呼ばれる部分。
4~6mmと小さく近寄らないと解らないが、4、5枚の花弁と雄蕊雌蕊がある。
栽培種のアジサイの原種で日本各地の海岸沿いの林内や林緑に自生する落葉低木。
葉は対生し濃緑色で光沢があり、葉身は10㎝位の楕円形で先が尖り縁に鋸歯がある。
装飾花は色や形に変化に富む。アジサイの母種。
ガクアジサイ Hydrangea macrophylla form. normalis は、
房総半島、三浦半島、和歌山県神島、四国(足摺岬)に自生する。

アジサイ(紫陽花)       アジサイ科(Hydrangeaceae)
学名:Hydrangea macrophylla form. macrophylla
Hydrangea macrophylla (Thunberg) Seringe form. macrophylla(狭義)
別名:ホンアジサイ
アジサイとは、日本に自生するガクアジサイ Hydrangea macrophylla form. normalis を
原種とする栽培品種。狭義には古くから日本で栽培されている装飾花だけの花を指す。
これに対しヨーロッパでの改良品種をセイヨウアジサイ form. hortensia と分類している。
広義にはガクアジサイやセイヨウアジサイや新しい品種を含め
アジサイ(Hydrangea macrophylla) と称し、数百品種がある。
更には、セイヨウアジサイ Hydrangea macrophylla form. hortensia は、
ヨーロッパで品種改良されたアジサイとして園芸品種が多数ある。
アジサイ 属は日本に自生するガクアジサイを原種とする栽培品種であり、
狭義には古くから日本で栽培されている装飾花だけの花(テマリ咲き)を指す。
学名はHydrangea macrophylla form. macrophylla。
対しヨーロッパでの改良品種をセイヨウアジサイ form. hortensia と分類する。
Hydrangea macrophyllaは、萼紫陽花やセイヨウ紫陽花等、栽培種の総称。
アジサイは、広義にはアジサイ属の園芸品種の総称でもある。
山紫陽花やアメリカノリノキの園芸品種なども含められており、2000種以上もある。
とくにヤマアジサイはエゾアジサイ、アマチャ、ベニガク、シチダンカなどの変種が多く、
アジサイやコガクウツギなどとの自然交雑種も多い。
ジョウザンアジサイやカラコテンギ等を交配したニューアジサイと呼ばれる品種もある。
狭義のアジサイ(ガクアジサイのテマリ咲き)
散房花序は萼片の大きな装飾花だけからなり、普通、幅8~25㎝。
花は萼片が白色、青色、紫色、赤色、普通4個(3~5個)。
花弁は4個、長さ約3㎜。雄蕊は普通8個。種子はほとんどできない。
原種に近いものは葉が厚く、三角状鋸歯。雄蕊が明瞭。

ヤマアジサイ Hydrangea serrata var. serrata は本州(関東地方以西)、四国、九州に分布。
山林内のやや湿ったところに群生する。葉は先が長く尖る。花弁5個、雄蕊10個。
 ベニガク Hydrangea serrata var. japonica は日本で江戸時代から栽培されている栽培種。
葉はヤマアジサイに似る。花は装飾花が白色から次第に紅色に変わり、萼片に鋸歯がある。
 アマチャHydrangea serrata var. thunbergiiの特徴。
装飾花の萼片が円形に近く、先が丸く、萼片が重なり合う。

カシワバアジサイ(柏葉紫陽花)アジサイ科(Hydrangeaceae)
学名:Hydrangea quercifolia W.Bartram
北アメリカ原産の栽培種、秋に紅葉する。園芸品種が多数ある。
Snowflake種は日本でよく植えられている八重花の品種。
Snow Queenは一重花の花が大きく、密につき、秋になると葉が赤く紅葉する。
原産地での高さは2~3m、大きいものは高さ8m近くになり、
地下に走出枝を伸ばし群生する。
葉は対生し3~7個の尖った裂片があり、大きいものは柏状の葉形になる。
これが和名の由来。葉表は暗緑色っぽい。葉は秋に黄色~赤色に紅葉する。
枝先に円錐花序を上向きに出し、花を多数つける。花は初期は緑色を帯び、乳白色。
徐々にに紫色を帯び、タン色~赤さび色に退色して冬まで残る。
原種は外側に装飾花を多数つけ内側に両性花がつくが、園芸品種は装飾花だけが多い。

