ファルコン昆虫記(1115)【モンシロチョウ】(22)
7月
5日
ひらひらと暑い日差しの中をシロチョウ科 モンシロチョウ属 の【モンシロチョウ】が飛んでいました。割とよく動きまわる蝶ですので、撮影は諦めかけたのですが、気持ちを察してくれたのか、アジサイの葉の上に休憩してくれました。
前翅の長さは3センチほど。翅は白いのですが、前翅と後翅の前縁が灰黒色で、さらに前翅の中央には灰黒色の斑点が2つあります。和名はこの斑点を紋に見立て、名付けられています。
全体的に黄味色を帯びていますのでが、春先に比べての夏の成虫の色なのか、「オス」なのかの違いだと思いますが、判断がつきません。
日本では、成虫が3月頃から10月頃まで長い期間にわたって見られ、年に4~5回ほど発生しますが、発生する時期や回数は地域によって異なります。