寒いのか犬用に毛布を犬小屋から引っ張り出して伸びているカイ。
昨日は、「めがね」という2007年に制作された映画のDVDを借りてきて見ました。フィンランドを舞台にした「かもめ食堂」の日本版という感じで、監督が荻上直子、主演が小林聡美、もたいまさこは同じです。あまり評判は良くありませんでしたが、まあ、小林聡美さんともたいまさこさんは、「やっぱり猫が好き」からのファンですので楽しく見れました。「かもめ食堂」がヒットしましたからね。評判が良くなかった理由も判ります。
まあ、夢のようですが、こういうスローライフにもあこがれますね。当分無理だろうな。
何を見ているのでしょう。公園で散歩している犬をチェックしているのでしょうか。
そういえば、アンドリューワイエスが亡くなったようですね。ご冥福をお祈りいたします。
上野公園の工事が終わり、設置された新しいベンチである。とても、座りづらそう。今のところ、あまり座っている人を見かけない。
日曜日に新橋にある汐留ミュージアムへアーツ・アンド・クラフツ展を見に行きました。
建築を勉強した人はアーツ・アンド・クラフツ運動というと、必ずウイリアム・モリスのレッドハウスが頭に浮かびます。近代建築史の教科書の最初に外観の写真が載っているのですが、実際内部の映像を見たのは今回が初めてでした。また、マッキントッシュのヒルハウスも初めて内部の映像を見ました。あの背もたれが梯子のような椅子(写真の一番右の椅子:この椅子のこともヒルハウスと呼びます。)が寝室に置いてある家です。この椅子は座るだけのものではなく、眺めるために作られた椅子だそうです。ふ〜ん...。今までこの椅子に、あまり関心が持てなった理由が分かりました。そういえば、河井寛次郎の家にも似たような椅子がありましたね。
最後に「なんでライトの作品が展示してあるの?」と思いましたが、あまりアーツ&クラフツ運動に関して勉強していませんでしたので、まあ、全体的にはとても勉強になった展覧会でした。
昨年暮れに、オークションで落とした龍野焼の大皿である。昨年最後のマイコレクションになるはずであった。3年近く探していて、やっと安く落とせたのに届いたらご覧の通りである。運送屋が写真上部の横から地面に落としたのだろう。
届いて開けたら粉々だったので、すぐに連絡した。調査するからと商品を持っていき、その後、伝票もコピーしたいからと取りに来た。この伝票は結局戻ってこなかった。まあ、正月は休みだろうから連絡が無いのは仕方がないと思っていたが、何時まで経っても何も言ってこないので、痺れを切らして、昨日こちらから連絡をした。そしたら、そのまま忘れていたそうである。慌てて落札価格と送料代金を私から聞き出し、現金を自宅に持ってきて領収書に印鑑を押してくれだと。対応がひどすぎる。金接ぎ直しでもして、修理代を請求すればよかったと今とても後悔している。まあ、運が悪かったと思い、サッサと忘れよう。
本当はブログにアップするつもりはなかったのですが、頭にきたのでアップしました。
お正月に妹家族が来たときに、旦那が「ハイビジョンを鮮明に写すことができる大型プロジェクターを購入してホームシアター室を造ったので一度見に来てくれ。」というので、昨日は午後からDVDを何本か持って出かけました。壁に4m×2mのスクリーンに5.1チャンネルの音響システム。迫力ありますね。ミニシアターで見ている気分でした。写真の「MY ARCHITECT」だけのつもりでしたが、妹家族は私に留守番をさせて買い物に出かけてしまい、なかなか帰ってきませんでしたので、もう1本レッドツェッペリンの1970年にロイヤルアルバートホールで行われたライブ映像も見てしまいました。
「MY ARCHITECT」は、ミース、ライト、コルルビジェに続く建築界の巨匠ルイスカーンの歩んだ人生を、息子のナサニエルカーンがいろいろな関係者のインタビューと11の建築作品を訪れ、描いてゆくドキュメンタリー映画です。フィリップジョンソン、フランクオーゲイリー、IMペイなど有名建築家もインタビューに応えており、見ごたえのある良い映画でした。
1974年にインドから帰国してペンシルバニア駅で心臓発作により死去。享年73歳。当初身元不明の死体とされて、カーンと判明したのは死後2日経ってからだったそうです。確かガウディも路面電車に轢かれて、浮浪者のような格好だったので最初誰だか判らず手当てが遅れて、事故3日後に死去。やはり享年73歳。う〜ん、似ている。
私がルイスカーンを知ったのは「私のルイスカーン」という本を1980年に読んだときですが、もうその時はすでに亡くなっていたんですね。
まあ、あまりベラベラと内容を話しても面白くないでしょうから、興味がある人は見てください。「建築家とは?」あるいは「建築とは?」と考えさせられる映画です。
昨日は千駄ヶ谷にある国立能楽堂へ狂言を見に行きました。この能楽堂へ行くのは何年振りでしょう。最後に見たのは、太田省吾率いる転形劇場の「小町風伝」だったかな?何だったか忘れました。
故八世野村万蔵の後は、弟が引き継いだんですね。知りませんでした。八世は、狂言だけでなく、いろいろな芸能のプロデュ−スを行ったすばらしい人でした。私は、田楽や伎楽を現代に蘇らせた大田楽や真伎楽しか見ていませんが面白かったですね。これからという時に亡くなり残念でした。
今回の内容は、「松囃子」、休憩を挟んで萬の孫4人による小舞、そして「見世物左衛門」「釣針」でした。「見世物左衛門」は、一人で演じる狂言でめずらしいものだそうです。しかし、狂言は本当に面白いですね。特に発想が面白い。最後の「釣針」は神のお告げで結婚相手を釣竿で吊り上げるという話です。どうしてこういう発想が出てくるのでしょう。
正月はずっと家にいたので、久しぶりに外に出かけて芸能を楽しんできました。狂言を見る前に、新橋の汐留ミュージアムで「アーツ&クラフト」展も見てきましたので、後日ご報告します。
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