ウィーン・モダン展
8月
6日
特に、うちの奥さんと私は建築学科を卒業しているので、やはり、建築家のオットー・ヴァーグナーやアドルフ・ロースの図面や模型などが展示されていて、懐かしかった。
ヴァーグナーの鉄道駅などは、実際、学生時代にウィーンに行って写真を撮り、引き伸ばして額に入れ、しばらく自分の部屋に飾っていた。郵便貯金局も良かったが、最後にアドルフ・ロースのゴールドマン&ザラチェのオフィスビルの模型が展示されており、とても感激した。また、クリムトの鉛筆、黒チョークなどを使った素描画も素晴らしかった。
ひとつ残念だったのは、私の専門分野である1870年に建造されたムジーク・フェラインザールがどこにもなかったことかな。
東京会場はもう終わっていますが、大阪へ巡回します。8月27日から12月8日まで、国立国際美術館で開催されるようです。お勧めです。