『八月の声を運ぶ男』@NHK総合
4月
16日
<本木雅弘>が主演を務める戦後80年ドラマ『八月の声を運ぶ男』が、NHK総合で8月に放送されます。
長崎に暮らし、被爆者の声を集め続けたジャーナリスト<伊藤明彦>の著書『未来からの遺言 ーある被爆者体験の伝記』を原案とする本作は、原爆によってもたらされた数奇な出会いの物語です。
1972年、長崎の放送局出身のジャーナリスト「辻原保」は被爆者の声を録音し集め出しますが、当時はまだ被爆者体験が語られるべきものではないとされていたため、周囲から理解されない孤独な作業でした。ある日、「辻原保」は1人の被爆者「九野和平」と出会います。彼の語る〈声〉に心を激しく揺さぶられる「辻原」でしたが、その〈声〉は多くの謎にも満ちていました。
「辻原保」役で<本木雅弘>が出演。脚本は広島県出身で、大河ドラマ『麒麟がくる』などの<池端俊策>が担当。演出は『お別れホスピタル』の<柴田岳志>が務めています。