米ジョンズ・ホプキンス大学システム科学工学センター(CSSE)の日本時間25日時点の集計によりますと、新型コロナウイルスの世界の感染者は累計で約540万8301人人となっています。米国が164万人3499人の最多で、ブラジル36万3211人、ロシア34万4481人、イギリス26万916人、スペイン23万5772人、イタリア22万9858人と続いています。
世界全体の死者数は約34万5104人。米国では約9万7722人と10万人に迫っています。英国3万6875人、イタリアで3万2785人、スペイン2万8752人、フランス2万8370人、ブラジルで2万266人が亡くなっています。
山あいの段々畑に花を植え続けた夫婦と小さな村の人たちを追い、2002年から放送されたNHKの人気ドキュメンタリーシリーズ『秩父山中 花のあとさき』を映画化した『花のあとさき ムツばあさんの歩いた道』が、2020年6月1日より全国で公開されます。
埼玉県秩父市吉田太田部楢尾。山深い村に暮らす<小林ムツ>さんは、60歳を過ぎた頃から、夫の<公一>さんとともに丹精込めた段々畑をひとつずつ閉じていき、そこに花を植えていきました。長い間世話になった畑が荒れ果てていくのを申し訳なく思った<ムツ>さん夫婦は、せめて花を咲かせて山に還したい思いで、毎日コツコツと花を植え続け、その数は1万本以上にもおよんんでいます。暮らす人が年々少なくなる村に、春になると<ムツ>さん夫婦の植えた色とりどりの花が咲きほこります。やがて、<ムツ>さんにつらい出来事が訪れてしまいます。監督は、<百崎満晴>が務め、 プロデューサーとして<伊藤純>が担当しています。
ブラジル発の「手紙の代読と代筆」からストーリーが動きだす、可笑しくて温かい愛の物語としての話題作『原題:Aos Olhos de Ernesto』、『英語題:Through Ernesto’s Eyes』が邦題『ぶあいそうな手紙』として、2020年7月よりシネスイッチ銀座ほか全国順次ロードショーされるのに先立ち、予告編が公開されています
予告編は、視力を失いつつある78歳の独居老人「エルネスト」が隣人の「ハビエル」と、糖尿病に関係あるグルコース値を自慢しあいながらチェスをするというユーモラスな場面から始まります。そして、「エルネスト」のもとに一通の手紙が届き、23歳のブラジル娘「ビア」に「手紙の代読と代筆」を頼むことから、その後のストーリーが展開していきます。
ブラジル・サンパウロ国際映画祭では批評家賞、ウルグアイ・プンタデルエステ国際映画祭では観客賞と最優秀男優賞を受賞し、伝統あるハバナ映画祭、リオデジャネイロ映画祭にも特別招待された作品です。
ブラジル南部、ポルトアレグレの街。「エルネスト」は78歳の独居老人。隣国ウルグアイからやって来て46年。頑固で融通がきかず、本が好きでうんちく好き。老境を迎え、ほとんど目が見えなくなりました。もうこのまま人生は終わるだけ。そう思っていたある日、一通の手紙が届きます。差出人はウルグアイ時代の友人の妻。「エルネスト」は、偶然知り合ったブラジル娘の「ビア」に手紙を読んでくれるように頼む。「手紙の読み書き」のため、一人暮らしの「エルネスト」の部屋に「ビア」が出入りするようになりますが、それは、彼の人生を変える始まりでした。ワケありの「ビア」、唯一心を許せる隣人「ハビエル」、昔の友人の妻「ルシア」、折り合いの悪い息子の「ラミロ」が摂り巻、心を正直に伝えられない「エルネスト」が最後に宛てた手紙の相手とは?
