昨日、朝から第20回西洋陶磁器勉強会に参加してきました。今回は3題の発表があり、絵付けに関するものがひとつとフィギャリンに関するものが2つでありました。一番、興味を持ったのは18世紀、フランスのフィギャリン、ビスクィ。特に軟質磁器と硬質磁器のビスクィ人形を比較しながら見れたことかな。やはり、目の前に手に取って見れることはとても重要なことです。さて、いよいよ今日は卒業式です。何を話そうかな..
花草文小皿を久しぶりに落とした。それも、ヤフオクで。おそらく、清朝だと思われるが康熙年製くらいないかな..10年以上前、ブルーフルーテッド、すなわち花麦藁手のルーツを探すために、よくオランダからこの手のお皿を購入したが、まさか日本で手に入るとは。まあ、最近これらの熱は冷めているので、これも衝動買いかな..
昭和初期の深川製磁、清流に鮎文ポットである。釉下彩であるが、グラデーションをつけるために、鮎のボディに薄い茶色を上絵付している。これで今度珈琲でも入れようかな..
ロイヤルコペンハーゲンの番鶏文双耳花瓶である。今年、最初の海外から到着した作品である。花瓶の形はセオドア・マドソンがデザインした。絵柄はローゼンタールに移籍したユリウスではないかなと思っている。前から、欲しかった絵柄であった。
さて、今日から二日間センター入試。天気がよさそうで良かった。がんばれ、受験生!
金魚文吊り花瓶
鴨風景文大花瓶
陶迷庵でKEIさんから「今年の一押し」のアナウンスがありましたので、お応えします。
今年の一押しは、ひさしぶりに「欲しい!」とオークションで燃えたので、全体的には瀬戸の金魚文吊り花瓶です。
http://home.h00.itscom.net/shiokawa/japanese_seto_goldfish.html
西洋陶磁器では、20年くらい前に出会って、巡り巡って私のところに来たので、B&Gの鴨風景文大花瓶です。
http://home.h00.itscom.net/shiokawa/BG_EiderDuck2_vase.html
さて、まだHPにアップしていないものを正月にやらなければ。
ゴングの論文もひとつまとめたいので、できるかな..ちょっと憂鬱...まあ、ゆっくりやります。やはり、論文が優先かな..
3番
6番
9月2日に蛸のインクトレイを購入したことをアップした。
https://jp.bloguru.com/kai/332121/2018-09-02
そして、蓋がないので、作ってみようかなと書いた。実はその時すでに、西浦焼研究の第一人者である多治見平正窯の高木典利さんに制作をお願いしていた。
蓋がどういうものかわからなかったので、ロイヤルコペンハーゲンの1910年に作られたカタログの白黒写真を参考に渡して、 「色は白でいいので、高木さんの思うように作ってください。」とお願いした。そしたら、10月初めにできたという連絡が入り、それも、わざわざ実物の蛸の口を見ていただいたようで、6種類もの蓋を作ってくれた。実際、タコの口は縁は白で、中は墨の色なのか黒いので、いろいろなパターンを試してくれたようだ。http://home.h00.itscom.net/shiokawa/rc_octopus_inktray.html
そこで、一ヶ月どれが良いか考えた末、3番と6番の蓋を採用して、HPにアップすることにした。デンマークと日本のコラボ作品である。すばらしい!
高木さん、ありがとうございました。
実は、先日アナウンスした来年4月からの展覧会でも、高木さんとB&Gの物凄いコラボ作品が出展される。お楽しみに!
ロイヤル・コペンハーゲンの魚文トレイである。実はうちの奥さんに気持ち悪いと言われたので、アップするつもりはなかったが、ネタがなく、仕方がなく、アップした次第である。なんと、作家はアーノルドクローである。1905年に制作したらしい。まあ、悪くはないと思うけど..
韓国の人間国宝、安東五の葡萄文花瓶である。高さが29cmある。赤、茶、青3色の釉下彩である。李朝時代の雰囲気が出ており、とても良い物だと思う。この花瓶を見ていると、やはり、多色の釉下彩の発色は難しいことが良くわかる。
ロイヤル・コペンハーゲンについて
ブルーフラワーについて
先日の講演会の写真が送られてきました。リクエストがあったので、最初の30分はアール・ヌーヴォーについて話しました。おかげで時間が足りなく、2時間近く話してしまいました。でも、皆さん飽きることなく、最後まで聞いてくださいました。ありがとうございました。
ロイヤル・コペンハーゲンの梟置物である。造形作家はヤコブ・オール・ホイヒで、1895年に制作された。高さは22.5㎝ある。これは1911年から1922年の間に製作されたものである。届いて知ったのであるが、かわいい耳があることが分かった。
- ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
ログイン
- まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
新規ユーザー登録へ