《眼福(117)“環境保全(8)!?!”❖21-139❖》

《眼福(117)“環境保全(8...
《眼福(117)“環境保全(8...
「藤沢えびねやまゆり園」は、こ... 「藤沢えびねやまゆり園」は、こじんまりとした野草園。野草・樹木・竹林の共存が見れる所。
《眼福(117)“環境保全(8...
この野草園、周辺環境も含めてこ... この野草園、周辺環境も含めてこの先、如何に変化していくか興味深々。

《5月の「藤沢えびねやまゆり園」(8)❖2021/5/8❖》
自然環境って川の流れ同様に一瞬一瞬で異なる。前年と今年では違う。
以前よりこの場所で育っていた在来種に加えて栽培種がそこで共存。
場所的特性!!整えるではなく、自然植生に基づき里山を再生して行く!!
自然・植生も活きている。外来種を排除するのではなく共存させ活かす。
画一的貧化という言葉がありますが、片寄ってしまうと全滅に至る!?!
園芸種は、人の手が加わったもの。里山と呼ばれる所も人の手が。。!
自然保護って外来物排除ではなく、その土地その土地潜在特性を活かす事。
試行錯誤でこの先、10年後の「藤沢えびねやまゆり園」の経過が楽しみだ。
「令和参年(皇紀2681年)5月18日、記」



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《眼福(113)“環境保全(3+1)!?!”❖21-135❖》

ニッコウキスゲ(日光黄菅) ツ... ニッコウキスゲ(日光黄菅) ツルボラン科 (Asphodelaceae)
学名:Hemerocallis middendorffii
別名: ゼンテイカ(禅庭花)
高原(大草原)の群落は、迫力あ... 高原(大草原)の群落は、迫力あるが、こじんまりした庭園的場も趣ある。
柵で園内外と仕切られているが、全体的で里山感がある。

《5月の「藤沢えびねやまゆり園」(5)❖2021/5/8❖》
ニッコウキスゲ(日光黄菅) ツルボラン科 (Asphodelaceae)
学名:Hemerocallis middendorffii
Hemerocallis middendorffii Trautv. et C.A.Mey. var. esculenta (Koidz.) Ohwi
Hemerocallis dumortieri Morr. var. esculenta (Koidz.) Kitam.
Hemerocallis esculenta Koidz.
別名: ゼンテイカ(禅庭花)
名前は花が黄色で、葉が カサスゲ の葉に似ることから。
日光国立公園の霧降高原、戦場ヶ原、尾瀬などに多い事で名前がついた由。
夏を代表する植物だが、奥蓼科霧ヶ峰(車山高原)は、群生数、密集度は日本一。
7月末に広大な高原全体が黄色一色の禅庭花で染まり魅せてくれる。
この花は、紆余曲折でススキノキ科(旧ユリ科)から分割された“APGⅣ(2016年)”。
ススキノキ科(Xanthorrhoeaceae)からツルボラン科 (Asphodelaceae) に改められた。
葉は長さ60㎝位、幅約2㎝。花茎高は、70㎝前後、花序は短縮し花が3~6個、密集して付く。
花柄は短柄。花弁は6個、長さ7~8㎝、橙黄色~濃黄色。朝開いて夕方にしぼむ。
学名はHemerocallis esculenta Koidz.[1925 小泉]、
Hemerocallis middendorffii Trautv. et C.A.Mey. var. esculenta (Koidz.) Ohwi [1949 大井]、
Hemerocallis dumortieri Morr. var. esculenta (Koidz.) Kitam.[1964 北村]
以上のように変遷があり、まだ統一されていない。
高原での大集落は、見応えがあるが、里山の狭い空間での禅庭花も趣がある。
「令和参年(皇紀2681年)5月14日、記」







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《眼福(110)“環境保全(1)!?!”❖21-132❖》

《眼福(110)“環境保全(1...
ガンゼキラン(岩石蘭) ラン科... ガンゼキラン(岩石蘭) ラン科(Orchidaceae)
学名:Phaius flavus






