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カイの家

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バリの日曜日

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バリの日曜日
 今日は日曜日なので調査はお休み。ということで、のんびりと過ごしたいのだが、昨日、展覧会図録の3度目の校正原稿が送られてきた。締め切りは月曜日。昨日はガムランの調査が2つあり、原稿をダンロードするので精いっぱい。今朝8時からチェックを始め、やっと図版だけのチェックが終わり、16時すぎにメールで送った。前回2回目のときには時間がなく、図版は美術館の人に任せ、執筆原稿だけチェックしたので、やはり結構訂正があり、時間がかかった。今はプールに入り、シャワーを浴び、一息ついてブログをアップしているところである。これから、執筆原稿をチェックするのだが、これは前回チェックしているので、それほど時間はかからないだろう。たぶん…
 写真は、ホテルから歩いて10分くらいのところにあるタマン集落でのガムラン演奏風景である。このタマンのブバロンガン(バロンダンスを演奏するガムラン:ガンサの鍵盤は5枚)は有名でとても古い。実は、数日前、このタマンのブバロンガンを調査録音させてもらった。そのときに9月1日にお寺でブバロンガンの演奏があり、その練習を昨日行うという話を聞いた。しかし、昨日はとても疲れていて夕食後寝てしまい、失念していた。が、なぜか21時ごろ目を覚まし、「そういえば、タマンで練習するといっていたな。」と思いだし、終わっているかもしれないが、散歩ついでに見に行こうと出かけた。そしたら、まだ、練習していたのである。それも、ちょうど、後半の熱が入っているときであった。 このときの曲はテレックという複数の女性が仮面をつけて踊る舞踊で、中学生くらいの少女6人も一緒に曲に合わせて踊っていた。昨年、音工場の羽根木の演奏会で、私はこのテレックのグンデル・ランバット(写真左側の楽器)を演奏している。全体の曲構成はほぼ同じだが、細かいところは結構異なっていた。タマンのブバロンガンの楽器は音がとても高く、それに5鍵なので、それに合わせて曲が作られているのだろう。とてもきれいに響いていた。
 写真手前のクンダン(太鼓)を叩いているお兄さんが、調査のときにお世話になった方である。この人のクンダンの演奏、ものすごい…。ちゃんとビデオにおさめました。測定が無ければ、9月1日の本番も見に行きたいな…
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ワヤン・チェンブロンのマーク

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ワヤン・チェンブロンのマーク
 ワヤン・チェンブロンのマークです。移動用のトラックに描かれていました。トラックは舞台装置を運ぶものと楽器やスタップを運ぶ移動用のものが2台あります。描かれている2つの人形がチェンブロンです。
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照明が赤いときの影絵

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照明が赤いときの影絵
 ワヤン・チェンブロンにおける照明が赤いときの影絵です。緑もきれいですが、撮影してません。
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ワヤン・チェンブロン

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ワヤン・チェンブロン
 一昨日の夜は、タバナン県トゥンジュク村のブン集落で、ワヤン・チェンブロンを見に行きました。始まったのが、21時15分ごろで、終わったのが23時半過ぎていたかな。結局この日はホテルに戻ってきたのが、午前様になってしましました。
 ワヤン・チェンブロンは、近年、とても人気がある新しいスタイルのワヤン・クリッ(影絵芝居)です。スクリーンとグンデル・ワヤン4台だけで上演する元来のワヤン・クリッとは違い、すべての装置が大きいのが特徴です。大舞台をつくり、スクリーンを張り、両側にPAスピーカ、後ろにガムラン・スマランダナという大編成のガムランと女性のコーラス隊、そして、音楽のミキシングを行う音響装置が置いてあります。すなわち、語り・音楽等はすべて、マイクを通してPAを使い、さらに、稲妻の音やぶつかったり、殴ったりする効果音をたくさん使います。照明も当然オイルランプではなく、電気で赤や緑などカラフルな色を使ってとても派手です。これらを使った演出はとても素晴らしく、効果音なども専属のスタッフがいるのですが、影絵ともぴったりとあっており、すごいテクニックです。もちろん、影絵を操るテクニックも素晴らしいです。
 これらの派手な新しい技術をたくさ影絵芝居に取り入れたことがバリで受けている理由のひとつであることは間違いないですが、一番の理由は上演されている内容がとても面白いからだそうです。基本的な内容はマハーバーラタやラーマーヤナなど伝統的な物語ですが、その間に入るたくさんの漫才のような掛け合いが受けているようで、最後は、二人の漫才人形の掛け合いで終わってしまいます。チェンブロンという名前もこの最後に出てくる2つの人形の名前から取っているそうです。
 このワヤン・チェンブロンに関しては、梅田さんが「変わるバリ、変わらないバリ」という本の中で執筆しておりますので、興味のある方は購入して、読んでみてください。
 
