19日、人気漫画『ゴールデンカムイ』が実写映画化されることが集英社オンラインにて発表され、本日発売の『ゴールデンカムイ』コミックス第29巻の帯にても告知されており、同サイトでは「今はまだ『実写映画化決定』の発表だけなので、公開時期やキャスト陣などの続報が楽しみだ」と伝えています。
2014年8月『週刊ヤングジャンプ』38号で連載がスタートした同作は、明治時代の北海道を舞台に、アイヌが遺したという大金を手に入れるため、日露戦争の死線を潜り抜けた元軍人の「杉元佐一」が、アイヌの美少女「アシリパ」と行動をともにし、一攫千金を夢みる物語です。
これまでテレビアニメが3度放送(1期2018年4月~6月、2期同年10月~12月、3期2020年10月~12月 ※ 4期が10月より放送予定)されており、「マンガ大賞2016」など数々の漫画賞を受賞したほか、2019年5月にイギリス・ロンドンの大英博物館で行われた漫画展『The Citi exhibition Manga』ではキービジュアルに採用されるなど、世界的な人気作品となっています。
19日発売の新刊コミック29巻をもってシリーズ累計1900万部を突破し、30巻・31巻は6月・7月と連続刊行予定。また、28日発売の『週刊ヤングジャンプ』22・23合併号にて連載最終回を迎えます。
『シン・ウルトラマン』劇場用パンフレット書影
<庵野秀明>が企画・脚本、<樋口真嗣>が監督を務めるウルトラマンの誕生55周年記念作品『シン・ウルトラマン』が、2022年5月13日より公開されますが、予告編が解禁され、あわせて関連書籍の詳細が発表されています。
『シン・ウルトラマン』の舞台は巨大不明生物・禍威獣(カイジュウ)の来襲が日常となった日本です。日本政府は禍威獣特設対策室、通称・禍特対(カトクタイ)を設立しますが、危機が迫る中、大気圏外から突如銀色の巨人が現れます。作戦立案担当官「神永新二」とコンビを組んだ巨人対策の分析官「浅見弘子」の報告書には「ウルトラマン(仮称)、正体不明」と書かれていました。
<斎藤工>が「神永新二」、<長澤まさみ>が「浅見弘子」を演じたほか、禍特対の班長「田村」に<西島秀俊>、非粒子物理学者「滝」に<有岡大貴>(Hey! Say! JUMP)、汎用生物学者「船縁」に<早見あかり>が扮しています。
関連書籍として、『シン・ウルトラマン デザインワークス』(2200円)の発売が決定しています。ウルトラマンや禍威獣、劇中に登場する主要なアイテムに関するアートワークなど500点を超える資料や、<庵野秀明>による手記が掲載されています。
また、全52ページの劇場用パンフレットの収録内容も明らかに。詳細なストーリー紹介やキャラクター相関図、メインキャストやスタッフのインタビュー、<樋口真嗣>によるアイデア手帳などを読むことができます。いずれも「シン・ウルトラマン」公開日の5月13日に同時発売されます。
今夜深夜<1:35>より「テレビ大阪」にて、2012年カナダ・ベルギー合作製作の『原題:The Expatriate』が、邦題『陰謀のスプレマシー』として2013年1月20日より公開されました作品の放送があります。
巨大組織の陰謀に巻き込まれた元CIA捜査官の戦いを、<アーロン・エッカート>主演で描いたサスペンスアクションです。かつてCIA捜査官として活躍していた「ベン・ローガン」は、現在は民間警備会社で働きながら愛する娘「エイミー」と暮らしていました。
しかし、ある日突然、会社の存在が社会から抹消されてしまいます。さらにコインロッカーに隠された書類から自分が暗殺予定者リストに入っていることを知った「ローガン」は、その原因を突き止めるべく独自に調査を開始します。ある機密書類を手に入れますが、娘の「エイミー」が組織に誘拐されてしまいます。
共演に「007/ 慰めの報酬」の<オルガ・キュリレンコ>がCIAの元同僚「アンナ・ブラント」、「エイミー」に<リアナ・リベラト>が扮し、監督は<フィリップ・シュテルツェル>が務めています。
本日<13:00(~14:44)>より「NHK BSプレミアム」にて、1987年デンマーク製作の『原題:Babette's Feast』が、邦題『バベットの晩餐会』として1989年2月18日に公開され、2016年4月9日よりデジタルリマスター版にてリバイバル公開されました作品の放送があります。
