10日、米労働省が発表しました3月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比「2.4%」上昇でした。
伸び率は前月(2.8%)から大きく縮小し、2024年9月以来半年ぶりの低水準になりました。
2カ月連続の縮小で、市場予想(2.6%)も下回りました。物価の変動が大きい食品とエネルギーを除いた指数は(2.8%の上昇)となっています。
ただ、9日に発動しました相互関税を90日間停止すると発表しましたが、<トランプ政権>による関税政策が継続される場合、今後数か月の間にインフレ率が上昇する、との見方が出ています。
アメリカの連邦準備制度理事会(FRB)の<パウエル議長>は4日、<トランプ政権>が進める関税政策を踏まえ、政策金利の引き下げ時期などを見極める考えを示しています。