神戸：ファルコンの散歩メモ

新型コロナウイルス感染拡大が続くイタリアの中でも甚大な被害が出ている北部ベルガモ県で、実際の死者数が政府公式発表よりもはるかに多いのではないかとの見方が強まり、衝撃が広がっているようです。

地元紙が実際の死者は２倍超の可能性があると報道。＜ベルガモ＞市長は１７日までに、公式発表は「氷山の一角」にすぎないと警告しています。

イタリアでは２月下旬から感染が急増。地元紙エコ・ディ・ベルガモによりますと、３月末までのベルガモ県での感染死者は２０６０人と発表されています。しかし同紙のお悔やみ欄が時には１３ページにも渡る日もあり、載る死者数が公式感染死者数を大幅に上回ったため疑問が出され調査を開始しいます。

日本国内では１８日、新たに５７８人の新型コロナウイルス感染が確認され、クルーズ船の乗客乗員らを除いた累計が１万人を超えました。東京都内では、新たに１８１人（累計２９７５人）、大阪府では８８人（累計１１６３人）の感染が確認されるなどしています。３月末以降、１日の新たな感染者確認が数百人というハイペースとなり、市中での感染拡大の勢いは衰えを見せていません。

感染者は４月９日に５千人を超えて以降、９日間で倍増したことになります。都道府県で確認される人数が大幅に増えてきていまする。１日当たりの判明者数は８日以降、５００人を超える日がでています。

国内の感染確認例の累計は１万４０４人で、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客乗員（７１２人）やチャーター機による帰国者（１４人）を含めますと１万１１３２人。

都内で５人、北海道と千葉県で各２人が死亡したほか、大阪、富山、福岡など各府県で計８人の死亡が判明。。死者は１７人増え、クルーズ乗船者を含めた死者は２３７人となりました。

製作を手掛けるカラーおよび配給の東宝、東映は１７日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて　『ヒノマルソウル～舞台裏の英雄たち～』　（６月１９日公開）、『シン・エヴァンゲリオン劇場版：❘❙』　（６月２７日公開）の２作品の公開延期を発表しています。

『ヒノマルソウル』は、長野冬季五輪のラージヒル団体で日本初の金メダルを獲得した＜岡部孝信＞、＜斎藤浩哉＞、＜原田雅彦＞、＜船木和喜＞の４選手を裏で支えた「テストジャンパー」にスポットを当てた実話を描いています。主演は＜田中圭＞で、＜山田裕貴＞や「日向坂４６」の＜小坂菜緒＞らが出演しています。

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』は、ＴＶアニメ版『新世紀エヴァンゲリオン』に新たな設定とストーリーを加え全４部作として「リビルド」（再構築）したもので、今作は、２００７年公開の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版：序』、２００９年公開の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』、２０１２年公開の　『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Ｑ』に続き８年ぶりの公開で最終章となります。

新型コロナウイルスの感染拡大は、映画業界に大きな影響を与えており、全国の映画館では２２０サイト以上が営業を休止。公開延期となる作品も後を絶たず、これまでに１２０本を超えています。

「ＡＫＢ４８」がこのほど、「おうちから、ニッポンを元気に！！」をテーマとする「ＯＵＣ４８プロジェクト」をスタートさせています。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて東京・秋葉原のＡＫＢ４８劇場が閉館となる中、メンバーは自宅から歌やパフォーマンスなどを発信していくといいます。

プロジェクトの第１弾として、「３６５日の紙飛行機（おうちｖｅｒ．）」がグループのユーチューブ公式チャンネルで公開されました。メンバーが自主的に連絡を取り合い、それぞれ自宅で同曲を歌う姿を撮影した映像を、「ＡＫＢ４８」グループ総監督（３代目）の＜向井地美音＞（２２）が編集した動画です。

今後、メンバーが自宅でパフォーマンスをする形で行われる劇場公演など、さまざまな企画が予定されているそうで、運営会社は「（メンバーがファンと）直接会えなくても「会いに行けるアイドル」をテーマに活動を続けていく」としています。

新型コロナウイルスの影響で、今月２日に開催予定でした「ＡＫＢ４８チームＫ」のメンバーである＜峯岸みなみ＞（２７）の卒業コンサートや、グループの握手会などが延期されています。

日本国内では　１７日、新たに５５２人の新型コロナウイルス感染が確認されています。累計は９８２６人となっています。
クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客乗員（７１２人）やチャーター機による帰国者（１４人）を含めますと、感染者の合計は１万５５２人となっています。

北海道内では、「国立病院機構北海道がんセンター」（札幌市白石区）の１３人や小樽市の再陽性患者らを含め、３３人の感染が判明。１日の感染者数では最多だった２３人を上回った。また、感染者２人が亡くなっています。道内の感染者は延べ３６９人で、実人数では３６４人となっています。

千葉県では、新たに３５人の新型コロナウイルスへの感染が確認されています。千葉市は市内の病院に入院していた６０代男性の死亡を発表。県内での死者は８人となっています。