主人公「エルネスト」を演じるのは、東京国際映画祭グランプリで日本公開されたウルグアイ映画『ウィスキー』(2004年)に主演した名優<ホルヘ・ボラーニ>です。
その他、「ビア」に<ガブリエラ・ポエステル>、『僕と未来とブエノスアイレス』(2006年・監督:ダニエル・ブルマン )の<ホルヘ・デリア>、『ゴンザーガ~父から子へ~』(2012年・監督:ブレノ・シルべイラ )の<ジュリオ・アンドラーヂ>が出演しています。
監督は、<アナ・ルイーザ・アゼヴェード>が務め、脚本は、ラテンアメリカ映画史に残るキューバの名作『苺とチョコレート』(1993年・監督:トマス・グティエレス・アレア 、フアン・カルロス・タビオ )の原作者<セネル・パス>が脚本に協力<アナ・ルイーザ・アゼヴェード>と<ジョルジ・フルタード>が脚本を担当しています。
ロシアのファンタジーホラー映画 『魔界探偵ゴーゴリ 暗黒の騎士と生け贄の美女たち』(2017年)の<イゴール・バラノフ>が監督を務めたロシア映画『The Blackout(英題)』が邦題『ワールドエンド』として、東京・ヒューマントラストシネマ渋谷、UPLINK吉祥寺、イオンシネマ板橋ほか全国のイオンシネマで近日の公開が決定されています。
人類とエイリアンとの戦いを描く本作。物語の舞台は、宇宙空間から飛来した放射線により、電力が喪失するブラックアウトが発生した近未来です。モスクワを含むロシア西部と周辺国だけが、月の陰となり放射線の影響を受けずに被害を免れます。
ロシア軍特殊部隊・スペツナズに所属する「ユーラ」や「オレグ」たちは、事態の調査を開始しますが、正体不明の敵の襲撃を次々に受けていきます。そんなとき、「イド」と名乗る異星人が彼らの前に現れます。劇中では20万年に及ぶエイリアンの陰謀、人類誕生の秘密が解き明かされていきます。
『スターリングラード 史上最大の市街戦』(2013年・監督:フョードル・ボンダルチューク)の<ピョートル・フョードロフ>が「ユーラ」、『ナイト・ウォッチ』(2004年・監督:ティムール・ベクマンベトフ)の<アレクセイ・チャドフ>が「オレグ」を演じています。またVFX映像を手がけた制作チームには、『T-34 レジェンド・オブ・ウォー』(2019年・監督: アレクセイ・シドロフ)や『バーフバリ』(2015年・監督:S・S・ラージャマウリ)、『アベンジャーズ』(2012年・監督:ジョス・ウェドン)シリーズに関わったスタッフが参加しています。
上段左から時計回りに<清原果耶> <岡田健史> <松田翔太> <市毛良枝> <竜雷太> <加藤雅也>
<堤真一>と<石田ゆり子>が共演する10月公開予定の<堤幸彦>監督最新作『望み』ですが、新たな出演者が発表されています
本作は『クローズド・ノート』(2006年1月・角川書店刊)・ 『検察側の罪人』(原作・2013年9月・文藝春秋刊)の<雫井脩介>原作による同名小説『望み』(2016年9月 KADOKAWA刊)を 『SPEC』シリーズ(2012年)、『十二人の死にたい子どもたち』(2019年)の<堤幸彦>監督が映画化しています。
一級建築士の「石川一登」(堤真一)は、自らデザインした優雅な邸宅で、妻「貴代美」(石田ゆり子)や子供たちと幸せな毎日を送っていました。高校生の息子が無断外泊をした夜、同級生が殺害される事件が起きます。それきり連絡が途絶えてしまった息子は事件への関与を疑われていきますが、もう一人殺されているという噂が流れます。愛する我が子は犯人か、それとももう1人の被害者なのか、極限の家族愛を描いていきます。
高校生の長男「規士」を、ドラマ『中学聖日記』(TBS系)でデビューした<岡田健史>が演じます。長女「雅役」を演じるのは、第32回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎新人賞、第44回エランドール新人賞を受賞した<清原果耶>。兄を家族として心配しながらも、将来への不安で押しつぶされそうになる妹を演じます。そのほか、事件の真相を暴くために石川家に巧みに入り込み独自の取材を進める記者「内藤」役に<松田翔太>、事件を捜査する刑事「寺沼」役で<加藤雅也>、「貴代美」の母「扶美子」役で<市毛良枝>、「一登」の取引先である建設会社の社長「高山」役で<竜雷太>が出演しています。
本日のこの日、映画『スター・ウォーズ』の第1作目が米国で公開されました。日本での公開は、1978年6月24日でした。宇宙を舞台に、父子の対立や若者の成長といったドラマを壮大なスケールで描き、熱狂的ファンを生み、シリーズ化されました。
実写映画本編は、エピソード4・5・6→1・2・3→7・8・9と変則的な時系列順で公開されていることが大きな特徴として、「スター・ウォーズ」の42年の歴史の完結編である 『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』 が2020年3月5日をもって、日本では劇場上映が終了しています。
スピンオフ作品を含め多くの作品が制作された人気シリーズですので、今後も <タイカ・ワイティティ>監督による新作の制作 が続く予定です。
「神港倶楽部」の写真(本地陽彦さん所蔵)
1896(明治29)年に日本で初めて映画(活動写真)が公開された神戸・花隈の「神港倶楽部」を撮影した写真を、国立映画アーカイブ客員研究員の<本地陽彦>(65)さんが見つけています。従来、書籍に掲載された図版は知られていましたが、プリント写真での発掘は初めてといいます。戦前、催し物や呉服の販売などの会場としても知られた建物を鮮明に記録しており、日本映画史や郷土史の貴重な史料として注目されています。
