<鍋料理の食べ方>
1月
13日
寄せ鍋で、飲み放題付きの宴会パックです。
お鍋のアク(悪)をこまめに取るということで、口うるさい人を「鍋奉行」などと言いますが、おいしくお鍋をいただくにはそれなりの手順を踏むのは当然でしょう。
まずハマグリだけを入れて、蓋をする。
ハマグリの口が開いたところで、引き上げて食べる。
次に出汁の出る、鶏肉や魚だけを入れる、蓋をする。
出来上がると、引き上げて食べる。
基本的に、一度に食べきれる具材の量だけを入れ、蓋をしての繰り返しでお鍋をいただきますと、最後まで濁ることなく澄んだ出汁でお鍋が楽しめます。
ところがこの基本的な手順を知らないのか、「ちゃんこ鍋と違うぞ」と言いたくなるぐらい、なんでもかんでも具材を入れ込みますので、呆れてしまいます。
蓋をしながらの食事は手間がかかりますが、その合間に酒を飲むというのが基本で、手間をかけないとおいしく味わえないのも現実です。
澄みきった出汁で、最後のうどんなり、雑炊を味わうのが、鍋の醍醐味だと思っています。