京都でちょっと時間があったので、寺町通りに寄って来ました。骨董店が何軒かあり、フラッと入ったのですが、新しい店は町屋をうまく利用していました。中庭もショーウインドウのように商品を展示しており、なかなか雰囲気がありました。
見るだけでのつもりでしたが、どうもこの写真の伊万里が気になって、一度は店を出たのですが、結局戻って買ってしまいました。直径28cmある大皿です。裏に、目跡で読みにくいですが、大明年製と入っています。何の植物でしょうね。花でしょうか。それとも、葉でしょうか。
一目見て、ロイヤルコペンハーゲンの影響を受けていると思ってしまいました。おそらく、1900年ごろのものだと思うのですが、この頃の伊万里に大明年製を入れた物があったかどうかは定かではありません。磁質や色合いからすると、幕末くらいはあるような気もしますが、余白の作り方がロイヤルコペンハーゲン的です。幕末明治初期の伊万里でしたら、おそらく、余白部分に蝶、鳥、魚などの小動物か何かを描くでしょう。
旅の勢いは怖いですね。東京の骨董店で見つけたらおそらく、買わなかったような気がします。でも、買ったかな...。後悔はしてません。おそらく、買わなかったら後悔していたでしょうから。
何を言い訳しているのだろう...
今日、午前中に東急文化村へアンドリュー・ワイエス展を見に行きました。最終日ということで、オープンの10時からすでに並びました。でも、混み具合はフェルメールほどではありませんでした。
展覧会は東京で3回目ですが、前回2回目の展覧会は知らなくて行きませんでした。最初に見たのは近代美術館で、もう30年以上前のことです。私は高校1年生だったと思いますが、すごく感動した記憶があります。
今回は、習作が多く、また、大物も少なかったので、前回ほど感動はありませんでしたが、ワイエス自身のことや絵に対する考え方など、いろいろ勉強になりました。
高校生のときの方が、まだ未知の物に出会う機会が多く、素直に感動できたのでしょうね。大人になり、知識が付くと難しいのかな。なるべく、感動するものに出会おうと心がけているのですが。最近、出不精になっていますね。反省...
昨日21日は冬至でしたが、東寺の弘法市でもありました。前から機会があれば行こうと思っていましたので、午前中に行ってきました。が、すごい人の数。まるで初詣のように、門から入って、そのままゆっくりと出口まで人の波に逆らわず移動してましたので、あまり、境内では品物を良く見れませんでした。こんなに混むのはやはり12月だからですかね。
東寺の外にある歩道にも骨董の店が出ていて少し面白いものがありましたが、時間も無かったので何も買わず駅に戻りました。
昨日の夕方、カイの散歩中に撮影した富士山です。空が赤く染まり、富士山と丹沢山地のシルエットがきれいでした。
河井寛次郎記念館が続きますが、2階から1階の入り口付近を写したものです。この不思議な木彫りの少女像が出迎えてくれます。さて、明日からまた京都へ出張です。
河井寛次郎記念館の2階で、昼寝をしていた猫です。寝息が聞こえるくらいの勢いで爆睡していました。最近は、この猫を見るためのリピーターが増えているそうです。
5条通りと東大路通りの交差点の南西にある河井寛次郎記念館です。この説明で場所が判らない人のために、清水寺の五条坂の下にある交差点の反対側です。車の激しく通る大通りから一本内側に入りますので、静かで京都らしい風情のある場所にあります。
建物は寛次郎が日本の古民家を参考にして設計したもので、昭和12年に建築されたそうです。奥には登り窯もあり見学が出来ます。部屋の中では、寛次郎が製作した椅子や机そして木彫りの人形やオブジェが当時のまま展示されていて、とてもすばらしい楽しい空間になっています。椅子はどれも座れます。しばらく、椅子に座って作品を眺めながらぼうっとしていました。
2階の部屋にある机の前の座布団には猫が気持ちよさそうに昼寝をしていました。うらやましかったです。
京都の玄関口京都駅です。建築家は原広司。何度見ても古都に似つかわしくない建物です。
一昨日の日曜日は京都から新幹線に乗って、17時36分に品川に着き、そのまま音工場Oomoriへ。18時半からガムラン・スマルプグリンガンの演奏発表会の本番。演目は、
Gabor
Lansing Tuban
Sumambang Jawa
Telek〜Jauk
の4曲。最初と最後は踊り付き。
お客さんは少なかったけど、演奏できてよかった。楽しめました。
そして、そのまま引き続き、宴会へ。
気が付いたら、22時半を過ぎていたので、お先に失礼して23時半過ぎに帰宅。
いや〜、疲れました。京都の報告は後日あらためて。
今朝、富士山がきれいでした。丹沢山地にも薄っすらと白い雪が積もったようですね。
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