クラシックギター:ホセラミレス
7月
18日
クラシックギターを大別すると、表面板が白いのと赤いのがあるのをお気づきでしょうか。普通は白いのがドイツ松で、赤いのが米杉です。ただ、私のカルロスギターのように、ドイツ松なのにわざわざ赤く塗っているのもあります。米杉の方がドイツ松よりやわらかいので、年月が経つと表面が多少波立ちますが、その分やさしく甘い良い音がします。特に高音弦の響きが最高です。
クラシックギターを弾いている人にとってホセラミレスは晩年セゴビアが使用していたギターとして有名ですが、 実は、ジョージハリソンが映画「ビートルズがやって来るヤア!ヤア!ヤア!」の「And I love her」でホセラミレスを使用しています。 おそらく録音もラミレスを使用したと思われます。ですから、ビートルズフリークが憧れるクラシックギターはホセラミレスなのです。ラミレス3世が、ギターのトップに初めて米杉を用いたのが1963年です。そのすぐあとにジョージハリソンが映画で用いたのです。このことからも、当時ラミレス3世がこの新しい材料を用いたギターの普及活動を精力的に行っていたことがわかります。
ただ、ジョージが弾いている映像(白黒です。)を見るとギターが白いので 、もしかしたらドイツ松のラミレスギターかもしれません。
ホセラミレス
投稿日 2009-07-18 00:05
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2009-07-19 17:32
ワオ!と言っているユーザー