日経平均株価(5月15日)終値3万7755円51銭
5月
15日
15日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落し、前引けは前日比422円39銭(1.11%)安の3万7705円74銭でした。
日経平均株価は今週前半までの約1カ月、ほぼ一方的な上昇を続けてきたとあって、当面の利益確定を目的とした売りが優勢でした。円相場が「1ドル=146円台前半」に上昇しており、円高に歩調をあわせた海外短期筋の株価指数先物への売りも日経平均を下押ししています。
14日、米国と韓国の会談で韓国ウォン相場について協議したと報じられ、米国が日本にもドル高の是正を求めるとの思惑から、前日夕の外国為替市場で円相場は一時「1ドル=145円台後半」まで上昇でした。円相場は引き続き前日17時時点に比べて強含んでおり、輸出採算悪化への懸念からトヨタやホンダなどの自動車株が軒並み安となりました。
市場では、米中両国の追加関税の引き下げ合意もあって日本株は急ピッチで戻してきたため、買い疲れが意識されているようで、『高所恐怖症』の投資家から利益確定売りも出やすい状況でした。
終値は、前日比372円62銭(0.98%)安の3万7755円51銭でした。