《襍崋・/・古往今来136》下野草


シモツケソウ(下野草)   バラ科(Rosaceae)
学名:Filipendula multijuga

日本固有種。関東地方以西から四国、九州に見られる。
山地の日あたりのよいところに生え、高さ30~90cm位。
葉は掌状複葉で6月~8月頃に茎の先端に小さなピンク、又は白色の花を咲かせる。
上品なことから、昔からお茶席に飾られていた由。
花名が示すように下野(しもつけ)の国(栃木県)に多く生えていた由。
しかし栃木県の県花はなぜか ヤシオツツジ。シモツケソウは民間団体が決めた栃木の「郷土の花」。
花の色よりさらに赤く鮮やかに見えるシモツケソウの実。茎の赤も合わさり、珊瑚のような姿。
シモツケソウとシモツケが一緒に見られる自生地もある。識別する所は、茎と葉の形。

8月14日誌「北アルプス・栂池」

#ブログ

ワオ!と言っているユーザー

×
  • ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
    ログイン
  • まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
    新規ユーザー登録へ