この蔵も、廃業寸前から一転! 若き6代目が情熱をかけて 酒造りに挑む蔵。
【興味ある蔵元の話です】
全国で唯一“醸造”に関する専門教育機関のある 「東京農業大学」 の醸造学科を卒業した後、
京都伏見にある 「富翁」 の蔵元 「北川本家」 で2年間修業し、実家に戻ってきた。
初代から細々と酒造りを続けてきましたが、昭和25、6年ごろに 「未納税移出の蔵」 に変わったんです。
つまり、お酒の足りない大きな蔵が小さな酒蔵の酒を買い上げる、俗に言う桶売りを。
当時、地方の小さな酒蔵では、そうすることで糊口をしのいでいました。
小さな蔵にとって大手の経済的後ろ盾があるということは有利な反面、そのために大きな蔵の下請けと化し、
蔵元としての誇りや個性を奪われた状態であったことは否めない。
この体制が大きく崩壊する時が訪れた。日本酒の需要が伸び悩み、大手が契約を打ち切ってきたのである。
昭和64、5年のことであった。
=蔵元談=
『竹雀 純米無濾過 生原酒 木槽袋搾り』 大塚酒造 岐阜県揖斐郡池田町
使用米:五百万石 精米率:60% 使用酵母:9号
日本酒度:+5 酸度:2.0 アミノ酸:1.6
昭和38年、四軒の蔵が、中小企業近代化促進法の新潟県第一号として合併し、新潟第一酒造(株)設立。
平成18酒造年度より、蔵人制廃止、従業員だけで酒造開始。 現在、製造販売量は300石。
300石は、1升瓶に換算して3万本(年間生造量)ということに。
『山間 にごり 生酒』 新潟第一酒造 新潟県上越市
24BY 仕込み9号
もろみを荒く濾して、すぐに瓶詰め、濃厚な味わいの生原酒。
住吉 「かこも」 の料理です。
淡路産しめさば、イワシのお造りの盛り合わせです。
どちらも脂が乗り美味しい。
イワシの中骨は、カリカリの骨せんべいに。
酒友のご主人に、日本政府が管轄する日本酒研究の最大機関の一つ 『日本醸造協会』 から、
「現在の日本酒について講演してください!」 という依頼がありました!
5月9日(木)と10日(金)の2日間連続で日本醸造協会が主催する、
参加費がなんと6万円もする 「第99回 経営セミナー」 で、1日目の、それも最後を飾る5時限目で、
「今、日本の酒場で求められる日本酒」 というタイトルで1時間の講演が決まったという事です。
素晴らしい事です、さすが酒友のご主人です。
『酒友・日本酒の会』 の年内全日程 (時間は全て PM3:00~6:00)
●4月20日(土) 『第12回 三芳菊酒造(徳島)馬宮杜氏を迎えての日本酒学校』
●5月25日(土) 『第13回 旭鳳蔵元(広島)土井享杜氏を迎えての日本酒学校』
●6月29日(土) 『第14回 若波酒造(福岡)今村友香杜氏を迎えての日本酒学校』
●7月27日(土) 『第15回 雅山流蔵元(山形)新藤杜氏を迎えての日本酒学校』
●8月10日(土) 『初心者のための「飲みながら食べながらの日本酒セミナー」の会』
●9月8日(日) 『第16回 白露垂珠蔵元(山形)相沢社長を迎えての日本酒学校』
●10月5日(土) 『第17回 玉川酒造(京都)フィリップ・ハーパー杜氏を迎えての日本酒学校』
●11月9日(土) 『第2回 冬の定例会!「而今」の希少&代表銘柄を飲み比べる会』
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