15日12:00、東京ドームにてMLB東京シリーズプレシーズンゲーム「阪神ーカブス」戦が行なわれ、阪神が「3-0」で勝利しています。カブスは3安打無得点で阪神に完敗でした。
カブス<鈴木誠也>外野手は「2番・指名打者」でスタメン出場し、3打数1安打1四球でした。
阪神先発の高卒3年目の<門別啓人>(20)が、1軍未勝利の左腕が鮮烈な印象を残しました。5回を15人・59球の無安打無四球の完全投球で、主力を並べたカブス打線を寄せ付けませんでした。6回以降<ネルソン>→7回<工藤泰成>→8回<石黒佑弥>→9回<岩崎優>が無失点で抑えています。
打線は、三回に先頭の<梅野隆太郎>が二塁打で出塁すると、続く<小幡竜平>がきっちりと送りバントを決めた2死後、<近本光司>は内角の厳しいボールをきれいに体を回転させて捉え、右越え適時二塁打で先制しました。
四回には<森下翔太>の右前打、二盗で得点圏に走者を進めると、オープン戦三冠王の<前川右京>が外角球を鮮やかに左翼線へ運び、貴重な追加点を奪いました。カブスはブルペンデーでめまぐるしくピッチャーが交代していく中、各打者がしっかりとした対応力を見せています。
五回には連続四球から作った好機で、<佐藤輝明>が右翼線へタイムリーを放ち3イニング連続の得点を挙げています。