リーフレット
これだけ、写真OKでした。なんと、黄色の紬!
紬黄色地ムルドゥッチリ袷衣裳 19世紀 木綿
一般財団法人沖縄美ら島財団
松濤美術館で行われている「美ら島からの染と織 色と模様のマジック」展へ行って来た。沖縄県立博物館・美術館、沖縄美ら島財団、那覇市歴史博物館のコレクションから構成されており、染の紅型からはじまり、織物までを18世紀から今世紀までのものを展示している。今世紀のものは、海外に所蔵されている古い染織物を復元しているものが多いかな。原色を使った華やかものが多く、特に黄色は素晴らしい色合いである。黄色の織(紬)もよかったな。昨年、バリ島のイカット(絣)でできた黄色の袋を買ってきたので、やはり黄色が好きなのかな..
リーフレット表
リーフレット裏
先週、うちの奥さんと国立新美術館へ「ウィーン・モダン」展を見てきた。リーフレットにも書いてあるように、クリムトやシーレなどの絵画が多いのかなとあまり期待していなかったが、絵画だけでなく、建築、工芸、グラフィック、ファッション、音楽、そして、18世紀からの都市計画まで展示しており、とても良かった。
特に、うちの奥さんと私は建築学科を卒業しているので、やはり、建築家のオットー・ヴァーグナーやアドルフ・ロースの図面や模型などが展示されていて、懐かしかった。
ヴァーグナーの鉄道駅などは、実際、学生時代にウィーンに行って写真を撮り、引き伸ばして額に入れ、しばらく自分の部屋に飾っていた。郵便貯金局も良かったが、最後にアドルフ・ロースのゴールドマン&ザラチェのオフィスビルの模型が展示されており、とても感激した。また、クリムトの鉛筆、黒チョークなどを使った素描画も素晴らしかった。
ひとつ残念だったのは、私の専門分野である1870年に建造されたムジーク・フェラインザールがどこにもなかったことかな。
東京会場はもう終わっていますが、大阪へ巡回します。8月27日から12月8日まで、国立国際美術館で開催されるようです。お勧めです。
どうやら、この前の日曜日、日経新聞に広告が載ったらしい。うちの妹が写真を送ってきた。ということは、一応、全国版かな..
はやいもので、あと、1ッか月ちょっと。お客さん入っているのかな..
三井記念美術館で行われている「日本の素朴絵」展へ行って来た。「ゆるい、かわいい、楽しい美術」と副題に書いてあるように、漫画チックでユニークなものを取り上げて、ユルキャラブームを起こした日本人の趣向や心を掘り下げた展覧会かな..
絵画だけでなく、なんと最初に展示されていたものは埴輪である。そして、最後には、大好きな円空仏6体と木食仏4体が出迎えてくれた。やはり、木食の微笑はいいな..
スノーボールの大壺が表紙のリーフレット
お馴染み、モンキーのオーケストラ
マイセン動物園展を見にうちの奥さんと汐留ミュージアムへ行って来た。
かなりの数が某アンティークショップのお客さんのコレクションなので、見たことがあるものもかなりあった。はっきりいって、私は上絵はそれほど興味がなく、特に、フィギャリンは、どうも...。 スノーボールも超絶技巧で派手であるとは思うが、眞葛の高浮彫に通ずるものがあり、生理的に受け付けないのかな..
まあ、マイセンのイングレイズをじっくりと確認することができたのはよかったかな。
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ヤマザキマザック美術館で行われているロイヤルコペンハーゲンのアールヌーヴォー展が開催されてから2か月が経ちました。ちょうど半分です。ということで、今週末6月30日(日)に高木さんの2回目の講演会「日本のアールヌーヴォー」があります。お近くの方、是非、足を運んでください。よろしくお願いします。写真は岐阜新聞に掲載された1回目の講演会の記事です。
三重県立美術館で行われるデンマーク・デザイン展のリーフレットが送られてきました。
チラシの表は「一角獣」
図録の表紙は「出現」
汐留ミュージアムで行われているギュスターヴ・モロー展を見てきた。目玉は、洗礼者ヨハネの首の幻影を見るサロメを描いた「出現」であるが、どれも見応えのある作品でとてもよかった。が、それよりも、象徴主義の作品は、若かった頃、この幻想的な雰囲気あるいは美しさになんとなく憧れのようなもの抱いていたが、今回、冷めた感じで見てしまい、歳を感じてしまった。疲れていたのかな..
シュルレアリストのアンドレ・ブルトンを虜にしたという「妖精とグリフォン」は来ていなかったので、どんなものなのかと図録を見ていたら白黒だったが掲載されていた。まあ、同主題の3作の中で、妖精が一番エロティックな絵でした。
今度の日曜日までです。お勧めです。なお、あべのハルカス美術館と福岡市美術館へ巡回します。
うちの奥さんと松涛美術館で開催されている「華めく洋食器 大倉陶園100年の歴史と文化」展へ行ってきた。数年前に、岐阜県現代陶芸美術館で大倉陶園展を見たが、このときは愛知のコレクターの作品がメインであった。これはコレクターの個性が出ていて華やかでよかったが、今回は100周年とあって、また、違った意味で豪華であった。図録も288ページもあり、とても立派である。
展示物としては前回のほうが好みではあったが、今回のほうがいろいろと勉強になった。特に、最初、上絵付だと思って見ていた色蒔のデミタスカップや蒔絵を施したお皿などは驚きであった。
大倉陶園といえば岡染めであるが、やはり、イングレイズでも1460度という焼成温度がこの独特の淡いブルーを出しているのだと思う。
さて、ゆっくりと時間をかけて図録を読もうかな..
先日、うちの奥さんとBunkamura ザ・ミュージアムへ「印象派への旅 海運王の夢-バレル・コレクション-」を見てきた。いちばんの目玉は、エドガー・ドガの「リハーサル」であるが、それほど混んではいなかった。グラスゴーにある美術館「バレル・コレクション」が改装に伴い、80点が来日したようだが、本来、バレル氏がグラスゴー市に寄贈した時に、海外への持ち出しは禁止という条件があったようなので、すべて日本初公開ということになる。まあ、フランス絵画より、グラスゴー、スコットランドなどの地元の画家の作品が多く、とてもセンスが良いコレクションであった。
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