本日7月30日は、明治45年に明治天皇が崩御された日です。
宮内庁では、一定の規模の建造物と敷地を有するものを「離宮」とし、小規模のものを「御用邸」と区別しています。
明治19年、当時清流がながれていた宇治川河口西口の海岸沿いの土地・建物・桟橋等を購入されました。
その後、宇治川東側の土地を買い足し、3070坪の広大な敷地が御用邸として使われてきました。
明治40年に東京倉庫(三菱倉庫の前身)が買い取り、前面の海を埋め立てて港湾施設「高浜ターミナル」を建設しています。
現在は複合商業施設の「モザイク」に生まれ変わり、神戸の観光スポットになっています。
そのモザイクがあるハーバーランドの東入口辺りに、ポツンとこの石碑が置かれています。
それこそ殺風景な感じで写真を撮っておりますと、「え、こんなんあったん」と通りがかりのおばちゃんが驚いておりました。
明治は遠くなりにけりの言葉通り、誰も気にも留めることのない石碑のようです。
28日の突然の集中豪雨で、人命が奪われてしまいました。亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
昭和13年7月に起こりました阪神大水害を教訓として、国や県は中流域の川幅を広げ、護岸と川底をコンクリートで固める「三面張り」の工事を進めてきました。
その後、河川環境の見直しの声が上がり、70年代後半より神戸市は護岸の内側に遊歩道を設けたり、川底の一部を石ころに変え「親水公園」として整備してきました。
写真は、<A>宇治川・<B>石井川・<C>新湊川・<D>都賀川、です。
悲しい事件は、灘区の<D>の川で起こってしまいました。
わずか10分で水位が1メートル上がったとのことですが、改めて水の恐ろしさを感じさせる事件です。
大水害も困りものですが、都会において自然と接する場所の提供も反対する声は上げにくいものだと感じます。
防災と自然、相反する立場ですが、いい解決策はないものでしょうか。
製作はアメリカ、スタッフ・キャストは全て日本人という異色の作品として2008年アメリカ製作の『原題:The Machine Girl』が、邦題『片腕のマシンガール』として2008年8月21日より公開されます。
不良グループに弟「日向ユウ」を殺された女子高生「日向アミ」は復讐に乗り出しますが、逆に捕らえられ拷問の末に片腕を失ってしまいます。なんとか逃げ出した彼女は、同じく息子を殺された「ミキ」と特訓を開始。
「アミ」は「スグル」が作り上げた多銃身のマシンガンを受け取り、左腕に装着します。襲ってくる忍者たちによって、「スグル」は殺されますが、「ミキ」と「アミ」はマシンガンをかかえて再び復讐に立ち上がります。
『猫目小僧』などの<井口昇>が監督・脚本を手がけ、映画初出演のグラビアアイドル<八代みなせ>(23)がヒロイン「アミ」役に抜擢されています。「杉原ミキ」に<亜紗美>、「杉原スグル」に<石川ゆうや>が扮しています。
わたしの文中によく登場している<板宿駅>、ちゃんと「いたやどえき」と読んでいただいているでしょうか?
関東から来られた方々は、新宿がありますので、この板宿を「いたじゅく」とよく言われます。
駅を尋ねられる経験からですが、確かに地元民は気にもしていませんが、地名の読み方は難しいですね。
さてその市営地下鉄の駅ですが、特色を出そうということでしょうか、構内は写真のような木目模様のパネルが壁の全面に貼られています。
別に板宿は材木の町ではありませんが、「板」に掛けた単純な語呂合わせですね。
電車を待ちながら、この人工的な木目のパネルを眺めなければいけないのですが、人工的な木目は安らぎを与えてくれません。
どうせのこと遊ぶなら、この列はヒノキ、隣はサクラ、スギにケヤキといった具合に、材質を変えて、自然に木の種類が勉強できるようにしてくれれば、いい時間つぶしになると考えますが、このアイデアだめでしょうかねぇ。
本日27日、一級建築士の学科試験日でした。
その業界の人間として、一日試験会場で、試験監督業務をこなしてまいりました。
担当試験会場は、故中内功さんが創立された「流通科学大学」で、市営地下鉄の「学園都市駅」の近くです。
地下鉄に乗り変えの為、山陽板宿駅で降りますが、七夕さんの時と同様、かわいいカエルさんの折り紙が貼られた作品が構内に飾られていました。
「むらさめ保育園」と書かれていますので、園児たちが先生と一緒に作成したんでしょうね。 涼しそうな池の中で、カエルさんが飛び跳ねている感じがよく出ていて、微笑ましく楽しませて頂きました。
北京オリンピック開催まで、あとわずかになりました。