20世紀のデンマークを代表する女流作家<カレン・ブリクセン>の同名小説を、<ガブリエル・アクセル>が監督を務め映画化しました。
19世紀後半、デンマーク辺境の小さな漁村に質素な生活を送る初老を迎えたプロテスタントの姉妹(ビルギッテ・フェダースピール、ボディル・キュア)がいました。そこにパリコミューンで家族を失ったフランス人女性「バベット」(ステファーヌ・オードラン)がやってきます。その後、彼女は家政婦として長年姉妹に仕えますが、宝くじで大金を手にいれると、村人のために晩餐会を開きたいと申し出ます。
1987年・第60回アカデミー賞で外国語映画賞を受賞したのをはじめ、1989年の英国映画テレビ芸術アカデミー賞(BAFTA)最優秀外国語映画賞、世界各国の映画賞で作品・監督・主演女優の賞を得た作品です。
アメリカ西海岸を代表する歌手<リンダ・ロンシュタット>の半生を描き、2021年・第63回グラミー賞で最優秀音楽映画賞を受賞したドキュメンタリー『リンダ・ロンシュタット サウンド・オブ・マイ・ヴォイス』が、2022年4月22日より公開されます。
1967年のデビュー以来、その類まれな歌声であらゆるジャンルを歌いこなし、数々のヒット曲を世に送り出した<リンダ・ロンシュタット>は、グラミー賞を10回受賞し、日本でも人気を集めるなど世界的に活躍しましたが、2010年代以降はパーキンソン病のため引退を余儀なくされました。
映画では<リンダ>本人がガイドを務め、アリゾナ州で過ごした幼少期から歌手としての成功までの軌跡をたどります。デビュー当時から絶頂期のパフォーマンス映像や、ホームビデオ、舞台裏写真など貴重なアーカイブ素材に加え、現在闘病中の彼女が父親のルーツであるメキシコを訪れ、家族と共に歌う姿も収録されています。
<ドリー・パートン>、<エミルー・ハリス>、<ボニー・レイット>、<ジャクソン・ブラウン>ら友人や共演者も登場しています。監督は『ラヴレース』の<ロブ・エプスタイン>&<ジェフリー・フリードマン>が務めています。
『ディーパンの闘い』・『預言者』などで知られるフランスの<ジャック・オーディアール>監督が、『燃ゆる女の肖像』で一躍世界から注目される監督となった<セリーヌ・シアマ>と、新進の監督・脚本家<レア・ミシウス>とともに脚本を手がけ、デジタル化された現代社会を生きるミレニアル世代の男女の孤独や不安、セックス、愛について描いた『パリ13区』が、2022年4月22日より公開されます。
再開発による高層マンションやビルが並び、アジア系移民も多く暮らすなど、パリの中でも現代を象徴する13区を舞台に、都市に生きる者たちの人間関係を、洗練されたモノクロームの映像と大胆なセックスシーンとともに描き出していきます。
コールセンターでオペレーターとして働く台湾系フランス人の「エミリー」(ルーシー・チャン)のもとに、ルームシェアを希望するアフリカ系フランス人の高校教師「カミーユ」(マキタ・サンバ)が訪れます。2人はすぐにセックスする仲になりますが、ルームメイト以上の関係になることはありません。
同じ頃、法律を学ぶためソルボンヌ大学に復学した「ノラ」(ノエミ・メルラン)は、年下のクラスメイトたちに溶け込めずにいました。金髪ウィッグをかぶり、学生の企画するパーティに参加したことをきっかけに、元ポルノスターのカムガール(ウェブカメラを使ったセックスワーカー)だと勘違いされてしまった「ノラ」は、学内の冷やかしの対象となってしまいます。大学を追われた「ノラ」は、教師を辞めて不動産会社に勤めていた「カミーユ」の同僚となります。
グラフィックノベル作家<エイドリアン・トミネ>の短編集『キリング・アンド・ダイング』・『サマーブロンド』に収録されている3編からストーリーの着想を得て製作され、2021年・第74回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品作品です。
今夜<9:00(~22:54)>より「NHK BSプレミアム」にて、2013年アメリカ製作の『原題:Grudge Match』が、邦題『リベンジ・マッチ』として2014年4月4日より公開されました作品の放送があります。
ともにボクシング映画の傑作として名高い『レイジング・ブル』の<ロバート・デ・ニーロ>と『ロッキー』の<シルベスター・スタローン>が、ライバル同士の老ボクサーに扮し、人生最後のボクシングマッチに挑む姿を描いています。
