24日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、午前終値は前日比415円03銭(1.08%)高の3万8769円12銭でしたた。
イスラエルとイランによる停戦の手続きは、日本時間24日午後1時ごろに始まるとみられています。<トランプ米大統領>は「24時間」でイスラエルとイランが段階的に停戦を実行し、停戦の取り組みが終了した時点で「戦争は終わる」とも記しています。
午前の東京市場では東エレクやレーザーテク、スクリンなど値がさの半導体関連株の一角が買われています。米連邦準備理事会(FRB)の<ボウマン副議長>が、23日に早期利下げを支持する姿勢を示しています。米金利の先高観が薄れ、ハイテク株の相対的な割高感が和らいだとの見方が株買いを後押ししています。
買い一巡後は伸び悩んでいます。外国為替市場で円相場は「1ドル=145円台」と前日夕時点に比べて1円以上円高・ドル安方向に振れ、相場の重荷となりました。また、停戦合意を巡っては現時点でイスラエルとイランから公式発表はなく、積極的に上値を追う動きは限られているようです。
終値は4営業日ぶりに反発し、前日比436円47銭(1.14%)高の3万8790円56銭で終えています。