リーフレット表
リーフレット裏
先週、うちの奥さんと国立新美術館へ「ウィーン・モダン」展を見てきた。リーフレットにも書いてあるように、クリムトやシーレなどの絵画が多いのかなとあまり期待していなかったが、絵画だけでなく、建築、工芸、グラフィック、ファッション、音楽、そして、18世紀からの都市計画まで展示しており、とても良かった。
特に、うちの奥さんと私は建築学科を卒業しているので、やはり、建築家のオットー・ヴァーグナーやアドルフ・ロースの図面や模型などが展示されていて、懐かしかった。
ヴァーグナーの鉄道駅などは、実際、学生時代にウィーンに行って写真を撮り、引き伸ばして額に入れ、しばらく自分の部屋に飾っていた。郵便貯金局も良かったが、最後にアドルフ・ロースのゴールドマン&ザラチェのオフィスビルの模型が展示されており、とても感激した。また、クリムトの鉛筆、黒チョークなどを使った素描画も素晴らしかった。
ひとつ残念だったのは、私の専門分野である1870年に建造されたムジーク・フェラインザールがどこにもなかったことかな。
東京会場はもう終わっていますが、大阪へ巡回します。8月27日から12月8日まで、国立国際美術館で開催されるようです。お勧めです。
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