5日朝の東京外国為替市場の円相場は「1ドル=161円台」前半と、前日夕からほぼ横ばい圏で推移しています。海外時間では米国休場の中、持ち高調整で一時160円台に上昇する場面もみられました。161円台での推移が続く中、米雇用統計を受けて相場変動が大きくなる可能性があり、政府・日本銀行による為替介入に対する警戒もくすぶっています。
円は午前7時21分現在、対ドルで「1ドル=161円24銭」で推移(4日午後5時時点は161円28銭)4日は東京時間の「1ドル=161円69銭を安値に、海外時間に一時「1ドル=160円95銭まで上昇しています。
4日欧州時間の円相場は上昇。米国が独立記念日の祝日で休場だったことや5日の米雇用統計を控えていることを背景に、持ち高調整のドル売り・円買いが優勢となりました。