《5月の「藤沢えびねやまゆり園」(2)❖2021/5/8❖》
ガンゼキラン(岩石蘭);
日本の野生蘭の中でも実に艶やかで大きな花、遠目にはキエビネにも見える。
近づくと花の形が異なるのではっきりと分る。よく常緑広葉樹の林床に生える。
地際の茎が肥大して円錐体の球茎((球根のようなもので、バルブ)を作る。
古いものから順に並び、新しいものは3~5枚の葉をだす。
葉は長さ40cm、幅10cm程にもなる。球茎は半分地面に埋まっている。
大人のこぶし大もある球茎が、ごつごつしている事でガンゼキラン(岩石蘭)と名付いた。
晩秋には球茎の脇に翌年生長する芽をつくり、冬は葉を付けたまま休眠する。
初夏に球茎の横から花茎を40-60cm伸ばしてその先に10輪前後の花を咲かせる。
花は、黄色で中心にある唇弁(花びらのフチ)が赤褐色に縁取られる。
唇弁に縁取りが入らないものや、白花などの変種もあり色々と栽培され始めた。
葉に縦じわがあり 黄白色の斑点が入るものをホシケイラン f. punctatusと言う。
ここ藤沢えびねやまゆり園では、地道に株分けしながら植栽、今が在るのだろう。
自生が絶滅危惧に瀕してる中、ガンゼキラン群落が見れるのは嬉しいに尽きる。
潜在的適正土壌でもあったのだろう。が、管理整備されておられる方々のお陰だ。
「令和参年(皇紀2681年)5月11日、記」





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《眼福(109)“自然環境とは!?!”❖21-131❖》

《眼福(109)“自然環境とは...
エビネ(海老根)      ラ... エビネ(海老根)      ラン科(Orchidaceae)
学名:Calanthe discolor Lindl

《5月の「藤沢えびねやまゆり園」(1)❖2021/5/8❖》
エビネ(海老根);
山地の林内や竹林などに生える。偽球茎は球状で、横に連珠状になる。
葉は長さ13~25㎝、幅3~9㎝の披針状惰円形、幅が広く、根生する。
葉の間から30-40cmの花茎を出し、8~15個の花をつける。
花は径2-3cmで平開、萼片は2個で紫褐色。側花弁3個と唇弁は淡紫色。
萼片と合わせて5個の側花弁のように見える。唇弁は、先が3分裂する。
日本原産自生種には、 キエビネ 、 サルメンエビネ 、ニオイエビネ等がある。
*         *         *
「NPO法人 里地里山景観と農業の再生プロジェクト」
藤沢市遠藤地区に残された田園の自然景観と地域農業の活性化、
これを目標に2015年に山野草園として開園された里山的谷間。
この野草園に初めてお邪魔して以来、此処での整備処方に共感を持った。
里山周辺の土地環境、而して潜在能力を併せての植栽が見られる。
植栽と潜在能力の適合を試行錯誤されている園整備者に感謝で一杯。
「令和参年(皇紀2681年)5月10日、記」






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《眼福(105)“泉の森散歩!?!”❖21-127❖》

花筏の種子!! 花筏の種子!!
花筏に可愛い新芽(葉)が見えた... 花筏に可愛い新芽(葉)が見えた。


《“里山の風情(1)!?!”❖2021/5/4❖》
世の中、外出自粛が求められている時だが、里山さんぽなら!?!
って出掛けている。泉の森も春爛漫である。
今年は、キンラン・ギンランがあちこちで見られた。増えたぁ~~~!
この時期、例年、どこかに出掛けており地元は歩いていない。
定点観察をしている花筏の樹。早くも種子が育っている。
毎年花の開花が早まっているのは何故!?!
「令和参年(皇紀2681年)5月6日、記」





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《眼福(104)“端午の節供!?!”❖21-126❖》

《眼福(104)“端午の節供!...
我が家の玄関、孫の初節供を思っ... 我が家の玄関、孫の初節供を思って飾った可愛い人形。

《“至福の懐い!?!”❖2021/5/5❖》
端午の節供、こどもの日、皐月晴れ、これ等の表現がとっても似合う5月5日。
僕にとって今年の5月5日は、 感慨深く昔を思い出し、感慨深い日となった。
今年も連休の間に、山での事故報道を目にして、とても心が傷んだ。
遭難事故は、現場にいた者でないと。。。一般論で専門家が指摘して欲しくない。
マスコミ報道者は、真摯に事故を分析し、より良き登山への提言をしてほしく思う。
遭難事故の報道に、自分の青春時代が重なって辛い部分もあったが、、、。
冬山経験(高所登山)がない(僕の事)者が、3月の穂高岳奥又白を登る??
そこで雪崩遭難、無謀のひとことだった!!先輩がなくなり新人が助かった。
僕にしてみると複雑、今でも参加を許してくれた先輩たちに感謝してる。
以後、山行を重ね、夏の欧州ALPSで凍傷、足指を切る所だった。
その翌年の5月連休、剣岳・三の窓合宿に参加できた。合宿は、厳冬と夏が一緒??
猛吹雪の翌日は、夏模様で八ツ峰の壁々を連続登攀でき最良の思い出。
下山は、落っこちるように三の窓雪渓をグリセード、黒部の十字峡~黒四ダム。
登山したものでなければ分からない世界だ。あの頃は、経験だけが頼りだった。
今は、装備にしろ気象情報にしろデータは豊富だ。今の岳人は、天気図など書かない。
色々あって、黒部丸山東壁で墜落事故で身体を痛め10年も山行を諦めた。
その間に結婚、男の子に恵まれた。その子(15歳)とアルプスの名峰Mに登れた。
それを最後に登山らしいことをしていない。そんな我が子に待望の男の子を授かった。
その孫の初節供。僕の半世紀が走馬灯のように駆け巡った。
「令和参年(皇紀2681年)5月5日、記」



