高さ84メートル木造ビル@東京・日本橋
1月
11日
11日、三井不動産と竹中工務店は、東京・日本橋で地上18階、高さ84メートルの木造賃貸オフィスビルの建設を開始したと発表しています。
2026年完成予定で、木造ビルでは銀座にあるヒューリックの商業ビル(地上12階、高さ60.5メートル)などを抜き、完成時点で国内最高層となります。ちなみに、東京海上ホールディングスは木造で高さ100メートルの本社ビルの計画があります。
ビルは鉄骨と組み合わせたハイブリッド構造で、延べ床面積は約2万8千平方メートル。1100立方メートル超の国内木材を使い、同規模の鉄骨ビルに比べ建築時の二酸化炭素(CO2)排出量を3割削減する効果があるといいいます。
竹中工務店が開発した3時間の耐火性能を持つ集成材も初めて実用化されます。