ノリウツギ Hydrangea paniculata も栽培され、園芸品種が多数ある。
葉に切れ込みはない。
円錐花序に装飾花だけがつき、柏葉紫陽花に花序が似ているのがピラミッドアジサイ。
'Grandiflora'= form. grandiflora は装飾花だけの品種、ミナヅキ(ノリアジサイ) と言われる。

「令和参年(皇紀2681年)7月4日、記」





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《囈(25)“「集(あづ)真(さ)藍(あい)」(6)!?!”❖21-185❖》

見事な変異・・・萼紫陽花。今年... 見事な変異・・・萼紫陽花。今年は、株ごと消えていた。移植されたのなら良いが??
この紫陽花、脇道道路拡張でなくなっていた。残念だ。
《“環境の変化!?!”❖2021/06/09❖》
伊豆半島の野生紫陽花を探し始めて10年余りになる。
野生化=野放図・・・手入れされていない紫陽花達。
それ故か、背は、高い・・・ばかでかい花も見える。
そして微妙に変化してる姿も見てきた。だから毎年見たくなる。
今年も楽しみに出掛けて。。そこで感じたことは、環境の変化??
伊豆半島には、あちこちに大型の”風車”が設置されている。
小高い所に設置されるのが普通だ。その現場までの自然環境は?
今年の紫陽花めぐりで、南伊豆走雲峡の環境悪化を垣間みた。
走雲峡の各所・沢沿いで堰堤作りをしているのに驚く!!
察かに”風車”を設置する為に無謀な道を作った事後処理だろう。
土地開発をしたり、安易な工作物を設置する事の悪影響を観た。
断言はできないが、開発・設置等が、環境悪化になっているのでは??
案の定、道端を飾っていた、貴重な紫陽花が伐採されていた。
たかが紫陽花というなかれ。慎重な開発をしないと・・・!
自然との共存、余地を残す大切さをしみじみ思う。

よく通っている、熱海の135号線で、大規模な土砂災害が起こった。
被災された方々、お見舞い申し上げます。よく通る所、ショックだ。
軽々なことは言えないが、昨今の水災害、人災でもあると思う。
「令和参年(皇紀2681年)7月3日、記」



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《囈(23+1)“舌感!?!”❖21-184❖》

漢字 「瘡魚」、「笠子」。 「... 漢字 「瘡魚」、「笠子」。 「かさご」は、別名「あんぽんたん」と呼ばれる!?!
浅い岩礁域で普通に釣れる魚だが、まとまってとれないので市場では超高級魚。
この魚を”唐揚げ”で出してくれた宿、色々なキンメダイ料理にまじって、美味だった。
唐揚げ、小振りのものを二度揚げしていた。香ばしくカラッと適度にしまり甘味があった。
南伊豆下賀茂温泉・石花海別邸 かぎやの夕食の一部。
南伊豆下賀茂温泉・石花海別邸 ... 南伊豆下賀茂温泉・石花海別邸 かぎやの夕食の一部。デザートも美味だった。





《囈(23+1)“舌感!?!”...
東伊豆北川温泉・吉祥CAREN... 東伊豆北川温泉・吉祥CAREN到着時のおもてなし・・パンケーキ。美味。
吉祥CARENの夕食の一部。東... 吉祥CARENの夕食の一部。東伊豆の名産品・わさび!!
洋食だが・・・わさび、サメ皮のおろしで好みの味を創る。
生わさびをおろして、ナイフでたたき辛味を整える。甘くさえ感じる!!
《“南伊豆・・東伊豆にての美食感!?!”❖2021/06/09・10❖》
伊豆半島・・野草・自生紫陽花を追いかけて毎年、必死に観察めぐりをしてきた。
この10年あまりでも自然環境の変異、植物を通して見てとれる。感じ取れた。
植物観察が、一段落してみると余録を考えるようになって・・・さて!?!
伊豆半島を一日で周る、紫陽花観察も同時にって無理。時間を作って。。。!
本来なら3泊したいところだが、2泊で巡ってきた。そこで重要なのが宿。
沢山の宿に泊まってきたが、紫陽花行脚の宿として辿り着いた感を今年もった。
南伊豆で1泊・・・東伊豆で1泊。好みの宿(好みの味)が見つかったきがする。
「令和参年(皇紀2681年)7月02日、記」