「神港倶楽部」で、「エジソン社」が開発したのぞき箱式の「キネトスコープ」が、日本で初めて一般に公開されたのは、1896年11月25日~12月1日。日程などは、神戸出身で在野の映画史家<水野一二三>氏が、戦前に地元紙「神戸又新(ゆうしん)日報」の調査や関係者への聞き取りから確認し、さらに「日本映画史の研究」(1980年)を著した<塚田嘉信>氏が詳細を明らかにしています。
<本地>さんは、「神戸と題名に付いた古本を、片っ端から買っては調べた」結果、「神戸倶楽部沿革誌」(1938年、非売品)に外観写真が掲載されているのを見つけ、2001年に成果を発表。営業報告書や会員名簿などの史料も収集し、今年3月、インターネットオークションに出品されていた写真を入手しました。
写真はモノクロで台紙に貼られており、縦約29センチ、横約24センチ。建物は、下見板張りに上げ下げ窓のコロニアル風で、玄関ポーチには「SHINKO CLUB」の表札が掲げられている。「都軒」というレストランの看板も読み取れ、西洋料理を販売していたとの記録を裏付けています。
<富司純子>の主演作「緋牡丹博徒」(1968年9月14日公開・東映)が、5月26日(火・13:00~14:39)にNHK BSプレミアムで放送されます。
義理と人情に生きる「緋牡丹お竜」の活躍を描く本作は、「緋牡丹博徒」シリーズ全8作の第1作目となります。明治時代中頃、熊本県の博徒「矢野組」組長の一人娘「竜子」は、闇討ちで殺された父の仇を探すため旅に出ます。各地を流れ歩くうちに「緋牡丹のお竜」の異名を持つようになった「竜子」が、いかさま騒動に巻き込まれた際、「片桐直治」という男と出会ったことで物語は展開していきます。
<富司純子>が「矢野竜子」役、<高倉健>が「片桐直治」役で出演。共演には<若山富三郎>、<待田京介>、<大木実>、<山本麟一>、<金子信雄>が名を連ねています。脚本は、『兄弟仁義 関東兄貴分』(1967年・監督: 中島 貞夫)の<鈴木則文>、監督は、『前科者』(1968年)の<山下耕作>が務めています。
「肥後熊本は五木の生まれ、姓は矢野、名は竜子、通り名を緋牡丹のお竜と申します」、<富司純子>のセリフにしびれたかたは、見逃さないようにお楽しみください。
『ワイルド・スピード』シリーズの<ビン・ディーゼル>主演で、アメコミ『バリアント・コミックス』の人気キャラクター「ブラッドショット」を実写映画化した『ブラッドショット』が、2020年6月29日より全国で公開されます。
アメリカ海兵隊員の「レイ・ギャリソン」は、何者かの襲撃を受けて妻「ジーナ」とともに拉致され、襲撃の首謀者「マーティン・アレックス」の手によって妻を殺されてしまいます。
自身も撃たれて生死の境をさまよった「レイ」でしたが、とある組織のナノテクノロジーによって蘇生に成功。記憶を失ったものの、体中の血液が生物工学ロボット「ナナイト」に置き換わり、圧倒的なパワーと回復能力を持った超人へと生まれ変わります。
やがて、あることがきっかけで妻を殺された記憶を取り戻した「レイ」は、愛する妻を殺した「マーティン」を見つけ出し、復讐を果たします。
体中の血液を生物工学ロボット「ナナイト」に置き換えられた「レイ・ギャリソン」を<ビン・ディーゼル>、「レイ」と同じ境遇であるヒロイン「KT」を<エイザ・ゴンザレス>が演じています。また共演には、首謀者「マーティン・アレックス」に<トビー・ケベル>、<サム・ヒューアン>、<ガイ・ピアース>らが名を連ねています。監督は<デヴィッド・S・F・ウィルソン>、脚本は<ジェフ・ワドロウ>と 『メッセージ』 (2016年・監督: ドゥニ・ヴィルヌーヴ)の<エリック・ハイセラー>が担当しています。
『暗数殺人』 (2020年・監督:キム・テギュン)・『チェイサー』(2008年・監督:ナ・ホンジン)・『哀しき獣』「2010年・監督:ナ・ホンジン)の<キム・ユンソク>(52)が監督デビューを果たしたヒューマンドラマ 『未成年』 が、2020年5月29日より全国で公開されます。
女子高生「ジュリ」は父が不倫していることを知ります。しかもその相手は、同級生の問題児「ユナ」の母「ミヒ」でした。「ジュリ」は「ユナ」に母の不倫を止めるよう忠告しますが、「ユナ」は母が「ジュリ」の父の子を妊娠していることを告げます。
突然知らされた事実に戸惑い傷つく「ジュリ」。そんな中、ある事件が起こります。
「ジュリ」を演じた<キム・ヘジュン>が第40回青龍映画賞で新人女優賞に輝き、テレビドラマ『SKYキャッスル~上流階級の妻たち~』の鬼気迫る演技で第55回百想芸術大賞の最優秀演技賞を受賞した<ヨム・ジョンア>、『ザ・キング』(2017年・監督:ハン・ジェリム)で青龍映画賞、大鐘賞映画祭、百想芸術大賞の助演女優賞を受賞した<キム・ソジン>、<パク・セジン>がキャストに名を連ねています。 監督の<キム・ユンソク>は主人公の父役で出演もしています。
本作は、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2019・国際コンペティション部門上映作品。2019年11月、シネマート新宿&心斎橋の企画「のむコレ3」で上映された後、2020年5月29日に単独劇場公開される作品です。
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