8日の米株式市場でダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに反発して始まりました。貿易摩擦や世界経済の悪化への警戒から前日までに大きく売りが続いたあとで、主力株に自律反発を期待した買いが入りました。
<ベッセント米財務長官>は8日朝の米CNBCの番組で、「貿易赤字が大きい国々がすぐに名乗りを上げるだろう。彼らがしっかりとした提案を持ってテーブルに着けば、いい取引ができると思う」と語りました。およそ70の国・地域が関税引き下げの交渉を持ちかけているといいます。
ダウ平均株価は、前日比320ドル01セント(0.84%)安の3万7645ドル59セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価は、前日比335.35ポイント(2.15%)安の1万5267.91で終えています。
S&P500種株価指数は、前日比79.48ポイント (1.57%)安の4982.77で終えています。