日経平均株価(4月15日)終値3万4267円54銭
4月
15日
15日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、午前終値は前日比302円66銭(0.89%)高の3万4285円02銭でした。米政権の関税引き上げを巡る過度な警戒が後退したことで前日の米株式相場が上昇でした。東京市場でも自動車を中心に幅広い銘柄に買いが先行しています。
14日の米株式市場ではダウ工業株30種平均かbyかなど主要3指数が上昇でした。<トランプ米大統領>は同日、「自動車メーカーの一部を支援する何らかの方法を検討している」と話し、自動車関税で救済措置を検討していることを明らかにしています。
米株式市場でフォード・モーターなど自動車株が上昇した流れを受け、東京市場でもトヨタやホンダ、マツダ、デンソーなど自動車や部品銘柄に買いが集まりました。東証の業種別騰落率ランキングで輸送用機器は値上がり率首位となりました。
買い一巡後は伸び悩む場面もありました。<赤沢亮正経済再生担当相>は16日から訪米し、<ベッセント米財務長官>と関税交渉に臨む予定です。関税引き下げ交渉に関し、米国側から円安是正を求められるとの思惑も根強く、日本株の上値を抑えています。
終値は、前日比285円18銭(0.84%)高の3万4267円54銭で終えています。