29日のニューヨーク外国為替市場で円相場は横ばいを挟んで6営業日ぶりに大幅に反発し、前週末比2円ちょうど円高・ドル安の「1ドル=156円30〜40銭」で取引を終えています。ニューヨーク市場で円相場は不安定な値動きが続き、1日の値幅が大きく、円の高値は「1ドル=155円05銭」、安値は「1ドル=156円88銭」でした。
アジアの取引時間帯に一時
「1ドル=160円台」と約34年ぶりの安値を付けた後、急速に円高・ドル安方向に進んだ流れを引き継いでいます。
日本が祝日でした29日に円相場は「1ドル=160円台前半」を付けた後、一時は「1ドル=154円台半ばまで上昇しました。財務省の<神田真人財務官>は「為替介入の有無について申し上げることはない。ノーコメントだ」と語っていますが、市場では「大規模な円買い注文が入り、日本政府・日銀が為替介入に動いた可能性がある」とみられています。