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《叛逆のろれつ“コロナ禍=隣国!?!”❖21-183❖》

千手観音菩薩・・・眼光に心した... 千手観音菩薩・・・眼光に心したい。合掌!!
《時節感慨・・隣国・中国を思う。。。!》
自民党や公明党、立憲民主党等の有力政治家が、信じがたい事柄を表明した!!
中国共産党の創建100年を祝い、メッセージを送ったというのだ。
民主主義国家を標榜する国の政党、政治家の行動としてあっては成らないことではないか?
自民党の二階俊博幹事長、公明党の山口那津男代表、立民の枝野幸男代表、
社民党の福島瑞穂党首、おまけに立民の小沢一郎衆院議員、河野洋平元衆院議長。
自民、公明、立民は、中国側から要請があったため儀礼的に送ったと説明している。
だが、中国は、独裁政党、自由や民主主義を求める人々を弾圧しているではないか。
それを“国際秩序の攪乱者”と中国共産党を批判している西欧社会・メディアの存在。
そんな中で、安易に中国共産党の歩みを称(たた)える、祝意を表明した面々。
二階、山口、枝野各氏等の見識に失望を禁じ得ない。驚き以上に政治家不信!!
“隣国としての儀礼的なメッセージ”とする説明する感覚に、悍ましさを感じる。
新疆ウイグル自治区や香港などでの深刻な人権侵害を日本人として如何に思っているか?
而して、尖閣諸島を強奪しようと、更には台湾を威嚇、南シナ海までも領土としようと!?!
今の香港報道に接しながら・・・”儀礼的に送った”絶句、としか言いようがない。
国際法など完全に無視して独自理論を展開している覇権主義国家だろう今の中国は?
中国伝来の日本仏教の進展で今の日本があるが、日本独特の思想進化もある。
今の中国にない”和の文化”、僕たちは、真摯に考えてみるべきではないか。。。!
「令和参年(皇紀2681年)7月1日、記」



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《囈(23)“2021年6月!?!”❖21-182❖》

オリヅルラン(折鶴蘭) キジカ... オリヅルラン(折鶴蘭) キジカクシ科(Asparagaceae)
学名:Chlorophytum comosum(Thunb.) Jacques
別名: ナカフオリヅルラン(中斑折鶴蘭)
ソトフオリヅルラン(外斑折鶴蘭)
学名:Chlorophytum comosum ' Variegatum'
《“東伊豆・北川にて!?!”❖2021/06/09❖》
オリヅルラン(折鶴蘭)=ナカフオリヅルラン(中斑折鶴蘭)、
ソトフオリヅルラン(外斑折鶴蘭) ;
オリヅルランは、観賞用の園芸種。普通、白色の斑入り品種が栽培されている。
茎高1m以下。根茎は傾伏(初め、水平に広がり、その後上向きに育つ)。
根は肉質、両端が狭くなり(紡錘形)、直径10㎜以下。乾燥に強いが、寒さに弱い。
線形の葉が根出状に生え、緑色で柔らかく伸び先端は尖り艶はない。
細長い花径を数本のばし途中や先に白い小さい6弁花を1つずつつける。
雄蕊6本。花弁は長円形、長さ10㎜以下で反曲する。
品種の代表各は、 'Variegatum'(ソトフオリヅルラン) , 'Vittatum'(ナカフオリヅルラン) 。
*       *       *        *        *
今年の6月は、“コロナ”問題に振り回されたのだが、危険度の詳細は未発表???
感情的な危険を強調、煽動し、真摯な感染内容が伝わって来ない。。。!
行動は個々人の責任、と例年通り、野生紫陽花を見に伊豆半島へ出掛けた。
野生紫陽花は、大方は元気だったが環境整備で姿を消した株があったのは残念。
一方、日本固有種の紫陽花を栽培してる植物園に出会えたことは幸いであった。
又、観光地と言うより保養地と感じた宿の庭で見た折鶴蘭、素朴で気に入った花。
「令和参年(皇紀2681年)6月30日、記」



