「1ドル=154円10銭」
7月
29日
29日早朝の東京外国為替市場で、円相場は下落しています。8時30分時点は「1ドル=154円17〜19銭」と前週末17時時点と比べて26銭の円安・ドル高でした。
前週末26日の米ダウ工業株30種平均株価が、654ドル27セント(1.64%)の大幅高でした。29日の日本株相場も上昇するとの見方が多いなか、投資家のリスク選好姿勢が回復し、円売り・ドル買いが先行しています。
26日の米株式相場は大幅に上昇し、同日の米株の変動性指数(VIX)は低下しました。投資家心理の悪化に歯止めがかかり、「低リスク通貨」とされる円の重荷となっています。29日の日経平均株価が堅調に推移するとの見方から、幅広い通貨に対して円売りが出ています。
円は対ユーロで下落しています。8時30分時点は「1ユーロ=167円33〜36銭」と、前週末17時時点と比べて36銭の円安・ユーロ高でした。ユーロは対ドルで小幅に上昇しています。8時30分時点は「1ユーロ=1.0853〜54ドル」と同0.0005ドルのユーロ高・ドル安でした。