インドの総選挙@インド下院
6月
2日
有権者数が9億7000万人にのぼり、世界最大の選挙と言われるインド下院の総選挙の投票が、543の選挙区でことし4月19日から7回に分けて投票が行われ、6月1日に最終日を迎えました。
最終日の6月1日は、<ナレンドラ・モディ首相>(73)が立候補しているヒンドゥー教の聖地、北部ウッタルプラデシュ州のバラナシなど、57の選挙区で投票が行われました。
今回の選挙では、強いリーダーシップでインドの経済成長をけん引し、3期目を目指す<モディ首相>率いる与党〈インド人民党〉が、政権運営に必要な過半数の議席を維持できるかが焦点となっています。
最大野党〈国民会議派〉を率いる<ラフル・ガンジー>氏(53)は、「われわれは貧しい人たちのために仕事をしていく」と語り、モディ政権は都市部の富裕層を優遇し、経済格差を拡大させたと批判しました。
投票終了後、地元メディアなどが出口調査の結果を公表することになっており、開票は今月4日に一斉に行われます。