山口県立美術館で行われる「デンマーク・デザイン」展のリーフレットが送られてきた。なんと4種類あり、それぞれ表紙が異なる。これはその4枚のうちの1枚の表紙(左側)。ロイヤル・コペンハーゲンが写っている。裏(右側)は4枚とも同じである。4ツ角がまるくカットしてあり、いままでのものと雰囲気を変えてある。
今年も始まるか。時が経つのがはやい。あっという間だな。山口へ行ってみようかな..
実は、先月、うちの奥さんと一緒に、現在、汐留ミュージアムで行われている「ヘレンド展」の内覧会へ行ってきた。知らない人もいるかもしれないので、ヘレンドとはハンガリーの磁器メーカーである。その時に、若いハンガリー大使が挨拶をした。ハンガリーを日本に売り込もうと素晴らしく腰が低かった。日本語もペラペラ。この日も、午前中、大阪へ営業に行っていたらしい。ということで、ハンガリーに親しみを感じ、うちの奥さんと、ブタペストへ家族4人で旅行したことなどを話して盛り上がった。
展覧会の内容はといえば、まあ、良かったかな。基本ヘレンドは上絵なので、それほど感動はしなかったが、飾り八角壺を見たときに別の感動を覚えた。デンマークに居たときに、日本の業者に頼まれて、オークションハウスへコンディションをチェックに行ったものとほぼ同じものであった。なお、一応、我が家にもヘレンドのC&Sが2客あります。
先日、松濤美術館へ「ルネ・ラリックの香水瓶-アール・デコ、香りと装いの美-」展へ行ってきた。長野県にある北澤美術館が所蔵しているものである。が、北澤美術館のアール・ヌーヴォー、アール・デコのガラスコレクションはたくさんあるので、長野に行っても見れるわけではない。こういう機会がなければ、なかなか見れないのである。
しかしながら、蒲田にある高砂香料工業の高砂コレクション・ギャラリーに行けば、ほぼ同等のものを見ることができるらしい。すごいね。
前置きはこのくらいにしておいて、展示内容はもちろん、すばらしい!
しかし、作品はみな小さいので、老眼の我々には辛かった。見るたびに、メガネをはずして覗き込むことの連続。でも、細かいところまで見るためには仕方がないことでしょう。
1月7日には北澤美術館の主席学芸員である池田まゆみさんの講演もあります。私は海外へ行きますので聞けませんが、お勧めです。
汐留ミュージアムへ「カンディンスキー、ルオーと色の冒険者たち」を見てきた。汐留ミュージアムがコレクションしているルオーとドイツ表現主義のカンディンスキーらを「色」というキーワードで結びつけた展覧会だが、ちょっと無理があるような気がした。
同時代のふたりであるから刺激し合ったかもしれないが、ルオー自身も自分の絵のスタイルは表現主義ではないと言っていたらしい。まあ、そうでしょう。
でも、楽しめる展覧会でした。特に、パウル・クレーの作品が良かった。ドイツ表現主義の抽象絵画は結構わかりやすいなというのがいちばんの印象でした。
玄関入ると、ウェブ&ロックがお出迎えします。
2階和室に置いてある日本の釉下彩です。
続きです。
ダイニングルームです。
リビングの窓際にあるテーブルに1900年にグランプリを獲った
マーガレット・サービスが置いてあります。
現在、愛知県岡崎市にある旧本多忠次郎邸において「ロイヤル・コペンハーゲン」展が行われております。昨日、日帰りで訪れ、11時と14時の2回ギャラリートークを行ってきました。1回目は午前中でしたので14名でしたが、2回目は20人を超えてなかなか盛況でした。1回だいたい75分くらいでしたが、皆さんとても熱心に聞いてくれました。ありがとうございます。展覧会は12月27日まで行われていますので、興味がある方は是非訪れてください。とても良い洋館ですよ。
18世紀、マイセンと六古窯のフィギャリンです。
このトラだけ写真OKでした。
昨日は、朝から西洋陶磁器勉強会に参加して、夕方から松濤美術館へ「アニマルハウス:謎の館」展へ行ってきました。
勉強会は2年ぶりだったようですが、私は前回参加していないので、3年ぶりかもしれません。久しぶりに、北欧陶磁器以外のヨーロッパ窯の講義を聞きました。陶磁器だけでなく、西洋文化について知ることができ、とても勉強になります。今後、年1回のペースで行うようなので、なるべく参加していこうと思います。
さて、松濤美術館で行われていた「アニマルハウス:謎の館」展ですが、タイトルのごとく、謎で良くわかりませんでした。まあ、そんなもんでしょう。ということで、昨日が最終日でした。次回はラリックなので、ちょっと期待できるかな..
チラシです。
この龍文七宝大香炉一対だけ撮影可でした。五島美術館もSNS対応を始めたのかな。
今日は、午後からうちの奥さんと五島美術館へ「光彩の巧み-瑠璃・玻璃・七宝-」展を見てきた。とても、良かった。七宝というと、近年、明治の超絶技巧物ばかりが取り上げられているが、こうして歴史を追って変遷を見ると、やはり素晴らしいものだなと思う。写真撮影可の最初に展示されている龍文七宝大香炉一対がものすごく大きい。これにはとても驚いた。七宝の茶道具の章もあり、釘隠など、京都の細見美術館からも結構出展されている。また、安藤七宝が提供している有線七宝の作り方も展示されており楽しめる。
12月3日までです。七宝に興味ある方にはお勧めです。
リーフレット表
リーフレット裏
昨日、帰宅したら11月23日から新宿の東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館で始まる「デンマーク・デザイン」展の広報物が届いていた。はやいな、もう年末か...実は今週末22日の日曜日に静岡市美術館で講演しなければならない。新宿では特に何もなさそう。 しかし、長い名前だな..
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