左足の腸膝(ちょうよう)靭帯炎と思っていた症状は実は帯状疱疹だった。
左大腿部から膝にかけての痛みは先週中頃、ランニングのすぐ後に現れたが、先週末頃から左腰部に湿疹が数個出来、虫刺されかと思ってコルチゾン軟膏を塗ってみても一向に良くならない。そのうちに左足膝近くにも小さな湿疹が数個出来、これらの湿疹を見て洋子さんがもしかしたら帯状疱疹では?と言うので、今日ドクターを訪ねた。ドクターは私の説明を聞き湿疹を一目見るなりこれはShinglesだと診断した。帯状疱疹を英語ではShinglesと呼ぶが、より正式にはHerpes Zosterと言うそうだ。
ドクターの説明では子供の頃に感染した水疱瘡のウィルスが背中の神経節に潜伏しており、免疫力が低下した時などに増殖して発症するそうだ。痛みを感じてから2、3日後に湿疹が出始めると言うのも私の症状と一致する。最近の尖閣諸島での領海侵犯事件に対する中国の態度や円高などでストレスがたまっていたためかな?とも思う。
早速ドクターの処方箋に従い薬局でValacyclovirという抗ウィルス薬を処方してもらい服用を始めた。今は左足付け根付近に鈍痛を感じるが、ドクターは痛みがなければ走っても構わない、というので、この週末はゴルフをラウンドし、来週から再び走ってみよう。
腸膝靭帯炎なら効果のある湯治も今回はお呼びでないようだ。
先週初めにいつもの7.5キロコースを走った後、左足の太腿付近に違和感があったが、翌日になってその部分が痛み出した。そのため先週は2回目のランニングを取りやめた。週末にゴルフをラウンドしたが、ゲームには支障はなかったものの左足に少し痛みがある。
トライアスロンをやっている娘に聞くと、それはIT Band Syndromeだろうという。ITはIliotibialの略で、全体をITBSと略称するそうで、長距離ランナーにはよくある損傷とのことだ。日本語では腸膝(ちょうよう)靭帯炎と言う。骨盤の外側から膝の外側にまたいでいる腸膝靭帯が膝の屈伸に伴って大腿骨とこすれると、炎症を起こすそうだ。
原因は使い過ぎ、ウォーミングアップ不足、ランニングフォーム不良、シューズ不適合などのようだが、もう20年も走っているのにこのような経験は初めてなので、多分使い過ぎが原因だと思う。そういえばここ数週間、タイムが普段より少し遅く不思議に思っていたが、体が使い過ぎだと警告していたのかもしれない。
対策は休ませることしかないようで、当分の間ランニングはお休みだ。でもこの期間運動不足になりそうだ。
週末の定例ゴルフもやめた方が良いらしいが、今はシーズン真っ最中なのでやめるわけにはいかない。運動不足解消にもなる。せいぜい湯につかったりマッサージをして養生しよう。
政府・日銀は遅ればせながら昨日東京、ロンドン、ニューヨークの為替市場で円売り・ドル買いの介入を行った。これにより1ドルが85円台後半まで下がったが、日本経済のためにはまだ不十分だ。
アメリカ下院のレービン歳入委員長は不快感を示しているが、このような外圧にぶれることなく、政府・日銀は毅然とした態度で行き過ぎた円高を是正して欲しいと強く念願している。
昨日のNew York Times電子版にイタリアのフローレンスの近くにあるプラトーという小さな町に関する記事が掲載されていた。1980年頃から中国人の移民が増え続け、現在では185,000人の人口のうち合法的中国移民が11,500人、それに違法移民が約25,000人住んでおり、EUの中でももっとも中国人移民の多い町という。市内にはチャイナタウンが出来、公立学校の生徒も中国移民が増えているそうだ。
この町は繊維の町で2001年には6,000社あった地元の繊維関係企業が現在では3,000社に減る一方、中国人が所有する企業が3,200社となり、中国系企業は中国やインドから白い繊維を安く仕入れ、市内の中国系企業で染色やプリントしてから縫製し、Made in Italyとして廉価な商品を中国、メキシコ、ブラジル、ベネズエラ、ヨルダン、レバノンなどに輸出したり、EU域内の安売りショップに販売している。
中国移民はアパートを現金で買い、そこに不法移民を住まわせて長時間労働を強制しており、不法移民が集まるところにはイタリアのマフィアと組んでギャンブル、売春などが横行しているため、地元のイタリア人はたまらなくなって第2次世界大戦後初めて右寄りの市長を選び、取締りの強化に着手している。
中国人観光客は日本でMade in Japanの製品を買いあさると聞く。中国人が過疎に苦しむ日本の地方都市の企業誘致に応じて起業しものづくりを始めると、確かに地域経済は活性化するが、プラトーのように中国人を大勢連れてくるといろいろな社会問題を引き起こすことになる。
