『ソウルの春』@<キム・ソンス>監督
8月
17日
1970年代末に韓国民主主義の存亡を揺るがした実在の事件を基にフィクションを交えながら映画化し、韓国で2023年の観客動員数第1位となる大ヒットを記録した『ソウルの春』が、2024年8月23日より公開されます。
1979年10月26日、独裁者と言われた韓国大統領が側近に暗殺され、国中に衝撃が走りました。民主化を期待する国民の声が高まるなか、暗殺事件の合同捜査本部長に就任した「チョン・ドゥグァン保安司令官」は新たな独裁者の座を狙い、陸軍内の秘密組織「ハナ会」の将校たちを率いて同年12月12日にクーデターを決行します。
一方、高潔な軍人として知られる「首都警備司令官イ・テシン」は、部下の中に「ハナ会」のメンバーが潜む圧倒的不利な状況に置かれながらも、軍人としての信念に基づいて「チョン・ドゥグァン」の暴走を阻止するべく立ち上がります。