ロイヤル・コペンハーゲンで最初に作られた記念プレートです。アーノルド・クローがデザインして、1888年にコペンハーゲンで行われた北欧博覧会でロイヤルコペンハーゲンの展示ブースの各コーナに飾られたようです。おそらく、数十枚しか存在しないものだと思われます。http://home.h00.itscom.net/shiokawa/rc_CM1Aplate.html
当時のデンマークのルイース王妃が、北欧博覧会で、この記念プレートを見て欲しがったので、アーノルドクローが量産品を新たにデザインしてプレゼントしたそうです。それが、記念プレートの量産品第1号で1200枚作られました。こちらは、HPにアップしています。http://home.h00.itscom.net/shiokawa/rc_CM1plate.html
ロイヤル・コペンハーゲンのつる草と軍配図文花瓶である。時代は1889年1月製、作家はイェニ・コンドロプのユニカである。
http://home.h00.itscom.net/shiokawa/RC_1889JK_vase.html
エッフェル塔が建てられた1889年のパリ万博に出品されたユニカからワーク番号が付けられるので、この花瓶にはまだワーク番号がない。また、多色における釉下彩の技術も未熟で、青をベースに緑しか使っていない。そして、色と色の境もうまく表現できず、金彩を用いて、うまく隠していることがわかる。
ロイヤル・コペンハーゲンの「水の中の人魚(mermaid in water)」である。製作年代は1923年から1928年。クリスチャントムセンが1900年頃制作したペーパーウェイトである。クリスチャントムセンは人魚をいくつか作っているが、この人魚はちょっとコケティッシュで、特にヒップの形が美しい。そのため人気があるのか、このペーパーウェイトの古い物はなかなか出てこない。デンマークに住んでいた頃から、購入しようと思っていたが、やっと手に入れた。本当はもう少し古い物が欲しかったけどね。http://home.h00.itscom.net/shiokawa/RC_mermaid_in_water.html
塩川コレクションのホームページの訪問者数が9万人を超えた。ギターコレクションのHPとして2004年の元旦から始めて14年間で9万人であるから、決して多くはない。本当かどうかよくわからないが、このブログは2008年1月から始めて10年間で、総アクセス数が138万回を超えている。
まあ、カウンターが増えているということは、誰かが見てくれているということなので、頑張って更新し続けなければね。先日もある美術館の学芸員から「コレクションはすべてアップしてください!」と、お願いされた。まあ、でも、アップしたくないものもあるからね..
とりあえず、10万人を目指して頑張ります!
さて、本日から一泊二日でちょっと京都に行ってきます。奈良まで足を延ばして、お水取りでも見てこようかな..でも、今晩12日が一番混むみたい..
ロイヤル・コペンハーゲンの釉下彩植物文蓋付壺である。向かって右側の蓋には蝶が描かれている。壺の型番は1242番で、高さは20㎝。デンマークに住んでいるときに、左側のベリー文壺がふたつオークションに出品されて、日本の業者に頼まれて入札した思い出がある。結果は、当時、この手のコペンハーゲンを買いあさっていたアンティーク・ディーラーに競り負けた。競っていた時は、相手は電話口でビットしていたので、誰だかわからなかったが、数日後、彼の店に訪れたら、ショーケースの上に2個飾ってあったのである。しかし、当時の落札金額を考えると、今回はとても安く購入することができた。というか、デンマークのオークションで負けなければ、買っていなかったかな。でも、蓋付壺は結構好きだな..
だいぶ前に、ヤフオクで落とした有田工業学校の小皿3枚です。昔からある日本の幾何模様を継承しているデザインだと思い、購入しました。稚拙ですが、気に入っています。
ロイヤルコペンハーゲンのクローバー文蓋付壺である。昨日、アメリカから届いた。高さ18cm。作家はオロフヤンセン、1891年11月製のユニカである。この時代はまだブルーを使った作品が多いが、これもそのひとつである。なかなか良くできた、きれいな作品である。時間ができたら、HPにアップしたい。
実は、先月、うちの奥さんと一緒に、現在、汐留ミュージアムで行われている「ヘレンド展」の内覧会へ行ってきた。知らない人もいるかもしれないので、ヘレンドとはハンガリーの磁器メーカーである。その時に、若いハンガリー大使が挨拶をした。ハンガリーを日本に売り込もうと素晴らしく腰が低かった。日本語もペラペラ。この日も、午前中、大阪へ営業に行っていたらしい。ということで、ハンガリーに親しみを感じ、うちの奥さんと、ブタペストへ家族4人で旅行したことなどを話して盛り上がった。
展覧会の内容はといえば、まあ、良かったかな。基本ヘレンドは上絵なので、それほど感動はしなかったが、飾り八角壺を見たときに別の感動を覚えた。デンマークに居たときに、日本の業者に頼まれて、オークションハウスへコンディションをチェックに行ったものとほぼ同じものであった。なお、一応、我が家にもヘレンドのC&Sが2客あります。
ビング&グレンダールの黒雷鳥のフィギャリンである。三井記念美術館で行われている花鳥展の影響で買ったわけではない。長さ約40㎝あり、大きい。作家はダールヤンセンで何年に制作されたかはわからない。この黒雷鳥は、デンマークに住んでいたころ、よくアンティークフェアで見かけたが、古い物はなく、だいたい1950年以降に作られたものだった。調べたら、ロイヤルコペンハーゲンでも1990年くらいから作っていたようだ。
当時、1950年前後のものをアンティークフェアで見つけて、購入しようかどうか悩んだことがあった。やはり、鳥のフィギャリンが好きだったのかな..
ロイヤル・コペンハーゲンのオコゼのフィギャリンです。リースベアが1889年に制作して、1890年3月にハリンが絵付けをしました。
http://home.h00.itscom.net/shiokawa/rc_CFL_scorpion_fish.html
リースベアが1888年から1889年にかけて6つの魚のフィギャリンを製作したうちのひとつです。あと、ウナギのフィギャリンを見つければ、6つ揃います。
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