若い頃にピッツバーグのボクシング界で実力を競い合っていた、「ヘンリー・〈レイザー〉・シャープ」(シルベスター・スタローン)と「ビリー・〈ザ・キッド〉・マクドネン」(ロバート・デ・ニーロ)は、ライバル争いで全米で注目を集め、1勝1敗という対戦成績で迎えた運命の第3戦の前夜、「レイザー」が突然引退を発表して対戦が行われませんでした。
それから30年が経ち、金儲けのチャンスだと確信したプロモーターから「もう一度リングに上がり、今度こそ決着をつける」というオファーが2人のもとに舞い込みます。
『未来よ こんにちは』の<ミア・ハンセン=ラブ>監督が、スウェーデンの巨匠<イングマール・ベルイマン>が数々の傑作を生んだ島を舞台に、映画監督のカップルが織りなすひと夏の物語をつづったフランス・ベルギー・ドイツ・スウェーデン合作製作の『ベルイマン島にて』が、2022年4月22日より公開されます。
映画監督として認められ始めたばかりの「クリス」と、彼女のパートナーである有名監督「トニー」は、アメリカからスウェーデンのフォーレ島へやって来ます。創作活動にも互いの関係にも行き詰まっていた2人は、敬愛する「ベルイマン」が愛したこの島でひと夏を過ごし、インスピレーションを得ようと考えていました。
やがて島の不思議な力が「クリス」に働きかけ、彼女は自身の実らなかった初恋を投影した脚本を書き始めます。
『ファントム・スレッド』の<ビッキー・クリープス>と『海の上のピアニスト』の<ティム・ロス>が主人公カップルを演じ、「クリス」の次回作を映像化した劇中劇には『アリス・イン・ワンダーランド』の<ミア・ワシコウスカ>と『パーソナル・ショッパー』の<アンデルシュ・ダニエルセン・リー>が出演しています。
2021年・第74回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品作品です。
かつて日本の山々に実在した流浪の民・山窩(サンカ)を題材に、孤独な少年とサンカの一家の交流を描いた『山歌』が、2022年4月22日より公開されます。
高度経済成長期の1965年(昭和40年)。東京で暮らす中学生の「則夫」は、受験勉強のため田舎の祖母の家へやって来ます。ある日彼は、山から山へと旅を続ける山窩(サンカ)の家族と出会います。
一方的な価値観を押し付けられることに生きづらさを感じていた「則夫」は、既成概念に縛られず自然と共生する彼らの姿にひかれていきます。
『半世界』で第41回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞、第34回高崎映画祭最優秀新進俳優賞を受賞の<杉田雷麟>(19)が「則夫」を演じ映画初主演を果たし、心優しいサンカの娘「ハナ」を『未成仏百物語 AKB48 異界への灯火寺』の<小向なる>(21)、ハナの父「省三」を『偶然と想像』の<渋川清彦>(47)が演じています。ドキュメンタリー映画『馬ありて』で注目された<笹谷遼平>が、第18回伊参スタジオ映画祭シナリオ大賞を受賞した自身の脚本を基に監督を務めています。
『20センチュリー・ウーマン』・『人生はビギナーズ』の<マイク・ミルズ>監督が、<ホアキン・フェニックス>を主演に、突然始まった共同生活に戸惑いながらも歩み寄っていく主人公と甥っ子の日々を、美しいモノクロームの映像とともに描いた『カモンカモン』が、2022年4月22日より全国で公開されます。
ニューヨークでひとり暮らしをしていたラジオジャーナリストの「ジョニー」は、妹から頼まれて9歳の甥「ジェシー」の面倒を数日間みることになり、ロサンゼルスの妹の家で甥っ子との共同生活が始まります。
好奇心旺盛な「ジェシー」は、疑問に思うことを次々とストレートに投げかけてきて「ジョニー」を困らせますが、その一方で「ジョニー」の仕事や録音機材にも興味を示します。それをきっかけに次第に距離を縮めていく2人でした。仕事のためニューヨークに戻ることになった「ジョニー」は、「ジェシー」を連れて行くことを決めます。
『ジョーカー』での怪演でアカデミー主演男優賞を受賞した<ホアキン・フェニックス>が、一転して子どもに振り回される役どころを軽やかに演じています。「ジェシー」役は新星<ウッディ・ノーマン>が演じています。
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