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《眼福(150)“天神原植物園(6)!?!”❖21-181❖》

特定できない花。葉の形が独特で... 特定できない花。葉の形が独特で面白い!!
《“不明の植物!?!”❖2021/06/09❖》
ササユリの里“天神原植物園”は、南伊豆天神原高原の中に位置する。
この植物園は、日本の固有植物を植栽していると紹介されている。
訪れて驚いたのは、春~初夏の植物、紫陽花とササユリのコラボが見られた事。
ササユリは、咲き始めで数も少なかったが、手鞠紫陽花の群落は、凄いの一言だった。
そんな中、散策を始め、夢中で寫眞を撮って居たのだが・・・!!
後で画像を整理していると、見慣れない葉を見つけた。
形からすると、「ハカマカズラ (袴葛)」バウヒニア(ハカマカズラ)属の植物か??
花は、蕾状態で花の形等は、分からない。
葉の形が羊のひづめに似ているので「ヨウテイボク(羊蹄木)」という名もある。
(Bauhinia japonica:バウヒニア・ジャポニカ) 日本では何所で自生しているのだろうか??
植物園管理者に聞けば良いのだが、来年再訪して確認してみたい。
心惹かれる、植物園。楽しみが一つ増えた。
「令和参年(皇紀2681年)6月29日、記」



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《眼福(145)“ササユリの里・天神原植物園!?!”❖21-175❖》

《眼福(145)“ササユリの里...
笹百合は、未だ少数の開花だった... 笹百合は、未だ少数の開花だったが、園入り口下のブルーの手鞠紫陽花は、圧巻だった!!
《眼福(145)“ササユリの里...
《眼福(145)“ササユリの里...
ササユリ(笹百合) ユリ科(L... ササユリ(笹百合) ユリ科(Liliaceae)
学名:Lilium japonicum Thunb.
別名: サユリ(早百合)
《“日本固有種植物(1)”❖2021/06/09❖》
ササユリ(笹百合);
清楚なピンクの花、栽培を試みるも中々難しい。東斜面の明るい日陰林、酸性の土壌。
限られた条件でしか育たない“ササユリ”。名前は葉が笹に似ているからに由。
(日本固有在来種百合は、西日本ではササユリ、東日本ではヤマユリが代表する。
花の時期が他のユリより早いことから、ササユリを別名、早百合ともいわれる。
香りが強く、花の色が薄いピンク色で、愛らしい。静岡県~新潟県が自生地の北限か。
(近畿地方以北の山百合は、花が大きく中脈に沿って黄班が入り赤褐色の斑点が多い。)
茎高は、50~100cm。茎は細くて直立するが、上部が弓形になることもある。
葉は互生し、長さ8~15センチの披針形でやや厚く、 笹の葉に似ている。
茎先に長さ10~15センチのラッパ形で、 淡紅色の花を1個~数個横向きに咲かせる。
花冠は6裂して反り返り、葯は赤褐色で、花に強い芳香がある。 雄蕊6本、雌蕊は1本。
花は1個が多いが、数個咲くこともある。 倒卵形の蒴果、扁平で周の翼ある種子が風で飛ぶ。
種子は翌々年の春に発芽するが、その年は根生葉だけでまだ茎がない。
種子からだと、花が咲くまでに7年以上かかる。 何年かするとその場所の株は枯れる。
ササユリは、とても美しい花で盗掘をされることが多く、近年はめっきり自生地が減少してる。
ササユリ(笹百合)の鱗茎(地下部)は「百合(ひゃくごう)」と呼ばれ、生薬として使われてきた。
ササユリの花言葉「上品」、淡いピンク色で少し俯き加減に咲かせる姿は、當に上品。
立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花という言葉、美人の代名詞とも言える花言葉。
ササユリ(笹百合)の種類には、自生地の名前や、葉の特徴で名前が付けられた。
日向笹百合;宮崎県に分布。やや濃いピンクの花を咲かせ草丈が低め。
神領百合;徳島県神山町神領村に自生。濃いピンクの花を咲かせる。
花は同種の中で最も小さく、葉に白い縁取りが入る特徴がある。
伊島笹百合;徳島県伊島に自生。葉の幅が広いのが特徴。
フクリンササユリ;高知県と愛媛県で自生。葉が白く縁取られている。
ヒロハササユリ;長野県、新潟県、山口県に自生。葉が長くて厚みがある。
*        *        *
上記のような特徴等で真の自生地に出会ったことがない。関東人だから仕方ないか??
自生地ではないと思うが、見事に笹百合を栽培されておられる方がみえる、と聞いていた。
伊豆半島・・・紫陽花行脚にあけくれ・・全力注視でその植物園は、素通りだった。
今年は、植物観察ハンター??の師匠に案内・・導かれて訪れた。
先入観とは恐ろしい。訪問して園の素晴らしさに畏敬の念を持った。
対して、己の寫眞の酷さに落胆!!!
「令和参年(皇紀2681年)6月23日、記」

