須磨海浜公園(神戸市須磨区)に建設中の新水族館「神戸須磨シーワールド」が、6月1日に開業します。12日、水族館を運営する「グランビスタホテル&リゾート」(東京都)が発表しています。併設する「神戸須磨シーワールドホテル」も同時開業します。
同水族館は神戸市立須磨海浜水族園(2023年5月に閉園)を再整備し、西日本で唯一、シャチのパフォーマンスが楽しめる施設となります。縦2・7メートル、横21メートルの大きなガラス越しにシャチを鑑賞できるレストランや、イルカと触れ合える「ドルフィンビーチ」なども整備されいるようです。
利用料金は閑散期を安く、繁忙期を高くする変動制を採用。大人は2900円~3700円、4歳から中学生までは1700円~1800円です。
「神戸須磨シーワールドホテル」は、全客室がオーシャンビューで、3月13日から宿泊予約の受け付けを開始します。間近でイルカを観察できるプールを目玉に、客室はクルーズ船をイメージした「シーワールドアクア」(1人6万6500円~)や癒やしの水槽を備えた「プレミアキングアクア」(1人4万8500円~)などが用意されています。
約14ヘクタールの須磨海浜公園では2022年1月から再整備工事が進められており、2023年9月にはカフェやバーベキュー施設などが入った「松の杜ヴィレッジ」が先行オープンしています。