午前中に神戸ご当地(1524)として、
『陳舜臣生誕100年 神戸が生んだ名探偵陶展文の事件簿』を紹介しましたが、並行して神戸市立中央図書館(神戸市中央区楠町7丁目2-1)にて、〈2024年2月1日(木)~2024年2月29日(木)〉の期間『資料展示「神戸の作家 陳舜臣を読む」~陳 舜臣生誕100年記念~』が開催されます。
<陳舜臣>は、1924年2月18日、現在の神戸市中央区に生まれ、大阪外国語学校(現・大阪大学外国語学部)印度語部卒。家業の貿易商に従事しながら執筆した『枯草の根』で1961年江戸川乱歩賞を受賞。以降『青玉獅子香炉』で直木賞、『玉嶺よふたたび』で日本推理作家協会賞、『敦煌の旅』で大佛次郎賞、『諸葛孔明』で吉川英治賞など数々の賞を受賞しています。2015年1月21日に90歳で亡くなられています。
<陳舜臣>さんは神戸で生まれ、生涯を神戸で過ごし、膨大な著作を世に送り出しました。中央図書館では、かねてより神戸ゆかりの作家の著作を収集保存していますが、このたび、そのコレクションの中から、<陳舜臣>さんの作品やその魅力を伝えるパネルを展示します。
◆展示場所・展示内容
中央図書館1階 雑誌コーナー前/特設パネル・神戸を舞台にしたミステリー小説〈『枯草の根』・『三色の家』・『異人館周辺』など〉
・神戸の思い出を綴ったエッセイ〈『道半ば』・『神戸ものがたり』など〉 ・中国歴史小説〈『十八史略』・『耶律楚材』など〉 <展示図書は、貸出可能です>
●中央図書館2階 神戸ふるさと文庫/展示ケース内・新聞や雑誌に連載された陳舜臣さんの小説を当時の記事とともに紹介します。