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《眼福(144)“地味な花!!”❖21-174❖》

《眼福(144)“地味な花!!...
《眼福(144)“地味な花!!...
クララ(眩草)    マメ科(... クララ(眩草)    マメ科( Fabaceae/Leguminosae)
学名:Sophora flavescens Aiton
別名:マトリグサ、クサエンジュ
《 “つくば市内で見た花!?!”❖2018/06/22❖ 》
クララ(眩草);
日本国内では、昔から薬草として知られている。
漢方では根がニンジンに似、苦味が強いことからクジン(苦参)と呼ぶ由。
和名由来は、根をかむと目がくらむほどに苦く、眩草(くららぐさ)と言われてきた。
それを略してクララ。全草にアルカロイド(マトリン等)を含み有毒でもある。
茎は直立し1m以上にもなり分枝する。茎、葉裏、果実などに短い伏毛がある。
茎の基部は木質で葉は奇数羽状複葉、小葉が15~35個つく。小葉は長さ2~4㎝。
花は長さ20~25㎝の総状花序を出し、長さ約15㎜の淡黄色の蝶形花を多数付ける。
まれに赤みを帯びる花も見られる。雄蕊は10個、互いに離生する。
花が紫色の種があり、ムラサキクララ forma purpurascens (Makino) Sugimoto という。
「令和参年(皇紀2681年)6月22日、記」