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新聞掲載

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新聞掲載
 一昨日掲載した「小さな影絵人形使い」が、昨日のバリ島で2番目に大きい新聞「Nusa Bali」に掲載されました。タイトルがなんと、「二人の日本の教授が見守る中での小さいダラン(影絵人形使い)の上演会」。あらら..
 一番右段に我々の名前が紹介されています。見づらいかもしれませんが、写真をクリックすると多少大きくなります。
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プンティン

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プンティン
 昨日は、カランガスムへ日本の大正琴を起源に持つプンティンという楽器を使ったガムランの演奏を見に行きました。これは、日本におけるバリの影絵人形使い師でもある梅田さんの研究で、一緒に連れて行ってもらいました。一般的なガムランの青銅の鍵盤楽器がすべて大正琴に代わっています。それも置いて弾くのではなく、ギターのように持って弾きます。左手はギターのように下から握るのではなく、上からキーを押します。面白いですね。日本人でこの演奏を見たのはまだ、梅田さんと私だけだそうです。みな、アラック(お酒)を飲みながらやっていますので、ゲンジェになり、歌いだし、大盛り上がり!いやいや、すごかった。
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小さな影絵人形使い

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小さな影絵人形使い
 今年もタバナン県トゥンジュク村のガムラングループの創立記念日に招待され行ってきました。子供や女性で構成されたガムラン演奏および踊りが披露されました。特に、今回の目だまは、子供のダラン(影絵人形使い)が、30分ほどワヤン・クリッを上演したことです。いろいろな声を出して人形を操り、笑いもとっていました。大したものです。最後、タバナンの副知事さんからご褒美を頂いていました。
 18時頃トゥンジュクに着いたのですが、この副知事さんと郡長さんが来るのが遅れて始まったのが21時半すぎで、終わったのが22時半。ホテルに戻ったのは23時半でした。ということで、すぐ寝てしまい、今朝7時から展覧会の図録原稿の訂正チェックを行い、さきほど美術館へ送ったところです。でも、2つほど、古いガムランの調査ができそうなのでよかったです。お付き合いは大切です。本当に...
 今日は、午後からバリ東部カランガスムの方へ出かけていきます。
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のんびりと...

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のんびりと...
 今日は夕方からでかけるので、昼間はのんびりとしていようと思っていたのですが、昨晩に展覧会の図録の校正の1回目が送られてきて、朝7時ごろから、コンピュータの前に座っています。写真があるのでダンロードするのに、1時間近くかかりました。おまけに、プリントアウトできないので、小さいノートパソコンの画面を右左に動かしながら文章を読んでいくという作業で、結構疲れました。途中ですが、今日はもうやめようと思っています。さて、プールにでも入ろうかな...
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王宮のガムラン

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王宮のガムラン
 今日はデンパサールのプメチユタン王宮にあるガムラン・ゴング・グデの調査を行いました。昨年は、結局、写真を撮っただけで録音はできませんでしたが、今年は、昨晩、王様に謁見して許可をもらい、録音することができました。少なくとも19世紀からあるガムラン・ゴング・グデで、デンパサールではここにしかなく、とても神聖な楽器です。その割には埃が溜まっていましたが...。しかし、どの楽器も重い。とても一人では録音できませんでした。久しぶりに緊張しましたが、終わって、なんとなくひとつハードルを越えた気分です。
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天灯その3

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天灯その3
 「上を向いて歩こう」の伴奏は、なんとガムラン・スマルプグリンガン・サイピトゥが使われました。リハーサルで一生懸命ミュージシャンに歌詞の内容の説明をする寛斎さんです。
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