日経平均株価(10月16日)終値3万9180円30銭
10月
16日
16日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅反落し、午前終値は前日比817円09銭(2.05%)安の3万9093円46銭でした。
前日の米株式市場でオランダの半導体製造装置ASMLホールディングが決算を受けて(16%安)と急落したのを受けて半導体関連に売りが広がりました。日経平均が3万9000円近辺まで下げる場面では押し目買いが入ったものの、買いの勢いは弱く前引けにかけては再び売りがやや強まる展開となりました。
ASMLの決算をきっかけに半導体関連に売りがかさみ、前日の米株式市場では主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が(5%)を超える下げでした。東京市場でも値がさの東エレクやレーザーテク、アドテストなどが軒並み下落して相場を押し下げています。東エレクは下落率が(10%)に達する場面もありました。
ASMLが「技術的なミス」によりフライングで1日早く発表された決算は、2024年7〜9月期の受注額が4〜6月期に比べて大幅減少して、2025年12月期の売上高見通しは下方修正となっています。「ネガティブサプライズ」と受け止められ、半導体関連の売りにつながりました。
終値は、前日比730円25銭(1・83%)安の3万9180円30銭で終えています。