『ブルーを笑えるその日まで』@<武田かりん>監督
12月
8日
初監督作の短編『そして私はパンダやシマウマに色を塗るのだ。』がSKIPシティ国際Dシネマ映画祭ほか複数の映画祭で受賞やノミネートを果たした、<武田かりん>が監督を務めたオリジナル長編作品です。
周囲になじめず、いつもひとりぼっちの女子中学生「安藤絢子(アン)」は、ある日、「なんでも屋」という不思議な店で魔法の万華鏡をもらいます。翌日、学校でその万華鏡を覗くと立入禁止の扉が開き、その先の屋上で同じ万華鏡を持った生徒「佐田愛菜(アイナ)」と出会います。
1年前から別室登校をしているという「アイナ」は、「アン」と同じようにひとりぼっちで、2人はすぐに打ち解けあいます。屋上にはかつて飛び降り自殺した生徒の幽霊が出るという噂があり、「アン」は「アイナ」がその幽霊なのではないかと疑いながらも、楽しい夏休みを過ごすのでした。やがて新学期が近づき憂鬱な気持ちになる「アン」に、「アイナ」はある提案をします。
「アン」役はスターダストプロモーションの「第1回スター☆オーディション」でグランプリを受賞した<渡邉心結>(16)が演じ、「アイナ」役は「ミスセブンティーン2021」ファイナリストの<角心菜>(17)が務め、いずれも今作で映画初主演を果たしています。