映画ファンとして、イギリス出身の映画ライターである<イアン・ネイサン>が執筆した気になる書籍『リドリー・スコットの全仕事』(3630円)です。
本書では、デビュー作品『デュエリスト/決闘者』(1977年)にはじまり、
『エイリアン』(1979年)・『ブレードランナー』(1982年)・
『テルマ&ルイーズ』(1991年)や、<高倉健>と<松田優作>が出演した
『ブラック・レイン』(1989年)など、<リドリー・スコット>が手がけてきたすべての作品の制作秘話や背景を豊富なビジュアルともに紹介しています。
様々なジャンルに関わりながら、その根底にあるテーマやモチーフには共通点があり、長きにわたり積んできたキャリアの集大成こそが『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』である理由が見えてきます。