サギソウ(鷺草) ラン科(Orchidaceae) 学名; Habenaria radiata 花の形が白鷺の姿に似ることで命名された。 岡山の知人が鉢ごと送ってくださり毎年健気に姿を見せる。 何年になるだろうか!! 華奢なのに優雅そのもの。 8月1日誌「8月のリンク表紙」
シモツケ(下野) バラ科(Rosaceae) 学名:Spiraea japonica L. f. 花名は、栃木の下野地方で初見された・・が定説だが、 花が霜の降りたよう咲くという説もある。 アップで見ると花びらより長い雄蕊が、霜をかぶったように見える。 花は紅色や白色など個体により濃淡が異なり楽しくもある。 先の「7月27日誌」に穂先下野を記したが、 この下野のほうが平地でも見られる。 標高によって形が変化するのか??関心を持つ。 7月31日誌「2013/8/薬師池公園」
シシウド(猪独活) セリ科(Apiaceae) 学名:Angelica pubescens 人の背丈をゆうに越え2m以上になるが、山菜にはならづ邪魔物扱い。 でも高原の風景には欠かせない植物。 線香花火のような花で目を楽しませてくれる。 山で仕事をする人から聞いたのだが、 根を乾燥させ、風邪やむくみの薬にしたとか。 日本固有種で本州から九州にかけて自生分布している。 花言葉は、健康美!!・・・なるほど。 7月30日誌「2012/7/29箱根湿生花園」
アメリカミズアオイ(亜米利加水葵) ミズアオイ科(Pontederiaceae) 学名:Pontederia cordata 別名: ポンテデリア ミズアオイの仲間で北アメリカ原産の帰化植物。 日本各地の河や沼、湿地に自生し、ホテイアオイにも似る。 が、ホテイアオイは根元が浮き袋状で水に浮く浮草だが、この種は地面に根を張る。 良く良く見ると上の花弁に黄色のブロッチがはいっている。 7月29日誌「2012/7/29箱根湿生花園」
ドクダミ(毒痛み、毒溜み) ドクダミ科(Saururaceae) 学名;Houttuynia cordata Thunb. 嫌われもので、日陰に群生する植物(丁寧に刈り取らないと部屋まで匂いが届く?^^)。 地下茎は細長く横に這い、ともかく繁殖力が強い。 「毒」ではなく解毒や痛み止めの薬という意味で「毒痛み」「毒溜み」と称する由。 「刈ってはならぬ」と匂いで抵抗してるか??? 花弁に見える白い総苞片は、普通4片だが5~6片も見える。 真ん中の淡黄色の突起に雄蕊と雌蕊があり、、、この花が咲くと入梅時期と思える。 八重咲きや赤黄色の腑が入る種類もあるようだ。 今年は、普通の4総苞片しか見れなかった。なぜだろう??? 7月28日に花を見たのが最後で、同時に夏本番を迎えた!! 7月28日誌「自宅・周辺」
ホザキシモツケ(穂咲下野) バラ科(Rosaceae) 学名:Spiraea salicifolia L. 奥日光戦場ヶ原の群生は、有名。 シモツケ仲間には、アイズシモツケ・イワシモツケ・マルバシモツケ・オニシモツケ、 など、たくさん種類がある。山の地湿地帯で見られる花。 自然自生では、栃木県日光や長野県霧ヶ峰が知られている。 7月27日誌「2012/7/29箱根湿生花園」
台風第11号 (ハーロン)が四国に上陸したと聞き及んでいます。 台風圏内、四国在住の、そして近隣地域のブログルの皆さん。 亦、今後進路に当たると予想される各地の皆さん。 災い・被害が最小であるよう祈り希します。 台風とは関係ないと思いますが、各地で猛威を振るってる「豪雨」 東北の震災被災地各所も雨で被害が出ています。 今までとは違った予防対策を国レベルで早急に検討してほしく思います。 ブログルの災害地周辺の皆さん、お見舞い申し上げます。
センジュガンピ(千手岩菲) ナデシコ科(Caryophyllaceae) 学名:Lychnis gracillima 花径2センチ位の白く可愛い花。 花びらの先は浅く切れ込んでいる。 和名の由来は、花が岩菲(ガンピ)に似ている。 また花弁が千手観音の手を思わせることからきている。 中禅寺湖の千手ガ浜で発見されたからという説もある。 比較的高所で見られるようだ。 日本固有種の多年草。 7月26日誌「2012/7/29箱根湿生花園」
ノムラカエデ(野村楓) カエデ科(Aceraceae) 学名:Acer palmatum v. sanguineum Nakai ノムラカエデは、春、夏に紅葉する珍しいモミジ。 オオモミジ(大紅葉)系カエデ(楓)の園芸品種。 葉は大きく、春は暗紫色、 夏は深緑色、秋は紫紅色となる落葉中高木。 葉は7~8裂。半陰地や水分が好きで乾燥を好まない樹木、 紅葉が美しいのは日向で多少乾燥気味の場所に植えられたものといわれる。 7月25日誌「2012/7/29箱根湿生花園」
アギナシ(顎無) オモダカ科(Alismataceae) 学名;Sagittaria aginashi Makino 自然度の高い農耕地周辺の湿地や用水路、休耕田に生える多年草だが、、、。 除草剤の使用、圃場整備、休耕田の管理放棄等で激減している。 葉は矢じり形で面白い形。同属のオモダカ(S. trifolia)と非常によく似る。 が、アギナシは水田内に生えることは殆どなく花茎は葉よりも高く上げる。 違いは、アギナシの葉身の側裂片の先端は、ルーペで観察すると丸みを帯びる。 オモダカは、先端が尖っている。 環境省のレッドリスト(2007)では、準絶滅危惧(NT)に登録されている。 若葉の形状を「顎無し」と見立てたのが名の由来。 近縁種のオモダカと似てるが、アギナシは、球芽(むかご)のあること等で見分ける。 7月24日誌「2012/7/29箱根湿生花園」