《襍崋・/・古往今来138》衣笠草


キヌガサソウ(衣笠草) ユリ科(Liliaceae)
学名:Paris japonica

日本の固有種。中部地方の日本海側から関東地方北部、東北地方に見られる。
亜高山帯から高山帯の湿った草地・明るい林床に生え、高さ30~80cm。
残雪が消える頃、若芽が勢い良く伸びだし卵形の葉が茎の先に8~10枚が輪生する。
葉の中心から花柄を伸ばし真っ白な花を咲かせる。
花弁は7~9枚あり、白から徐々に赤みを帯び、最後には緑色に変化する。
10~20cmと大きな花で、車状にとりかこむ葉となると50~60cmと巨大。
キヌガサ(衣笠)とは、天皇や公卿が用いた絹で作った傘の事。大きな葉がこれに似るに由来する。
花片に見えるのは萼。高所の短い夏に合わせるように、この花も花期は短い。


8月16日誌「北アルプス・雲ノ平-高天原ー鏡平」

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