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《叛逆のろれつ“憲法記念日!?!”❖21-124❖》




《時節感慨・・呟記・・❖2021/5/3❖》
今年も又、憂鬱な思いの中で憲法記念日を迎えてしまった。
毎年この日が来ると“憲法を哲理出来る碑文!?!”を思い出す。
北朝鮮による拉致問題。くだらない政争に明け暮れる国会議員の資質が問題だ。
外交問題などと言ってて良いのか???現行憲法が施行された後の出来事だ。
与野党関係なく、国民の総意で世界に訴えることが、マスメディアの役割だろう。
最重要外交課題、拉致被害者救出問題をなぜ真摯に追求しないのだろう?
北方領土問題にして然り、進展は?? 戦後、70年も経過しても未解決!?!
歴史的経緯を踏まえての国際関係、現在の国際情勢下での外交・安全保障問題。
それらの解決に向かう日本政府、交渉で支障をきたしているのが日本国憲法の内容。
「憲法改正」その前に必要な国民審判、憲法改正是非を問う国民投票。
その手続きが未だ決まっていない。国民を守る手法を野党・マスメディアは示せ。
伝統・歴史(日本独自の文化)を尊び世界と対峙できる基本法的憲法っていかなるものか?
安全保障問題は、国民の一人一人に帰ってくる問題、と思うのだが。。。!
今の平和状態は「憲法第9条」のおかげである等と、まじめに主張される方々がいる。
果たしてそうだろうか??大いに疑問を持つ。「拉致問題」を思うとため息しか出ない。
拉致に関与した者達、而して拉致した国を援助してる組織等々、不可思議なことだ。
国際社会にあって日本の立ち位置、国策・方向性等々、はっきり・真摯に表明すべきだ。
敗戦国として70年余り過ぎた。戦争・戦闘はあってほしくない。当然のことだ。
過去の教訓、戦争はしてはならない、軍国主義反対も納得行くことである。
現行「日本国憲法前文」って、読んだことある!?!下、日本国憲法 前文;
*      *      *
日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、
われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、
わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、
政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、
ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。
そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものてあつて、その権威は国民に由来し、
その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。
これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。
われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。
日本国民は、恒久の平和を念願し、
人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、
平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、
われらの安全と生存を保持しようと決意した。
われらは、平和を維持し、専制と隷従、
圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、
名誉ある地位を占めたいと思ふ。
われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、
平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
われらは、いづれの国家も、
自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、
政治道徳の法則は、普遍的なものであり、
この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、
他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。
日本国民は、国家の名誉にかけ、
全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。
*      *      *
国民主権と代表民主制、平和的生存権、 国際協調主義、
日本国憲法の崇高な理想を謳っているが、
歴史、日本固有の伝統文化をも「前文」に表記すべき、と思って止まない。
敗戦によって出来た憲法である。そんな経緯をふまえて、独自性あるものに進化させる。
而して現代日本を取り巻く環境、現代人の生活文化等々、制定時とはかなり変化している。
「平和憲法」とは何か、を今こそ真摯に考える時期と思える。
古代から鎖国時代(江戸期)に至るまでに出来上がった日本的な「和の文化」。
全世界唯一の天皇制は、誇れるものである。
真摯に国民一人一人も考えるべき時が来ている。
大東亜戦争に敗れ、敗戦国として新たな出発をして70年余りをもった。
日本人的な敗戦前後の人間模様、激動期を実際に知るものも少なくなってきた。
文明開化の明治から大正・昭和・平成・令和と各時代をつぶさに思い将来を思考すべきだ。
鎌倉の中心!!象徴的な鶴岡八幡宮裏の高台にひっそりと石碑が立っている。
一般に公開されていないので知る人は少ないだろう。
鎌倉の地形は、明治期軍人、取分け陸軍歩兵の訓練に適した地形であった。
明治6年(1873)4月に明治天皇は鎌倉での第一回陸軍特別大演習を閲兵している。
天皇警護の近衛師団の演習であった。それを記す石碑が現存している(上画像)。
石碑を拝し辺りを見渡すと、かつて市域内の80%が緑であった鎌倉の自然環境を思える。
文明開化時代の天皇の行幸、そして自然環境。
こじつけではないが、天皇制や日本の国土、それらを考える時、ふと訪れたい場所。
今では立ち入れない場所だが、憲法を考える上での歴史と文化を想起させてくれる石碑。
天皇制の伝統、日本の歴史・文化に立脚した憲法を創りあげてほしいものだ。
「令和参年(皇紀2681年)5月3日、記」



