Car of the Year とか色々の賞を出している雑誌や機関がありますよね。VW TDI も結構たくさんの賞をもらっていました。よく考えたら賞をあげるのに何も調査をしていないということですよね。結局は広告なんだ。マーケティングの力は偉大ですね。
なんか賞をもらうと言ったらすごいことだと思ったら、結局は広告だったりお金なんです。すこしがっかり。
2009年の The World Car of The Year はなんと今回の問題の VW Clean Diesel
要するにこういう賞を出す組織は実際に車を何も見ていないということがわかります。
VW Clean Diesel がどれだけの賞をもらっているか調べてみるのも面白いかも。
けっこう必死で VW に出した賞を隠しているかも・・・
STATEMENTS
STATEMENT BY THE SUPERVISORY BOARD OF VOLKSWAGEN AG
Sept 25, 2015 The Volkswagen Supervisory Board consulted intensively on the current situation at its meeting today. There is absolutely no excuse for the manipulations which have deeply shocked Volkswagen. The company will leave no stone unturned in getting to the bottom of this, will call those responsible to account, and take the necessary […]
このようにサイトには書かれています。
簡単に訳すと、フォルクスワーゲンでは、このようなデータの改ざんは絶対に許されない行為です。だから全てが明らかになるまで、全ての調査を行い責任者を見つけ出し・・・
こんな感じですが、よく考えるとフォルクスワーゲン社は自分たちの会社としての責任は認めておらず、決められた人たちに責任を負わせようと考えにもみれる発表ですね。これでいいのでしょうかね。なんか単純すぎる対応のように思えます。
米国にオフィスをお持ちの日本企業の皆様へ
米国内におけるインターネットのドメイン、メール、ホームページのホスティングはどこの会社をお使いですか?
1,987年設立の PSPINC は米国において 1996年からドメイン、メール、ホームページのホスティングを米国内で提供しています。現在日本国内 35,000社、米国内 5,000社のドメイン、メール、ホームページのホスティングを提供しています。10メールアカウントで1年間ドメイン、ホームページホスティングを含めて $250 という価格です。また、日本語によるテクニカルサポートも提供しています。
今のドメイン、メール、ホームページのホスティングに不満をお持ちであったり、新しいドメインでの活動をお考えでしたら是非一度 PSPINC までご連絡ください。もちろん日本語でかまいません。また、PSPINC はワシントン州以外にもカリフォルニア、ロサンゼルスとサンディエゴのオフィスで皆様にローカルなサービスを提供させていただいています。
PSPINC 1-800-232-3989 お電話は無料です。
このようなものあって当たり前のようですが、アメリカでは見たことがありません。これすごく良いアイデアだと思います。
ホームページのトップに今回の問題を説明するサイトへのリンクが準備されました。
フォルクスワーゲンが少し動き始めました。基本的に今回の問題をすべて会社として認めていますが、会社はそんな会社ではないという意向の発表を行いました。今乗っている皆様に、安全性には問題がないということ、もう少し対応に時間をくれということを言っています。
どうもサイトを見るかぎり車を買った人から返したいという要望が多く送られてきているようですが、フォルクスワーゲンとしては現時点ではどのように対応するか決めていないので時間をくれるように言っています。
このよう問題が発生した場合、(1)まずは問題を認めて確認を行う。(2)責任者と呼ばれる人たちを処分する。(3)お客様へは誠意を見せた対応をすることを伝えるが、実際にはまだ何もおこっていない。(4)自社のホームページから問題になった商品を抹消する。(5)ソーシャルネットワークを利用して問題の認識を確認する。(6)ホームページを作成して最新の情報を提供する。ここまでがフォルクスワーゲンが行ったダメージコントロールです。
ビジネス上で色々な問題は発生します。今回のように最初からフォルクスワーゲンの責任とわかっている場合もそうですが、自社の責任ではない場合でも問題を認識して、調査組織と協力して原因究明つくすという対応をすることは大切ではないでしょうか。得に日本企業は、最初は「知らない」「無関係」といいながら、バレると「土下座」・・・残念ながらこれは正しいダメージコントロールとはいえません。最初から前向きに対応することが大切です。今回のフォルクスワーゲンの対応も完璧とは言えませんが、バッシングが発生していないことはダメージコントロールができているという証拠だと思います。
今回の問題に関する Home Page を作成
http://www.vwdieselinfo.com
フォルクスワーゲンアメリカの社長からのメッセージが表示されています。
VIDEO
Message to our customers from Michael Horn, President and CEO Volkswagen Group of America
パンプキンが売られ始めました。
まだ早いのでは・・・
今年のハロウィーンは10月31日。まだ1ヶ月以上あるのにスーパーマーケットではハロウィーンに関連したセールが始まっています。これが終わると11月26日の感謝祭(Thanksgiving)です。そしてその後は言うまでもなくクリスマス。なんか年末のセールが続きます。そしてクリスマスが終わるとお正月なんですが、これはあっさりと過ぎてゆく感じです。
昨日アメリカ留学に来た学生を乗せた観光バスとシアトル観光の水陸両用車両がオーロラブリッジ上で衝突、バスに乗っていた学生など50人が救急病に搬送される事故が発生しました。また、この事故で日本人1人を含む4人が死亡、現在でも1人が重体です。原因はまだ発表されていませんが、水陸両用艇の何らかのメカニカルトラブルによって、車両が急に左に曲がり反対車線を走るバスにつこんだものと言われています。現在 NTSB(国家運輸安全委員会)やシアトル警察が原因を調査しています。
ここで注目したいのが、シアトルの救急部隊と米国でもトップレベルのトラウマセンターを持つシアトルという街の対応です。故事から数分で現地に集まり、黄色と赤のプラスチックシートを敷いて、赤に置かれた人はそのままワシントン大学の持つレベル1トラウマセンターに即時搬送。黄色のシートに運ばれた人はその他の救急病院に搬送されました。この対応の速さと同時に、シアトル全体にO型血液が必要とソーシャルメディアなどを通じて呼びかけがあり、病院には献血希望者が多く駆けつけ献血が行われました。あまりにも多くの人が来て献血をお断りするくらいだったそうです。シアトルはみんな頑張りました!
このシアトルという街の対応に私も感激、同時に亡くなられた方の御親族にはなんと言ってよいか、ご冥福をお祈り致します。シアトルがこんなことで日本の皆様に知られることが残念です。ちょっと日本ではニュースになっていない内容をお伝えしました。
http://www.asahi.com/articles/photo/AS20150925001548.html
http://www.sankei.com/world/news/150925/wor1509250057-n1.html
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2597998.html
http://www.afpbb.com/articles/-/3061158
http://www.cnn.co.jp/usa/35070979.html
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG25HA6_V20C15A9000000/
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150925-00000569-san-n_ame
今のところ Facebook だけでフォルクスワーゲンが発表をしています。実際のホームページでは静かにしていますね。
https://www.facebook.com/VW
また、フォルクスワーゲンの発表はフォルクスワーゲンアメリカの社長の発表で本社の発表ではないですね。裏で何が起こっているのかまったくわかりませんが、まずは社員の動揺を抑えて変なニュースがでないように対応して言うように見えます。
この改ざんソフトウェアについて知っている人は社内にいるはずなのですが、誰も何も言いません。どうやっているのかな? また、EPA 側も何も言っていませんね。トヨタの時とは違いますね。また、TVニュースにもあまりでなくなっています。
鎮静? 早すぎます。
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