ブルーポピー ケシ科(Papaveraceae)
園芸的呼び名; 「ヒマラヤの青いケシ」で流通。
メコノプシス属(Meconopsis)の総称として、
園芸の世界では「メコノプシス」でも通っているが、
英名のブルーポピー(blue poppy画像1)が一般的か?
ブルーポピーは標高が2700~4500m位の高地に見られ、
ヒマラヤ・チベット・ミャンマー周辺に自生する。
自生地によって花色は、大きく異なる。
チベット等、これら高地には黄色い花(主にキンポウゲ科)が多い。
高地で暮らす動物(ヤク等)は、毒性あるキンポウゲ科の植物を食べない故か??
高所では、黄色い花が目立つ。
*****ヒマラヤの山麓3000m位の高地で。画像2*****
ブルーポピーと呼ばれるように「青色」だが、自生地、植物園等の標高で色が異なる。
それは、土壌の性質によるものではなさそうなのだ。
日差しは強いが、地中は冷たい。この関係に色の濃淡が出るか??
又、雨季に咲き、あの独特の色(見たもので無いとわからない!?!)。
それらを以って「現存する花の中で最も美しい花」「秘境の花」と呼ぶ。
岳人達は、「天上の妖精」と呼んでいる。
6月4日誌「6/1箱根・湿生花園」