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《 囈(18)“森の幻の花!?!”❖21-122❖》

《 囈(18)“森の幻の花!?...
《 囈(18)“森の幻の花!?...
以上3画像は、拝借したもの。 以上3画像は、拝借したもの。
《“泉の森⇔立ち入り禁止区域の花!!”❖2021/5/01❖》
四月三十日、お決まりの泉の森へ散歩に出掛けた。
目的は、イチヤクソウの生育状態を観察するのとサイハイラン観察。
どちらも健気な姿を見せた。イチヤクソウは群落、範囲も拡大していた。
サイハイランは、周りの野草が覆い隠し守っているようにも見えた(笑)。
その泉の森は、引地川の源泉地、水源には、大池と小池がある。
水源地周辺は、神奈川県企業庁(水道局)の管轄下で立ち入り禁止区域。
それ故、この池周りは金網で囲われ、池の縁には行けない。
一般人の目に触れない事もあって少々神秘的な場でもある。
森の散策路から眼下に大池は眺められるが、小池は見えない。
年に一二度、管理者の許可を得て水源地内を植物調査は、実施されている由。
植物に関心を持つ者からすると調査を公表してほしいと切望したい!?!
長い間、閉鎖的環境に育った植物、金網1枚向こう!!どう違うのか植物よ。
色々思いはあるが、前々からこの季節になると気になっている植物がある。
センダイタイゲキ(仙台大戟・トウダイグサ科トウダイグサ属。
学名:Euphorbia sendaica  日本固有種。環境省準絶滅危惧(Near Threatend)
泉の森水源地のセンダイタイゲキは、野生生息地の南限ということだ。
この地で自生の花姿を是非に見てみたい。
「令和参年(皇紀2681年)5月1日、記」





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《 囈(17)“里山はしご!?!”❖21-117❖》

サトヤマガーデンの入り口(色合... サトヤマガーデンの入り口(色合いが不十分。実際は綺麗だった。)
大花壇の左半分。 大花壇の左半分。
大花壇右半分。 大花壇右半分。
タイリンオオアマナ(大輪大甘菜... タイリンオオアマナ(大輪大甘菜)   キジカクシ科(Asparagaceae)
学名: 、Ornithogalum narbonense
別名: オオアマナ(大甘菜)と云われているが厳密には別種。
Ornithogalum umbellatum(オオアマナ)
オーニソガラム・ナルボネンセ(大輪大甘菜, Star of Bethlehem)。
花壇の外周で見かけた。自然植生は健在とばかりに咲いていた
帰りに寄った泉の森内、シラカシ... 帰りに寄った泉の森内、シラカシの池。辺りは貴重なしらかし林。
白鷺を観に、寫眞を撮る人々。
オオデマリ(大手毬)     ... オオデマリ(大手毬)      レンプクソウ科(Adoxaceae)
学名:Viburnum plicatum Thunb. f. plicatum
別名:テマリバナ(手毬花)

植栽された樹だが見事に咲き誇っていた。
イチヤクソウ(一薬草)   ツ... イチヤクソウ(一薬草)   ツツジ科 (Ericaceae)
学名:Pyrola japonica Klenze ex Alefeld

今年もイチヤクソウが茎を立ち上げて、蕾を見せてくれていた。
2週間後が楽しみだ。
《“横浜里山ガーデン∽泉の森!?!”❖2021/4/24❖》
タイリンオオアマナ(大輪大甘菜);
タイリンオオアマナは、地中海沿岸原産の耐寒性・球根性多年草。
草原や荒地に自生。地下にある鱗茎は直径4 cm程で白く卵形をしている。
春に総状花序を伸ばし星型の白花を多数つける。花被片の裏側は薄緑色。
属名の「Ornithogalum」はラテン語で鳥の乳を意味する由。
種小名の「narbonense」はフランスの町名「ナルボンヌ」を意味する。
草丈は、40~50 cm。根際から生える葉は線形で多肉質。葉幅1~1.5 cm。
花茎を伸ばし先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し白い花をつける。
花弁は6枚である。4月~6月に咲き、花色は、白。雄蕊は、6本。虫媒花に由。