兵庫県では、新型コロナウイルスの感染者を新たに２７人確認したと発表しています。県内の感染者は４８１人となりました。西宮市内の病院に入院中の１人（年代、性別非公表）が１５日に死亡し、県内の死者数は１７人となりました。
神戸市内で集団感染が起きた「市立医療センター中央市民病院」に入院中の７０代女性患者を含む９人の感染を発表。同病院での感染者は計２３人になっています。

死者は、都道府県別の内訳は東京７人、北海道２人、埼玉、千葉、神奈川、岐阜、大阪、兵庫、福岡が各１人。１６人増え、計２２０人となりました。

米ジョンズ・ホプキンズ大学システム科学工学センター（ＣＳＳＥ）の集計によりますと、新型コロナウイルス感染症による死者が１７日、世界全体で１５万人を超えています。１６日に１４万人を上回ったばかりで、被害拡大の勢いは衰えていません。感染者は１７日に世界全体で２２０万人を超え、増え続けています。

死者は３月２０日に１万人を上回って以降、４月２日に５万人、１０日に１０万人を超え、増加のペースが急加速。１４日に１２万人を上回ってからは連日、１万人以上が亡くなっています。

死者数が３万人を超え最多の米国は一国で約２０％を占めており、欧米での被害が依然として深刻となっています。

大手ゼネコンの「鹿島」と「大林組」は１７日、緊急事態宣言の対象が全都道府県に拡大したことを受け、５月６日まで全国の建設現場で工事を止める方針だと発表しています。

「大成建設」は４月２５日～５月１０日の間、発注者の理解が得られれば工事を止める考えです。拡大前の対象地域である７都府県で工事を原則中止すると表明していた　「清水建設」　は１３都道府県に対象を広げます。広範囲に工事が止まる異例の事態で、雇用情勢の悪化などを通じて地方経済にも打撃を与えるのは必至です。

「鹿島」によりますと、全国に約７００の建設現場があり、社員や作業員ら計約４万３千人が働いています。「大林組」も全国での工事中断に向けて発注者との協議に入る模様です。

本日の＜グーグルロゴ＞は、「新型コロナウイルスの対応にあたるすべての皆様に感謝を込めて。」に変更されています。

世界中で感染が広がっている新型コロナウイルス「ＣＯＶＩＤ－１９」ですが、各国で頑張ってくれている方々がたくさんいます。

「Ｇｏｏｇｌｅ」では、４月６日（月）～１０日（金）、４月１３日（月）＝１７日（金）の２週間にかけて、１０種の様々な職業に従事する方に感謝するロゴが表示されてきました。

変更された＜グーグルロゴ＞としての≪ありがとう、シリーズ≫は、（１７０）　「公衆衛生従事者・研究者のみなさん、ありがとう。」　に始まり、（１７１）　「医療従事者のみなさん、ありがとう。」　（１７２）　「救急隊員のみなさん、ありがとう。」　（１７３）　「衛生保護・管理者のみなさん、ありがとう。」　（１７４）　「農業を支えるみなさん、ありがとう」　（１７５）　「生活を支えるお店のみなさん、ありがとう。」　（１７６）　「公共交通機関を支えるみなさん、ありがとう。」　（１７７）　「流通・輸送を支えるみなさん、ありがとう。」　（１７８）　「食を支えるみなさん、ありがとう。」　（１７９）　「教育・保育を支えるみなさん、ありがとう。」　と続いてきました。

本日の＜グーグルロゴ＞はは、これまでの感謝のロゴをまとめたものになっているようです。

新型コロナウイルスの感染拡大が最初に起こった中国湖北省武漢市の当局は１７日、同市の累計死者数が公表より１２９０人多かったと発表しています。感染拡大初期に医療機関の収容能力が不足し、「報告の遅れや漏れ、誤報があった」と認め、過少報告を訂正し、死者数を３８６９人としています。

武漢市の感染者数も３２５人増の５万３３３人に訂正しています。中国国内の感染者や死者の数をめぐっては国際社会から「過少」との疑念が絶えず、訂正を余儀なくされたとみられます。

政府の情報開示の遅れが世界中の感染拡大につながったとの批判も出る中、過少報告を認めたことで、内外の疑念がさらに高まることが予想されます。

武漢市当局は訂正発表の中で、「ある患者は入院治療を受けられず、自宅内で亡くなった」などと言及。自宅内での死者は累計に含まれていなかったことを認めています。市は３月下旬に調査チームを設置し、医療機関や葬儀場などを当たって病人や死者の再調査を行ったとしていますが、正確な数字は依然不透明感が付きまとっている感じです。

スイス・アルプスの名峰マッターホルン（４４７８メートル）の山頂に１５日、日本の国旗が映し出されました。新型コロナウイルスと戦う世界の人々と絆を強めるプロジェクトの一環で、麓の村ツェルマットの観光局は公式サイトに「日本の友人たちに、この困難を乗り切る希望と強さの印を送る」とメッセージが掲載されています。

プロジェクトは３月２４日、「ｈｏｐｅ」の文字から始まっています。これまでに「ｓｔａｙ　ｈｏｍｅ」、「Ａｌｌ　Ｏｆ　Ｕｓ」といったメッセージのほか、イタリアや米国など各国の国旗を日替わりで投影して連帯を表明し、インターネットで公開しています。