生家から徒歩2分で、平野市場に行けました。子供の頃は「上の市場」と呼び、神戸市民の台所である東山商店街は、徒歩で20分程かかりますが、「下の市場」と呼んでいました。
祖母が「下の市場」に買い物に行く時には、よく付いて行きました。
帰りがけに「あめ湯」や「豆乳」を買ってくれるからです。
その東山商店街に、この椿油の屋台(リヤカー)が止まっています。
お父さんの商売を継がれた2代目さんですが、もう50余年の営業になります。
祖母がこのお店で、椿油の瓶詰を良く買っておりました。明治生まれの祖母としては、唯一の化粧品だったとおもいます。
圧搾機のレバーを引きますと、トボトボと薄黄色の液体が出てきます。面白がって、よく眺めていました。機械で絞れば早いのでしょうが、ツバキの状態を見て力加減を考えながらの作業は、職人技です。
おじさんの年齢も70なかば、週に2回ほどしか屋台を出しておりませんが、運よく元気なお顔が見れました。100グラム1500円、一本いかがでしょうか。
以前にはありませんでしたが、屋台の前に額入りの切り絵が、誇らしく飾ってありました。神戸市出身の切り絵作家<成田一徹>さんが、この屋台を題材にされた作品です。
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投稿日 2008-03-09 09:44
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投稿日 2008-03-09 19:01
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投稿日 2008-03-09 16:22
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投稿日 2008-03-10 08:02
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投稿日 2008-03-10 08:13
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