オオデマリ(大手毬);
花序が球形で大きな白色の不稔の花のみからなり、径5-9cm、不同に5裂する。
名前からすると コデマリ の大形種と思われがちだが、コデマリは、バラ科。
オオデマリは装飾花だけからなる栽培種で、日本では古くから栽培されている。
ケナシヤブデマリからの園芸品種と考えられている。

イチヤクソウ(一薬草);
根茎は下向き又はときに横走りし、やや太く、直径0.8~2㎜、わずかに分枝する。
根はときに太く、直径0.5㎜以下。茎は斜上し、ときに分枝する。
葉は、根際に集まり3~6枚、それぞれ1~3枚が1~2段に類輪生する。
葉柄は、長さ3~6㎝で円形、広楕円形、卵形で狭い翼がある。
葉の形は、楕円形~広楕円形~卵形、稀に円形で縁はごく浅い不明瞭な細鋸歯状。
葉裏が淡緑色~帯紫色、葉表は濃緑色、葉脈が淡色~白色。
葉の間から20cmほどの花茎を立て、上部に椀形の花を2〜10個付ける(白花)。
花冠は直径約1.3cmで、深く5裂する。雄蕊は10個、雌蕊は湾曲する。
萼は5裂し萼片は披針状三角形、基部の最も広い部分は幅1.6㎜位で長さは幅の2.5倍位。
先は鋭く尖る。花冠は5裂し、花弁は卵状楕円形で長さ6㎜位、幅4㎜位、先は丸い。
雄蕊は10個、上側に固まってつく。花糸は上向きに湾曲する。
葯は長さ2~3㎜、幅約1㎜、クリーム白色、先端付近は橙黄色。雌蕊1個で雄蕊より長い。
花柱は長さ1.㎝位、下向き斜めで先は上向きに湾曲(花が下向きの場合は曲がらない)。
柱頭は1個のえりと5個の直立した円筒形の裂片がある。
よく似た種にマルバノイチヤクソウ( Pyrola nephrophylla)がある。
マルバノイチヤクソウは、葉の幅が長さより広く、萼片の長さは幅とほぼ等しい三角形。
葉はロゼット状につき長い柄がある。葉は厚く長さ2㎝位、長さより幅の方が長い扁円形。
花は下向きに咲き、直径約1㎝。花冠は5裂。萼片は5裂し、裂片はほぼ三角形。
長さが幅よりわずかに長い程度の鋭頭形。
イチヤクソウは葉の長さが幅より長く、萼の裂片の長さは幅の2.5~4倍。
但し、色々と変形してるものもあり厳密に識別するのは、肉眼では分からない。
*       *       *      *      *
横浜市旭区の丘陵地に自然を活かした動物園や里山(緑地)がある。
その里山は、平成29年春「第33回全国都市緑化よこはまフェア」の会場として整備された。
以来、花と緑の文化を発信する「里山ガーデンフェスタ」を春と秋、年2回開催している。
自然林の中心部が整地され色彩豊かな園芸種の散策路、展望デッキも造られていた。
例年凄い混雑で駐車場が満杯(時間帯が悪かった)。今年はじめて観る事が出来た。
でも・・・??里山の雰囲気ではなく“箱庭”って感じだった。緑地庭園と言ったほうが!!
外周の自然林を回らず持参した弁当を食べ会場を後にした。
少々、モノ足りず・・・帰宅途中に身近な泉の森に寄る。何故か・・ホッとした。
それでも、散策しながら思うのは・・・泉の森の管理にも不満があることだ。
いち爺の戯言だが、尾瀬の保全に尽力された平野ファミリーの凄さを思い出した。
「令和参年(皇紀2681年)4月26日、記」







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《 眼福(97)“温室のある公園!?!”❖21-116❖》

グリーンハウス玄関!! グリーンハウス玄関!!
2回の展望室からのフランス公園... 2回の展望室からのフランス公園。
《“サカタのタネグリーンハウス!?!”❖2021/4/10❖》
サカタのタネグリーンハウスは、いつも花飾りで迎えてくれる。
「令和参年(皇紀2681年)4月25日、記」



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