ファルコン昆虫記(1119)<クモ>
7月
15日
樹木の間に網を張っていました全長1センチほどの小さな<クモ>を見つけました。
大体撮影に失敗してきていますので、ダメもとで撮影しましたら、何とか姿を捉えることができましたが、大きな特徴が見当たらず、種までの同定はできていません。
左側に移っているのは、捕食後の残骸のようですが、なんとなく同種の「オス」ではないかなと感じています。
<クモ>の仲間は、日本国内には57科・約1200種が知られています。種類も多く、蜘蛛は家の中や家の周囲、公園、道端、野原、山林など陸地のあらゆる場所に棲んでいます。
<クモ>は網を張って獲物を待ち構えていると思われがちですが、実際には、徘徊性の〈ハエトリグモ〉のように、半分の種は網を張らないで獲物を狩ります。
<クモ>は網を張って獲物を待ち構えていると思われがちですが、実際には、徘徊性の〈ハエトリグモ〉のように、半分の種は網を張らないで獲物を狩ります。
いずれの蜘蛛も大顎に毒腺があり、獲物に噛み付いて毒を注入することで動きを封じて補食します。 蜘蛛の毒は昆虫や小動物を死に至らしめる程度の毒性ですが、なかには人間に害を及ぼすほどの強い毒をもつ蜘蛛もいます。
また<クモ〉はその生態から、網を張る「造網性の蜘蛛」と、歩き回って獲物を捕食する「徘徊性の蜘蛛」、<ジグモ>などのように地下の巣穴で獲物を待ち伏せる「地中性の蜘蛛」に大別されます。