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《眼福(143)“日本的風情!!”❖21-173❖》

《眼福(143)“日本的風情!...
《 “托鉢!?!” 》
この1年余り、新型コロナウイルス感染拡大に世界中が混迷している。
発症拡大の原点は、中国・武漢であることが明白になってきた。
日本の政治家の中には、中国に遠慮して多くを語らない人々が多い。
日中国交締結をした後にその感覚が増大してきた、と個人的には感じている。
“基本的人権”“民主主義”に乖離する事柄が、日本国内にも見られ憂える所だ。
“人権”“民主主義”この2点とは、なんぞや?? 長いこと思考哲理してきた。
物事にして“画一的貧化”は、論理を滅ぼす。”余地を残す事”が大切と確信。
この1年余りを思うと、中華思想(中国政府見解)の論理破綻が見えてきた。
我が国の周りには、儒教的感覚が蔓延している様に見える(私的にだが)。
世界中の場所場所でウイルス感染が拡大、ワクチン接種で予防措置を講じている。
我が国ではワクチン接種が遅れている。でも感染拡大は、比較的小さい??
*         *         *
我が国の政治世界(国会等)でよく耳にする表現に“国民は・・・”というのがある。
この表現には、誰かの印象操作を感じる。隠れた国民の意見が感じられない。
世論調査の手法は、調査者の意向が色濃くでてくる。
騒ぐだけ騒いで、その後の結果は、無視だ。つまりは、誘導尋問的と映る。
ごく一部からの情報に惑わされてはいけない、と思うようになった。
*         *         *
国民性って何だろう?? 潜在的感覚ってなんだろうと考えてきた。
的外れかも知れないが、禅宗等の修行の一つ“托鉢”を思うのだ。
仏教伝来経路の過程で今の中国の前身一部だった、宋から伝来した禅修行。
パーリ語のピンダパータ(piapāta・托鉢)、インドの修行者は托鉢によって食物を得た。
最初期仏教の比丘(びく)たちは、もっぱら托鉢によって食を得た。
が、のちに仏教信者からの「招待食(しょうたいじき)」も受けるようになった。
頭陀行者(ずだぎょうじゃ)たちは、あえて招待食を拒否し、托鉢食のみによった。
現在の日本でも托鉢は、雲水(うんすい・修行僧)たちにとって重要な修行の一つである。
托鉢(たくはつ)・・修行僧が街を無心に歩き布施(ふせ)喜捨(きしゃ)を受ける行為。
托鉢は、雲水の修行にとどまらず布施を呈する者に取っても修行とするものだ。
施を受けた時に唱える偈文に『施(せ)財(ざい)の偈』というものがある。
偈の中に「財法二施(ざいほうにせ)」がある。「財施(ざいせ)」と「法施(ほうせ)」とある。
財施者(檀信徒・一般人)にとって、自分の財産・金品・持ち物、所謂「浄財(じょうざい)」、
それらを手放す事、すなわち、執着(しゅうじゃく)を断つことも修行とされる。
「布施」の事を「喜捨」とも言う。見返りを求めず喜んで捨てる、功徳を積むことである。
法施をする僧侶にとっては「教え(法)を施す」布教の実践の場である。

托鉢は、衣食住に対する執着を捨て、生きて行くということを他人に委ねる修行でもある。
自分と相手、相乗効果を以っての行為、その思考の上に「和の精神」があるのか。。。!
道元禅師が示した坐禅、「無」の境地。更には、神仏混淆(神仏習合)なる宗教哲理。
現代社会にあって個人の家屋内に神仏混淆の様式が残っている。
「令和参年(皇紀2681年)6月21日、記」



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《眼福(142)“6月下旬の泉の森!?!”❖21-172❖》

《眼福(142)“6月下旬の泉...
《眼福(142)“6月下旬の泉...
タシロラン(田代蘭)     ... タシロラン(田代蘭)      ラン科(Orchidaceae)
学名:Epipogium roseum (D.Don) Lindl.
別名:タカトリラン
《“霊幻的腐生植物!?!”❖2021/06/20❖》
タシロラン(田代蘭) ;
どことなく遠目には貧相だが不思議な花、枯葉などに育つ菌類から栄養をとる腐生植物。
この植物、明治39年長崎で田代善太郎が発見、牧野富太郎博士により命名された。
常緑樹林内に生える葉緑素を持たない腐生植物で地下茎は浅く横に伸ばす。
楕円形の根塊から白黄色をした花茎は、チョット霊幻的、花も乳白色で益々。。。!
近日、都市開発で里山も減り絶滅危惧種に指定されている所も多いと聞く。
根茎は長さ1~5㎝、太さ0.5~2㎝の円筒状の卵形~楕円形、多数の節がある。
茎は中空で直径5㎜前後、円筒形で直立する。茎頂に総状花序を出し数個の花をつける。
花は、下部から開花する。苞は、紅紫色の斑点がある。

この植物、昭和32年(1957年)に横須賀市の鷹取山で発見され、タカトリランとも呼ばれた。
研究分析でタシロランと同種と判明。その後、自生地は、関東地方南部にとどまらず、
関東地方北部を越えて福島県でも見つかる。広がっているのか、元々あったのか!?!
環境省レッドリストでは準絶滅危惧(NT)だが、三浦半島では普通に見られるようになった。
平成29年(2017年)には、三浦半島の各所で林立する多数のタシロランが確認されている。
「令和参年(皇紀2681年)6月20日、記」



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