スタジオジブリの『海がきこえる』が、2025年7月4日より3週間限定で全国にてリバイバル上映されます。
本作は、『月刊アニメージュ』で連載されました<氷室冴子>の同名小説『海がきこえる』(1993年2月刊・徳間書店)を、スタジオジブリの若手スタッフが中心になって1993年に長編アニメーション化し、テレビスペシャルとして1993年5月5日に『進め!青春少年』として放映されました。
東京の大学に進学した「杜崎拓」が、地元の大学に行ったはずの「武藤里伽子」の人影を吉祥寺駅で見たことをきっかけに、高知で過ごした高校時代を思いかえします。高知や東京の街並みを背景に10代の終わりを迎える3人の男女が、ゆるやかに自分たちの過去や心と向き合うさまが描かれていきます。
監督は、『きまぐれオレンジ☆ロードあの日にかえりたい』・『ここはグリーン・ウッド』などの<望月智充>が務めています。原作の挿画を担当していた<近藤勝也>が作画監督を務めています。声優は、「杜崎拓」に<飛田展男>、「松野豊」に<関俊彦>、「武藤里伽子」に<坂本洋子>、「小浜裕実」に<荒木香恵>ほかが名を連ねています。
『海がきこえる』は、2024年3月におよそ31年ぶり2回目として都内の映画館にて期間限定で上映され、連日満席のロングランが話題になりました。このたびFilmarks主催のリバイバル上映プロジェクトにて、全国の劇場での上映が決定しています。