とあるパチンコ屋さんの店先に貼ってあるポスターに目が留まりました。
日の丸の赤をアレンジし、この時期に「がんばる、ニッポンの球技」というコピーがついており、「野球かバレーボールのことか?」と目が留まりました。
サッカー人口は全世界で約2億6000万人。野球人口は1800万人、そして日本発祥のパチンコ人口は約1660万人だそうです。
小さな写真では」分かりづらいと思いますが、赤い丸の輪が、それぞれの競技人口の大きさをイメージしています。
パチンコもサッカーのように手軽さがあれば客が増えるとのコピーでしたが、出玉率を上げればお客は来るという単純な事が抜けているようで、このコピーだけは感心いたしません。
毎日暑く、猛暑日が続く日々ですが、嫌いなわけではありません。
しし座の季節になりました。わたしの星座です。
そんなわけで今回はライオンを取り上げました。ライオンと言えば真っ先に思い出すのが、三越百貨店のライオンさんですが、ライオン像がいた神戸三越は、昭和59年に閉店していますので今はもう見ることは出来ません。
<T>長田区にあります、大きな御屋敷の庭に座っているライオンです。大きなお庭で、灯籠をはじめ、いろんな石造物が散らばっておりました。少しばかり成金趣味の感が拭えませんが、ライオンさんはりっぱなものでした。
<U>全国ブランドのマンション業者、そのものずばり兵庫区にあります「ライオンズマンション」の玄関に鎮座しておりました。
このマンションシリーズは良く見かけますが、ライオン像を見たのはこのマンションが初めてです。多少は特異性を出し始めたのでしょうか。親子で座っておりますので、2代目も安心して長く住めますよとの暗示かなとも思いました。
阪神間の人間としては、「レオポン」も懐かしい動物です。雄ひょうと雌ライオンの間に昭和34年に生まれた混雑種で、阪神甲子園パークで生まれました。レオ吉・ポン子と名付けられ、当時は大変な人気者でした。今ははく製にされ、国立科学博物館に保存されています。
子供の頃としては珍しかったのでしょうが、今から思えば、人間側の勝手な試みのように思えて仕方ありません。
板宿駅近辺の酒場で早めに沈没した後、もう一件出向く立ち呑み屋の途中に、このパン屋さんがあります。
板宿商店街からも離れた、住宅地の一角でご夫婦で経営されておられます。
こじんまりとしたパン屋さんで、値段も味も悪くなく、灯りが付いていれば覗いて帰ります。
一杯呑み帰りですので、たぶん閉店近い時間だと思いますが、サービスで正札より安くしてくれますので、いつもお札で支払う癖がつきました。
暗算で「これだけ」と支払うのですが、いくらかの返金があり、計算するのを止めてしまいました。
お店側の閉店サービスなのでしょう、ありがたくいくつかのパンを買わせて頂いております。
パンは出来たてがおいしいと言いますが、プロのパンは時間が経つほど旨みが出るもんだそうです。
久方ぶりの神戸での個展、顔出ししてきました。
北野町に近い「ギャラリー島田」にての開催でしたが、三宮駅から徒歩15分、暑い道のり汗をかきながら坂道を登って行きました。
いつもより作品数が少ないようでしたが、花の東京でも個展が開催中だとか。プロの画家として、市場優先主義で東京が中心になるんでしょうね。
あまりメジャーな画家ではありませんが、独特な雰囲気のフォルムでの画面構成で、マニアックな愛好者には絶対的な支持を受けています。
漢方薬にも利用される「冬虫夏草」をもじって「冬虫仮想」をキーワードに「粘菌者の王国」を築き上げている画家です。
画面は、粘菌類や奇想天街な動物であふれていますので、正直好き嫌いが出る画風だと思います。
実は彼、小・中・高校と私の同級生ですが、一度も同じクラスになったことはありません。
そんなこともあり、忘れず、離れず、遠からず、いつも彼の活躍を期待しています。
アジア・太平洋戦争時期、神戸港では労働力不足を補うために、中国人・朝鮮人・連合国捕虜達が、港湾荷役や造船などで過酷な労働を強いられました。
戦時中少なくとも5000人以上が強制連行され、約200人が死亡したとされています。
この歴史を心に刻み、アジアの平和と共生を誓って、この碑が昨日21日除幕されました。
碑の文字盤には、日本語・中国語・ハングル語・英語と4各国語で誓いの言葉が刻まれています。
平和ボケだけならまだしも、それ以前の社会問題が多く発生していますが、改めて平和とは何かを問うべき時期に来ているように思えます。
戦後63年、また暑い夏を迎えます。
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