民主党政権は日本に住んでいれば外国人でも子ども手当てを払い、また場合によっては生活保護費を払ってくれる。更に将来、民主党が主張している外国人地方参政権が与えられれば、彼らに寄添う市長が誕生するとも限らない。プラトーを他山の石とすべきであろう。
写真は高性能ペアガラスの一例である。ペアガラスでは2枚のガラスの間に挟むパーツをスペーサーと呼ぶが、スペーサーは金属製が一般的である。しかし金属は熱を伝えやすいので、断熱性が重要な極寒冷地向けには合成樹脂製のスペーサーも開発されているが、有機ガスを発生するなど素材特有の欠点もあり温帯地域の窓としては普及していない。同じ金属でもアルミニウムのスペーサーはステンレス製に較べて11倍も熱を伝えやすいので断熱性を低下させ、またガラス周辺部で室内側に結露を起す恐れがあるため、高性能なペアガラスではステンレス製スペーサーを使用する。
スペーサーにより形成されるペアガラス内部空間をエアスペースと呼ぶが、エアスペースに存在する空気はこれを生産した工場の空気であり、常にある程度の水分を含んでいる。この水分が気温の低下した時に結露を起さないように、スペーサーの内部にはシリカゲル、モレキュラーシーブのような乾燥剤を充填してエアスペースに含まれている水分を除去するのが一般的である。生産工場の空気を使用せず、乾燥したアルゴンガスをエアスペースに充填する場合でもスペーサーに乾燥剤を充填する。
ペアガラスのスペーサーをよく見ると、4隅では直線のスペーサーを突き当てているタイプと、写真のようにコーナー部分が湾曲しているタイプがある。前者の方が製作コストを低減することが出来るが、コーナーが湾曲しているスペーサーでは寒暖の差によるスペーサーの伸縮による応力をコーナー部分に集中させない。この点は後述するペアガラスの寿命に少なからぬ影響を及ぼすので注目に値する。
ガラスとスペーサーの接着はガラスパネルメーカーにより使用する接着剤が異なり、またひとつの接着剤のみであるか、あるいは2段階の接着方式を採用しているかの違いがある。ガラスとスペーサーの接着が少しでも破損すると、エアスペースにアルゴンガスを封入している場合にはこれが漏洩し、またどのようなペアガラスの場合にも水蒸気を含んだ外気がペアガラス内部に侵入し、内部で結露する問題を起すことになる。このような内部結露を起すと修理することが出来ず、ガラスパネル全体を交換しなければならなくなる。そのため、窓を選ぶ際にはガラスとスペーサーの接着方式をよく検討する必要がある。しかしカタログに記載されているのはまれであり、消費者が特段の努力をしない限りこの接着方式を知ることは出来ない。
ペアガラスの接着剤として一般的に使用されているものにはポリイソブチレン、ポリサルファイド、ポリブチレン、ポリウレタン、シリコンなどがあるが、ガラスとスペーサーとの接着力、水蒸気分子の透過性、紫外線などに対する接着剤の耐久性などが重要な因子となる。ペアガラスで重要な水分子の透過性について言えば、ポリイソブチレンが最も低く、ポリサルファイドはその約10倍、ポリシリコンは約100倍である。しかし接着力およびその耐久性についてはポリシリコンが最も優れており、これらの特徴を考慮して高級な窓のペアガラスにはポリイソブチレンの1次シールとポリシリコンの2次シールの組合せを採用しているものもある。
日銀は昨日の金融政策決定会合で景気は回復傾向をたどっている、として現状維持を決定した。為替市場は白川総裁の記者会見前から日銀が円高に対する行動を取らないだろうと見越し、84円20銭前後で推移していたものが、記者会見で日銀が何もしないと見るや積極的に円を買い83円60銭まで円高となった。
それにしても白川総裁の『円高によって輸出関連企業、特に中小企業が大きな打撃を受けており、経営者が大変な苦労をしているのは十分認識している。ただ、経済のグローバル化が進み、当局が為替相場を自在にコントロール出来るわけではないことも理解して欲しい。』という発言はいただけない。
白川総裁の発言内容が正しいのはみんな知っていることだ。それをわざわざ言うのは為替投機筋に当局は何もしませんよ、と伝えているようなものだ。天下の日銀総裁たるもの、あらゆる手段を講じて国益を損なう行き過ぎた円高を阻止する、位のことは言って欲しい。それとも白川総裁は円高の利益を享受する一部の業界寄りなのであろうか。
