ダウ平均株価(3月3日)終値4万3191ドル24セント
3月
4日
3日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は一進一退で始まりました。主力株の一角に買いが先行したものの、米政権の関税政策への警戒は株式相場の重荷となっています。米景況感の悪化を示す経済指標の発表後にダウ平均は下落に転じています。
<トランプ米大統領>が、2日のSNSの投稿で暗号資産(仮想通貨)の戦略備蓄の議論を進める考えを示したことを受け、代表的な仮想通貨であるビットコインの価格が水準を切り上げました。ダウ平均株価の構成銘柄ではありませんが、コインベース・グローバルやロビンフッド・マーケッツといった仮想通貨関連株が上昇し、投資家心理の支えとなりました。
<トランプ米政権>は、4日からカナダとメキシコに(25%)の関税を発動し、中国には2月4日に適用した(10%)の追加関税を(20%)に引き上げる追加関税を課す方針です。関税が米国の物価上昇圧力や貿易戦争につながり、経済に悪影響を与えるとの見方は根強くあります。
米サプライマネジメント協会(ISM)が、3日発表しました2月の製造業景況感指数は(50.3)と、市場予想(50.6)を下回りました。米景況感が悪化しているとの観測から、景気敏感株の一部に売りが出てダウ平均株価は、下落に転じています。
ダウ平均株価は、前週末比649ドル67セント(1.48%)安の4万3191ドル24セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価は、前週末比497.09ポイント(2.64%)安の1万8350.19で終えています。
S&P500種株価指数は、前週末比104.78ポイント (1.76%)安の5849.72で終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価は、前週末比497.09ポイント(2.64%)安の1万8350.19で終えています。
S&P500種株価指数は、前週末比104.78ポイント (1.76%)安の5849.72で終えています。