『この夏の星を見る』@<山元環>監督
6月
28日
直木賞受賞作家<辻村深月>の同名小説『この夏の星を見る』を映画化し、コロナ禍で複雑な思いを抱える中高生たちの青春を、東京都渋谷区、茨城県土浦市、長崎県五島市を舞台に描いた『この夏の星を見る』が、2025年7月4日より公開されます。
2020年。新型コロナウイルスの感染拡大により登校や部活動が制限されるなか、茨城県立砂浦高校の天文部に所属する2年生「溪本亜紗」の提案で、リモート会議を活用し、各地で同時に天体観測をする競技「オンラインスターキャッチコンテスト」が実施されることになります。長崎の五島列島や東京都心の生徒たちも参加してスタートしたこの活動はやがて全国へと拡がり、ある奇跡を起こします。
『交換ウソ日記』の<桜田ひより>が「溪本亜紗」役で主演を務め、亜紗の同級生役で<水沢林太郎>、長崎の学生役で<中野有紗>、<早瀬憩>、東京の学生役で<黒川想矢>、<星乃あんな>、亜紗が所属する天文部の顧問役で<岡部たかし>が共演しています。
2019年のショートフィルム『ワンナイトのあとに』や配信ドラマ『今日も浮つく、あなたは燃える』で話題を集めた<山本環>が長編商業映画初監督を務め、ドラマ『ケの日のケケケ』の<森野マッシュ>が脚本を担当。『ルックバック』の<haruka nakamura>が音楽を手がけています。