今年7月31日付のブログに、Growquestというカリフォルニアの植木屋が1月初めに注文した柚子の木をなかなか送ってこないと書いたが、一昨日、注文してから8ヶ月目にしてようやく送ってきた。これまで何回メールしてもそのたびに言訳ばかりして送ってこず、インターネットで調べると評判が良くない業者であることがわかり、しびれを切らして別のカリフォルニアの植木屋から柚子の木を入手した後はこの業者のことは諦めていたので、ちょっとした驚きだ。
輸送による試練の直後のため柚子の木はまだ元気が良くないが、小さいながら青玉が8個も付いている。木は90センチ位あってひょろ長いが、葉や実は一番上の40センチ位のところに集中している。
洋子さんが丁寧に鉢に植え、毎日大切に手入れしているので、暫くすれば元気を取戻すことだろう。わがやの2本の柚子の木、どちらが良く育つか楽しみだ。
今日も定例の7.5キロコースを走った。天気は晴れで気温21度と絶好のコンディション。
快調に走っていたが、約5キロの地点で横断歩道から歩道に上る10センチ位の段差に左足先をとられて転倒した。左足、左腕、それに何故か右手親指をすりむき、わずかではあるが出血した。これまで約20年ジョギングを続けていて、腰、膝、足首などを痛めたことはあるが、怪我をしたのは初めての経験だ。
転んだ時、たまたますぐ近くに車が一時停止しており、運転していた人は心配そうな顔で見ていたが、格好が悪いのとうまく転んだせいかあまり痛みを感じなかったのですぐに立ち上がり、また走りはじめた。フィニッシュタイムは45分23秒。今日は44分台前半を目指していたが、転倒していなければ達成出来たと思われ、残念だ。
走り終わってみるとランニングシャツの右わき腹の辺りに少し血が付いている。右手親指の出血のせいだろう。帰宅してシャワーを浴びたら左足のすりむいたところがやけにしみる。明朝目が覚めたら肩や腰などあちこちが痛むのでは?と洋子さんが言っている。週末のゴルフに悪影響がないことを祈る。
わがやのペットである花里子はデッキまでは出るがそれより外には出さない。生後約8週間からわがやに暮している花里子はまだ小さかった時に2、3回、デッキから庭に落ちたことがあるが、いつも誰かが落ちたところを目撃しており、すぐに家に戻してあげている。
雨降りや寒い時を除いて花里子はデッキに出るのが好きだ。デッキでは間近にハミングバードやロビンやリスを見ることが出来る。デッキで鳥やリスが餌を食べているのを見ていると自分も食べたくなるようで、自分の食器に残っているキャットフードを食べに度々部屋に戻ってくる。今頃の時期、明るいうちはドアを開けて網戸を花里子が通れるように少しだけ開けてあるので自由に出入り出来るが、暗くなると虫が入るのと結構涼しくなるのでドアを閉めることが多い。夕食後ドアを閉めてテレビを見ていると、私をドアボーイと心得ているのか『出して。』『入れて。』を頻繁に繰り返す。
数日前、夜も更けたので洋子さんとベッドルームに行く際、花里子の姿が見えなかったが多分先にベッドルームで寝ているのだろう、と二人とも思い込み、確認せずにデッキに行くドアをロックしてわれわれも寝てしまった。翌朝早く洋子さんがいつもは顔のすぐそばに寄ってくる花里子が来ないことに気付き、家中探し回ったが花里子は見つからない。私も起きて二人で探し回り、念のため玄関のドアを開くと花里子の鳴き声がする。花里子は玄関の階段の下に隠れていた。
花里子がどうして裏にあるデッキとは反対側の玄関に来ていたのかはよくわからないが、多分鳥を捕まえようとしてデッキから落ち、家の周りを歩いてもっとも安全な場所を見つけたのだろう。きっと心細い一夜を過したことだろう。
この出来事を教訓として、翌日から花里子がデッキに出ている時はドアにマグネットの付いたネコを必ず付けるようにしている。
半年以上待ってようやく手に入れた大切な柚子の木。購入したナーサリーの説明書によれば柚子のような柑橘類は湿り過ぎた土を嫌うとのこと、土壌の水分を測定するMoisture Meterを勧めている。Moisture Meterが50%を下回ったら水やりを行う。
今日、近くのHome DepotでMoisture Meterを手に入れた。これはなかなか見つけにくい商品で、最初の店員は一所懸命探してくれたが見つからず、2人目の店員が調べてくれてようやく見つかった。キャッシャーに尋ねたらこの商品を初めて見たと言っていた。
購入した商品は$8.30、土壌の水分だけでなく、酸性度と日照も計れるもので、園芸ではよく使われるらしい。わがやではもっぱら水分測定に使用するつもりだ。
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